姫路城と彦根城

私は日本の城にあまり関心がない。
その割に、お城を前にすると下を向いて、細くて急な階段をひたすら天守閣に登る。
頭の中は、来年ではもう登れないのだからと同じフレーズが渦巻いている。
結論から言うと、多分もうお城に上がることは無い。
橋とお城は遠望が一番美しいのだから。

姫路城は、日本で初の世界文化遺産に認定された。
白鷺城と呼ばれるほど優美な姿で多くの人を惹きつけている。
倉敷の帰り道に姫路城に寄ってみようと思ったのは、自然の成り行きった。
他所は見なくても姫路城は見ておかないと、そんな動機からだ。
今まで行ったお城の中では、一番きれいで意外に楽に登れた。

彦根城は「じもとりっぷ がんばろう彦根!」に参加した。
地元でありながら、このような企画がなかったら多分行く機会はなかったと思う。
彦根にゆかりの企業、平和堂スーパー、キリンビール、ブリヂストンの共同で彦根を元気にしようという企画だった。
彦根城は、国宝指定だけに保存状態がいいそうだ。

ガイドさん同行で城の内部、玄宮園、を見学して近江牛のランチ付き、至れり尽くせりの企画だった。
ランチの後は、外堀の跡地を説明を聞きながら歩いた。
外堀を埋め立てた跡地は、土塁が残っているところもあって、水平にした道路ではなく、かまぼこ型の道路になっていた。
駐車場さえ傾いている。
平衡感覚がおかしくなりそうな道路と砂利道で全体の歩行距離は私の歩数計では9kmだった。
町歩きの写真が一枚もない。ひたすらついていくのに必死だった。
体力の限界を感じた日だった。
そして、お城は彦根城で最後と悟った日でもある。

この回廊は倉敷の帰りに寄った吉備津神社にある。
書店で立ち読みした雑誌の中に、この回廊の写真があって、その美しい甍に一目惚れをした。

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