捻挫とWithコロナ|生活の変化

3月末にねん挫をした。
旅先だったので一寸無理をした。
帰宅後すぐにかかりつけの医院に行ったけれど「することない」で終わり。
自分でテーピングをしたけれど、日にち薬を待つしかないようだ。
1週間後、痛みがひどくなったので、整形を受診、レントゲンを撮って異状なし、経過観察。

あれから、3か月が経過した。
正座が出来ない。むくみがひどい。
朝は、歩きにくく感じる。
初期の頃にもっとなすべきことはなかったのかと最近は受診した医院が悪かったのかとさえ思えている。

こういう事がきっかけで運動しなくなり、歩かなくなり家に籠る。
と、言う事になるのだろうか。
紐靴を履くと足の痛みはないので、しっかり動かしているけれど浮腫みは片足で1㎏くらいあるのではと内科の医師が笑う。

withコロナと言われて今後の生活形態は少しづつ変化が起きている。
リモートワークで仕事が出来るからと都会から田舎に移住する人が出てきているとか、東京一極集中からの解放の始まりになるといいけれど。
私も、コロナ後3か月過ぎる頃には明らかな違いがあった。
初めの頃は、時間が出来たのに何も手につかなかった。
胸に何か詰まったようで、むなしい日々だと感じていた。
姉の面接が出来ない事が一番胸を塞いでいたけれど、施設の方から時折のお知らせで、私がいなくても姉は元気に過ごせるのだと思えるようになった。
それでも、何時お呼び出しが来るか分からない緊張感が続いていた。
先日姉の病院受診で久しぶりに会ったら「うれしい」と笑ってくれた。
思ったより元気だったので「および出し」の緊張感もなくなった。
そして、一日中を自分の好きに使える日々が訪れた。
何時も、2~3時間ぐらいの細切れ時間しかないので、まとまった時間のかかるものにとりかかろうとは思わなかった。
その私が、ミシン仕事を開始したのだから今年の梅雨は大雨になっている。

マスク1枚とエプロン2枚を完成させた。
ミシンの使い方も分からなかったのに。
エプロンの生地は洗いざらしのリネンのテーブルクロス。
10年間くらい使ったものだから生地の風合いは申し分なかった。
そのままではただの布だけれど、エプロンにすればまた長く使えると思ったのだ。
実は、次に縫いたいものはないので、これで私のミシン生活も終了になるかもしれないけれど、ミシンのコトコトと言う音は私の精神安定になった。
時が少し緩やかに流れるように感じられる。

知人の中には体操やダンスで1週間に5日通っていたけれど、すべてが休みになって今再開された時「私、もしかしたら無理してた?」と思うようになったと話してくれた。
自粛はしんどかったけれど、無意識の中に日常の足元を見直す時間になったようだ。

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