パスカル・シアカムが自己隔離で特に動揺した理由は…“兄弟に会えないってどういう意味なの?” | NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

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NBAが大好きな、しがない大学職員の書くブログ。
ラプターズのことを中心に試合情報や負傷情報、トレードや噂などのNBA記事を和訳で綴ります(でも英語は苦手!)。

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苦手な英語と戦いながらできる限りの情報をお届けします。

いつも閲覧くださりありがとうございます^^

 

 

目下、決算業務に追われる日々を送っております、デルフィです。

通常なら、今年はサスペンド前にすでにプレーオフを決めていたラプターズが、どんな風に勝ち進むのかをワクワクしながら見ている状況のはずだったのですが…世界はこんな状況ですから仕方ないですね。

ファンになってから弱い時がなかったラプターズです。そして、ファンになってからずっとラプターズを見て過ごしていた私は、この決算期に遅い時間に帰ってきてもラプターズの試合を見ることで元気をもらっていたので、なんとも辛い新年度の始まりとなってしまいました。

 

 

 

 

 

なにこのコラージュ。笑 今日はこの人のお話です。

Happy Birthday パスカル。バースデーをこんなご時世で迎えるのは可哀そうだけど、そういう年もある。

 

 

 

 

 

 

 

 

ラプターズとしても、チャンピオンの座を守るのに主力が2人抜けた後だというのに

有識者たちを驚かせるような快進撃を見せてきたのですから、そのまま戦いたかったでしょうね…

しかし、今一番戦わないといけないのは、私たちと同じくコロナウイルス。

闘い方はファイトするのではなく、できるだけ“近づかない”こと…それには自己隔離が一番なんですよね。

 

それをわかっていたとしても…その隔離というのは、人によっては非常にしんどいものだと思います。

しかし、ラプターズの選手たちは、最初に感染が判明したゴベールのいるジャズと対戦したばかりだったのでそのリスクはとても大きかったのだと思います。

だから、隔離は仕方なかったし当たり前でした…それでも、特に若いプレーヤーにとっては、大きな動揺になったようなのです。それが、躍進したオールスター選手だったとしても。

隔離されることが解った時のパスカル・シアカムの様子について、記事が上がっていたので読んでみました。

 

 

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Why Pascal Siakam was especially agitated with 14-day quarantine period

パスカル・シアカムが14日間の隔離期間で特に動揺した理由

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トロント・ラプターズのニック・ナースヘッドコーチは、オールスターのパワーフォワードであるパスカル・シアカムが14日間の自己隔離期間にかなり動揺していたことを認めている。

 

ラプターズの新しいフランチャイズプレーヤーである彼は兄弟のクリスチャンに会いたいと思ったが、ナースはトロントがルディ・ゴベールとユタ・ジャズに対してプレーしたばかりだったのでそれは不可能だと言い渡した。

 

ゴベールはNBAでCOVID-19のテストで陽性が判明した最初のプレーヤーだった。

 

猛烈なオールスターシーズンの真っ只中にいたラプターズのフォワードであるパスカル・シアカムは、その答えがお気に召さなかった。彼が特に同様したのは、14日間の隔離期間中にいかなるコンタクトもとることを禁止されたからである――ルームメイトであり、トレーニングパートナーでもあり、マネージャーでもある、付き添いの元カレッジバスケットボール選手である兄弟のクリスチャンとさえコンタクトをとれないということをナースが説明したのだった。

 

 

“パスカルはそれに苦しんでいたよ”とナースは言った。

“彼は私に言っていたよ。 ‘兄弟に会えないってどういう意味なの?僕らはすべてを一緒に行ってきたのに。’ってね。だから私は言ったんだ。‘だめだよ。君。君は今のところ離れていなければならないよ。ルディ・ゴベールとプレーしたんだからね。’と。”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラプターズは、プレーが中断される前に、イースタンで2番目に優れた記録を持っていた。シアカムはまだ26歳だ。彼は家に座っているだけの、アクティブではないことに慣れてないのだ。

 

このCOVID-19パンデミックは、劇的な形で世界に本当に影響を与えている。NBAのオーナーは、夏にシーズンを再開したいと考えているが、それはウイルスが終息し、CDCがバスケットボールを再開してもいいと言った場合にのみ可能になる。

 

シアカムは、ラプターズで平均23.6PTS、7.5REB、3.6ASTを記録していた。彼はFG45.9%、3Pでは35.9%、そしてFTでは80.0%を決めていた。

 

カワイ・レナードとダニー・グリーンの両方を失ったにも関わらず、ラプターズはシアカムの先導によってタイトル争いをするチームの1つであった。

 

 

原文:Clutch Points 2020.4.2(現地)

Why Pascal Siakam was especially agitated with 14-day quarantine period

 

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バースデーということで、シアカムはNBA公式からも取り上げられていました。

改めてみると、本当にシンデレラストーリーですね。すごく飛躍的に成長してきたことが解ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ…プレーヤーとして成熟してきたって言っても、26歳ですからね。しかも健康な。

じっと家の中にいるのも辛いことでしょう。特に彼らはアスリートだし。

私のような中年ババァだって一日中家にいる日が毎日続いて、その間大事なパートナーと全く一緒にいられないとしたら恐らく病んでくると思います。

パスカルは慣れているとはいえやっぱり海外組ですし、心底信頼を置いてきてずっと一緒にいた兄弟と一緒にいられないということがそれほど気持ちの動揺を呼んだのか、察しの付くところですよね

 

 

でも、そういう大事な人だからこそ、離れて安全を保つのが必要不可欠となる、この矛盾した状況。

それこそがこのウイルスの特に恐ろしいところだと思うんですよね。

それが日本人には爆発的に広がっていない理由かもしれないですが…割と1人でいることに強い人種なので。

それでも、幸いラプターズの選手は1人も陽性にならず、2週間の隔離生活も終えて

動揺していたパスカルも無事に家族のもとへ戻ることができたのではないかと思います。

こういう非常事態だからこそ、正しい道が何かをしっかりと認識するのが大事ですよね。

彼は自分に課された責任が何なのかをきっと理解したと思うし、精神的にもまた1つ大きくなったのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

あつかましくて申し訳ありません。

最近疲れ気味な私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

↓気が向いたらピコってしてやってください。