ドワンゴは3月27日、サイバーエージェント子会社のAbemaTVと動画配信で協業すると発表した。 ドワンゴの動画サービス「niconico」で、インターネットテレビ局「AbemaTV」の番組を配信する。 ドワンゴの夏野剛社長は「(動画配信サービス)はYouTubeが一強」とし、AbemaTVとの“共闘”を目指す。 

AbemaTVで配信しているドラマ、バラエティ番組などのオリジナルコンテンツを「ニコニコ生放送」で4月1日から配信する。 また「ニコニコチャンネル」に「AbemaTVチャンネル」を開設し、番組のアーカイブ映像を見られるようにする。 取り組み開始当初は、「1ページの恋」など連続ドラマ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」の試合、将棋の「AbemaTV トーナメント」 などの番組を配信する予定だ。 

ドワンゴの夏野社長は「AbemaTVは広告モデル、niconicoはサブスクリプション型というように、ビジネスモデルは異なるので、 協業によるシナジーは大きい」と説明する。niconicoは、ユーザーが発信する動画コンテンツが大半を占める一方、 AbemaTVは自社でコンテンツの多くを用意している。niconicoにとって今回の協業は、オリジナルコンテンツのラインアップの強化につながる。 

サイバーエージェントの藤田晋社長は「niconicoには、AbemaTVが獲得しきれていない『PCで動画を視聴しているユーザー』も多い。 今後、niconicoでAbemaTVの番組を初めて見たというユーザーも出てくるのではないか」と期待を寄せた。 将来は、AbemaTVからniconicoに提供するコンテンツ内に広告枠を設け、AbemaTVの収益源にすることも検討していく。 

「日本国内で競争している場合ではない」 

「日本国内で競争している場合ではない」――サイバーエージェントの藤田晋社長はそう話す。 YouTubeをはじめ動画配信サービスが乱立する中、サイバーエージェントとドワンゴは、いずれも重要な局面を迎えている。 

サイバーエージェントは1月、19年9月期(18年10月~19年9月)の営業利益見通しを、従来予想の300億円から200億円に下方修正。 
昨年9月にリリースしたスマートフォンゲームの売上が思うように伸びず、コストがかさんだため、見直しを進めている。 スマホゲームの収益に支えられ、先行投資が続くAbemaTVは、新しい収益源の創出、視聴者の拡大が課題だ。 

一方、ドワンゴは、収益の屋台骨である「niconico」の有料会員(ニコニコプレミアム会員)の減少が止まらない。 ニコニコプレミアム会員数は昨年12月末時点で188万人と、9月末から6万人減った。ゲーム事業の不振なども響き、 親会社のカドカワは19年3月期の連結業績予想を下方修正。営業利益は、従来予想の80億円から19億円に下げた。 ドワンゴの夏野社長は「日本のネット業界に足りないのは連携。AbemaTVとは補完関係が築けそうだ。より多角的に提携を進めたい」としている。

 

 

10年後には、双方、どうなってるのでしょうね。

 

「稼ぎ頭」の事業に、まさかの減速懸念が…!

 

サイバーエージェントの経営をめぐっては、また別の「不安材料」が台頭してきていることはあまり指摘されていない。

 

そのひとつは、同社の経営の柱である「インターネット広告事業」の減速懸念である。

 

同社のネット広告事業の実態を仔細に見ると、7-9月期の営業利益が4-6月期と比べて5%減。前年同期比でも減益となっており、明らかに勢いに陰りが見え始めている。

 

「ネット広告市場の競争が激しくなっているうえ、世界同時株安などで世界的に景気不安も出てきている。景気後退期に入ると、真っ先に切られるのが広告宣伝費。ここからの世界経済、日本経済の動向次第では、さらに厳しい経営環境に追い込まれる事態も想定しておかなければならない」(アナリスト)

 

それだけではない。

 

じつはサイバーエージェントをめぐっては、もうひとつの儲け頭である「ゲーム事業」も失速が目に付いてきた。

 

同事業の営業利益は2期連続の営業減益で、ほんの2年前には300億円以上あった営業利益が直近では253億円まで減っている。市場が飽和する中で競争の熾烈さは増すばかりで、同社ではゲーム事業の広告宣伝コストなどがかさむようになっているのだ。

 

かつて藤田社長は、「広告とゲームが好調なので、この機会に投資する」と宣言して、アベマTVに乗り出した経緯がある。インターネット広告事業とゲーム事業の2本柱の収益をアベマTVに注ぎ込むことで新たな事業の柱に育てる方針だが、その2本柱が揺らぎ始めたいま、アベマTVの行く先にも不安が漂っているわけだ。

 

サーバーエージェントの経営はまさにいま正念場を迎えているわけだが、ここから株価浮上への新たなストーリーを描くことはできるのか。

ズバリ、的中率80%を超える『Phantom株価予報AIエンジン』(財産ネット社開発・運営、詳細はhttps://phantom-ai.com/)が弾き出したサイバーエージェントントの「株価予報」の結果は以下の通りである。

 

 

前出・藤本氏が言う

 

「サイバーエージェントの株価は、もともと株価指標面からは成長期待で割高感のある水準でした。それが決算発表を受けて大暴落しており、しばらく下値を探る展開が続きそうです」

 

もともとサイバーエージェントの株価は、ひとえに著名経営者の藤田晋社長の発信力と、積極的なビジネス展開への成長期待に株価が支えられてきた面が大きいだけに、その先行きには不安が漂う。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58189?page=3

 

 

 

PC版は12/02をもって終了となります。残念ですね。

 

理由は色々と。課金をしない者。人が少なくなった。FLASHが使えなくなった。

 

開発費が嵩む。

 

これに尽きますね。でも暇つぶしに良く使わせてもらいました。ありがとう。