メンバー
石野理子(Vo)
津野米咲(Gt)
藤本ひかり(Ba)
歌川菜穂(Dr)
赤い公園について
2010年に高校の軽音楽部で組まれたバンドが前身で、そのころはベース藤本、ドラム歌川、そしてボーカルの佐藤の3人だった。そこに一学年上の津野米咲が加入、そこからオリジナルの楽曲を作るようになる。
長らくこの4人で活動するも、2017年にボーカルの佐藤が脱退し、翌年の2018年からアイドルネッサンスというグループで活動していた石野理子がボーカルとして加わり、現在の構成に。
つのまいさの作っている曲がまずいい。出てきた頃はオリジナリティが過ぎてとっつきにくい感じだったけど、どんどん聴きやすさとのバランスが取れてきた。
ボーカルはボーカル専任なので、楽器隊の構成はスリーピースバンドと同じギター、ベース、ドラムだけど、ギターがギターに専念できるので、音の幅は広い。ギターボーカルって相当難しいらしいからね。あんまり複雑なことはしにくいらしい。
名が知られてからボーカルが変わるっているのはかなり珍しいし、やっぱり大多数のリスナーにとってはボーカルがバンドの顔なので、昔からのファンは受け入れられているのだろうか。
個人的には佐藤千明の歌は癖が強くて苦手だったけど、石野の歌は余計な色がなくてすごく聴きやすくなったと思ってる。それほど聴いていなかったバンドだけど、新体制になってからは思いっきりハマった。今、最高
旧体制最後のアルバムあたりから、ベースの音も大きくして目立つようになった。音楽的なあれこれはわからないが、単純にかっこいい指数が増したように思う。リズム隊が本当に力強くなってる。
他の記事でも書いちゃったけど、旧体制の時にライブで白い衣装で統一されているのが、女の子同士のよくわからん連帯感を見せられているようで好きじゃなかったが、新体制のライブではみんな自由になっていてそれもよかった。
新譜が出るたびに最高を更新していく赤い公園はこれからも注目すべき存在だと思ってる。2020年リリースのTHE PARKは本当に最高のアルバムだった。
ここからはじめる赤い公園
消えない
案外笑顔で過ごせてる
ただ新しい日々が
ちょっと怖いような気がした
自分じゃないみたいで
出だしのギターソロからドラムが入ってくるところまでの展開が本当に好き。かっこいい。新体制になってからの最初の曲で、新生赤い公園の強さを見せつけた一曲
夜の公園
「そんな子はやめちゃえ」って
言いかけて飲み込む感のジュース
入門編として最も分かりやすいのがTHE PARKに収録されている夜の公園。のMVだと思う。歌詞の内容も物語調で、そのイメージをそのまま映像にした短編映画のような作品だ。
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