心にしみるジブリ映画の食べ物:天空の城ラピュタ「洞窟で食べる絶品メニュー」 | おもてなし英語化計画実行委員会&和流文化塾(茶道・日本舞踊教室)

おもてなし英語化計画実行委員会&和流文化塾(茶道・日本舞踊教室)

英語で日本を説明しよう!をモットー様々なトピックを英語で語るコラムを提供しています。さらに群馬県前橋市で開校中の文化教室のご案内もいたします。英語を学び、さらに日本文化も学んで「発信型日本人」を目指しましょう。

ジブリ映画は心のふるさと言っても過言ではありません。となりのトトロ、魔女の宅急便、風の谷のナウシカなどなど当時台詞を暗記してしまうのですから。

 


幼い頃に見た記憶から

大人になってまた見ると感じ方もまた異なり

新たなことを学ぶものです。

 


自分の成長を確認するように何回も見てしまうのがジブリ映画ではないでしょうか。

 


さて、このジブリの名物の一つに美味しい食べ物があります。どれもこれも素朴なのに美味しそう。心を満たす素敵な料理ばかりです。

 


今回は特に私が好きなジブリソールフードを英語で紹介しましょう。

 


お気付きですか?実はジブリ映画は英語学習にも最適です。

なぜなら日本語の台詞を覚えているから♪

英語もすっと意味が入ってきやすいのです。

 

 

今回は天空の城ラピュタより。

もうラピュタパンでおなじみですね♪

 

 

 

Pazu:

There you go.

 

 

Sheeta: 

I am glad you brought some food.

I'm starving.

 

 

Pazu:

For dessert, I've got a green apple and candy.

 

 

Sheeta: 

Really? That bag of yours must be magic.

It's always got just what we need.

 

 

Pazu:

You see?

Not bad, huh?

 

 

 

 

ではもう暗記しているくらいの

日本語を見てみましょう。

 

パズー:

はい。

 

 

シータ:

うれしい!お腹ペコペコだったの。

あと、リンゴが一個に飴玉が二つ。

 

 

シータ:

パズーのカバンて魔法のカバンみたいね。

なんでも出てくるもの。

 

 

パズー:

(ウヒ。)

 

 

 

シータ:

(うふ。)

 

 

このトーストをどんな風にカバンに入れていたのか子供の頃にすごく不思議に思っていました。

そしてなんでシータはあんなに綺麗に目玉焼きを食べられるのか。


(実際に試してもあんな風にならない)

 



そもそも卵を先に食べるなんてもったいなくてできない…

 


でもとにかく美味しそうで、

母が朝ごはんに出してくれるたびに真似っこをしたものです。

 

 

 

ところでお気付きですか?

日本語版はパズーは食べ始めると何も発していないのです。


「これどうぞ。」と言ってばくばく食べるだけ。

 

 

一方英語版は「おいしいでしょ?」と確認しています。日本語版と比較すると、(これは筆者個人の感覚ですが)まさに以心伝心なのです。

 

 


言葉で言わなくでも食べ物を分け与え、一緒に食べること。=おいしいね!という共感になるのでしょう。

 

 

一方英語では「悪くないでしょ?」と言葉を発することでお互いの「時間」=「束の間の安堵」&「美味しい体験」を共有しています。

 

 

パズーのトースト。

安心を与える幸せパンですね。

綺麗に食べる練習、再開しよう!