ラプターズ:プレーオフのロスタを考える…コア7に加わるNo.8、No.9オプションは誰が勝取る? | NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

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ラプターズのことを中心に試合情報や負傷情報、トレードや噂などのNBA記事を和訳で綴ります(でも英語は苦手!)。

毎日が24時間で足りない日々ですが、
苦手な英語と戦いながらできる限りの情報をお届けします。

いつも閲覧くださりありがとうございます^^

 

 

今日のラプターズ、シクサーズに負けるかな…って思いましたけど、最後の最後にサードロスタが元気な姿を見せてくれましたよね。

今日は、OGアヌノビーとサージ・イバカ(両者ともに膝の軽い負傷)が欠場で、かつニック・ナースが指揮をせずにエイドリアン・グリフィンコーチが代わりに指揮をとりました。

ナースがいなかったのは特に事情があったわけではなく、これも人種差別問題への取り組みの一環として行われたことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NBAには30人のHCがいます。しかし、その中でブラックは8名。

エグゼクティブともなると、さらに人数は限られてきます。そして、一時は14人いたHCは年々減少を続けているといいます。

だから、もっとブラックの指導者というのを増やすため…それが普通であるようにするためにも、ナースやウジリはグリフィンに指導者的な経験をしてもらって、近い将来には彼をどこかのチームのHCとして送り出そうとしているんですよね。それが社会のためになるとも思っている。

本当なら、HCの右腕ともいえるACですから、手放したくない気持ちも大きいと思いますが、それ以上に彼らは使命感を感じています。人種差別への強いメッセージ。そんなラプターズはやはり素敵だと思います。

 

試合中、画面が変わってナースがインタビューを受けていました。

 

”彼がチームを去ることになったら、それは悲しいことだよ。でも、こうやって全国放送の中で彼が指導する姿が放送されるのは素晴らしいことだ。彼はきっとすぐにHCになる機会を得るだろうね。”

 

 

 

そして、この試合で彼が指揮をすることは、事前に承認されていたことですが、記事ではこんな風に書かれていました。

 

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グリフィンをゲームのヘッドコーチスポットに移動することは、ラプターズプレジデントのマサイ・ウジリとゼネラルマネージャーのボビー・ウェブスターによって事前に承認されていた。“すばらしいことだ。”–ウジリはテキストメッセージでそう言ったという。

 

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ウジリもウェブスターもナースも…このバブルの場を存分に利用しています。

そして、本当に人種差別のことに対して真剣に取り組んでいます。チームのことも大事だけど、同様にそういう社会問題への思いがとても強い。だからラプターズというチームは素晴らしいんです。

 

 

 

 

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さて、そんなグリフィンがHCを務めた試合でも、たくさんのベンチメンバー、サブメンバーがプレーしました。

普段は本当に出場機会がほとんどないスタンリー・ジョンソンやドワン・エルナンゴメス、マルコム・ミラーに至るまで…彼らはフレッシュな感じに戦い、ショットを決めたらチームメイトとともに盛大に喜び、

そして、今自分にできるのがどういうことなのかを示していたと思います。

ここ2試合はそんな状態が続いています。たぶん、次の試合もそうなるでしょう。

スターターの身体を癒しながら、調整的に試合に出して、そのほかをベンチメンバーに任せる。

今のこの取り組みが、今後のプレーオフでどれだけ選手を有効に使うことができるかということにつながるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラプターズには”コア7”と言われる、通常30分以上プレーする選手がいます。

30分×7人=210分、48分×5人=240分ですから…残りの30分をのこりのベンチメンバーが争うことになりますね。

ラウリーやバンブリは35~40分近くプレーするので…その時間数はさらに短いものになるでしょう。

しかし、その短い時間に一体どれだけの価値を示すことができるのかっていうところがリザーブの重要な役割。

スターターが下がっている間に、どれだけクオリティを落とさずに維持できるのか…それは残りの2-3人にかかっていると思うのですが…

 

現在のところ、ラプターズがプレーオフのロスタに追加できるのは誰なのか?

記事を読んでみたいと覆います。

 

 

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Raptors have options for eighth, ninth spots of playoff rotation

ラプターズはプレーオフローテーションの8番目、9番目のオプションを持っている

 

 

こーゆーの!!ここで1本来たらスゲーいやだって相手が思う場面でひょうひょうと決めてくるところよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミルウォーキー・バックスとの月曜日の114-106での トロント・ラプターズの勝利は、通常夏に行われるNBAゲームと同じくらいの意味があったが、リザーブのクリス・ブーシェとマット・トーマス、そしてそれほどではなかったかもしれないが、テレンス・デイビス IIとロンディ・ホリス-ジェファーソンは、トロントの残りのシードゲームでまだ正当な価値をもたらすことができるかもしれない。

 

ヘッドコーチであるニック・ナースは、ラプターズは7人の選手で構成されるコアグループをもってプレーオフへ向かっていく――カイル・ラウリー、フレッド・バンブリート、OG アヌノビー、マルク・ガソル、サージ・イバカ、ノーマン・パウエルーー彼らに対して多くの出場時間をずっと維持していく。そのうえで、ナースはローテーションを引き伸ばして、1人または2人のプレーヤーをそこに追加して、ゲームごとにフロアに上がる選手を合計8人または9人にしていくだろう。

 

そして、ラプターズのローテーションのこれらの8番目または9番目のスポットには、ブーシェ、トーマス、デイビス、ホリス-ジェファーソンなどから見られたパフォーマンスが大きなウエイトを占めている。

 

おそらく、このカルテットの組み合わせは、プレーオフ中のラプターズのローテーションのバックエンドを埋めるために使用され、各プレーヤーは異なる長所と短所をもたらすだろう。それぞれの詳細を以下に示すことにする。

 

 

クリス・ブーシェ

 

ブーシェの長さとスキルのコンビネーションは彼をナースにとって一気に魅力的なプレーヤーにする。27歳のカナダ人プレーヤーである彼が2つの良いプレーをつなぐことができた月曜日の25PTS、12REBの爆発によって証明されるように、自分自身に気分を入れ始めると、彼の生まれつきの才能は確かに本当に尊敬にあたいする。

 

ラプターズには、ガソルとイバカで連続パンチする以外のビッグマンのやり方には多くの選択肢がないため、ブーシェは、これら2人がファウルトラブルで抜けた場合に依存するもう1つのオプションとして、ナースにとって素晴らしい選択肢になる可能性がある。

 

さらに、ブーシェはラプターズの他のプレーヤーができない一種の弱いサイドリムガードを提供でき、ボールを床に置き、時折スリーポインターを自分のサイズで打てるようにする多目的なスキルセットは、トロントのオフェンスのスペーシングを犠牲にする必要がないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

彼は多彩よ。ブロックも多いし。マルクとサージの間って感じだけど、いかんせんちょっと細いかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブーシェを使用することの欠点は、彼のスキルの多くがすでにガソルやイバカのような選手でもカバーされていることだ。そして、彼は中断の過程で筋肉を追加するために一生懸命努力したが、ボードを争うときはまだボックスアウトされる可能性が高いのだ。

 

ただし、全体として、ブーシェはラプターズがフロアに置きたいスイスアーミーナイフの型に適合し、それをすべてサポートする本物のスキルを持っているため、特定の夜に提供できるものをテストするだけでも魅力的なオプションになるだろう。

 

 

 

テレンス・デイビスII

 

デイビスはこれまでのところ、バブルの中でラフな時間を過ごしたが、月曜日に、彼は自分を正す兆しを見せ、5/8のシューティングで10PTSを示した。

 

しかし、彼はゲームからファウルアウトし、それはデイビスの問題の1つである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多くの新人のように、デイビスは時々ディフェンスに少し熱心になりすぎ、トラブルに巻き込まれることがあるのだ。また、再始動前に非常に良好な39.6%の記録で3Pを決めた後、バブル内においては3Pレンジから33.3%しか決められていないという事実も懸念されている。

 

ナースはよくホットハンドに乗りたいと話していたが、残念ながらデイビスは今のところ、ローテーションの後ろにあるセミレギュラープレーオフの出場時間で確実に信頼できるほどボールを撃っていないのだ。

※ホットハンド:一見ランダムな事象で成功を経験した者が、その後においてもさらに成功する可能性が高いと信じてしまうという誤った考え

 

そうは言っても、デイビスが早急に彼のゲームを好転させることができないということでもない。ルーキーとして、23歳の彼はパフォーマンスの悪さから立ち直る印象的な能力を示していた。そしてプレーオフがすぐ近くにあるという理由だけで彼を今疑うべきではない。

 

デイビスは合法的な3アンドDの可能性を持っている。これは、今日のゲームで非常に価値のあるものだ。したがって、彼は、プレーオフの早い段階で自分を証明するために少なくともショットを与えられると期待されるプレーヤーである可能性がある。

 

 

 

ロンディ・ホリス-ジェファーソン

 

奇妙に思えるかもしれないが、このリストにある名前の中から、残りのローテーションスポットの1つを取得する可能性が最も高いのはホリス-ジェファーソンだろう。

 

 

 

 

 

 

 

家族へメッセージを送るロンディ。やはり熱い男!

 

 

 

 

 

 

 

 

シーズンでは、ラプターズのコアセブンとパトリック・マカウだけが、ホリス-ジェファーソンよりもゲームあたりの出場時間が多く、その理論的根拠は、これまでナースの記者会見を聞いたことのある人には明らかであろう。

 

彼は、オフェンス的な面ではそれほど滑らかできれいではないように見えるが、彼はディフェンシブエンドにそれをもたらし、フロアにいる間、いつでも全力で取り組んでいる。ナースは、特にリザーブプレーヤーとして、非常に高く評価しているのだ。

 

最終的に、ベンチからの出場選手の3番手と4番手のセレクションからナースが探しているのは、競争をリードし、少なくともリードを維持するか、マイナススパイラルを制御不能にしない選手である。

 

したがって、ホリス-ジェファーソンは、実際には彼のゲームの一部ではない3Pシューティングによってトロントのフロアスペースを台無しにするものの、パスカル・シアカムやOGアヌノビーのようなプレーヤーがベンチに下がっている間において、オフェンスリバウンドをクラッシュさせて彼が提供するハードな鼻っ柱の強いディフェンスは、ナースがまさに求めているものなのだ。

 

 

 

マット・トーマス

 

月曜日にトーマスは火がつき、オフシーズンにラプターズがバレンシアから彼にサインした理由を示し、3Pレンジからの4/8のマークを含め、9/17のシューティングでキャリアハイとなる22PTSを獲得した。

 

トーマスがもたらしたことは秘密ではない。彼は、今シーズンの3Pルックにおいて47.3%を決め、65.1の真のシューティングを誇る注目すべきシューターなのだ。

 

そして、もしそれが何を意味するのかわからない場合、トーマスが十分な資格のある時間をプレーしたならば、彼は真のシューティングのパーセンテージでリーグ全体で7位になるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

先日の試合でのトーマスのインタビュー。最後の方にはパスカルが現れて驚かします。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

言い換えれば、彼はボールで恐怖を与えることができ、それは彼が一貫したフロアタイムを見るのを妨げる彼のゲームの他の側面にすぎない――少なくともそれは私たちが考えたことだ。

 

月曜日の試合はトーマスに関して目を見張るものであることが証明され、彼が激しく火を噴く機会が与えられた場合だけでなく、彼のゲームには3Pをシューティングする能力以上の多くがあることを示した。

 

トーマスは、彼が3Pのラインから外れるとき、彼が本当に良いミッドレンジゲームを持っていることを証明した。フロアにボールを置く能力と、喜んでパサーの役割をする。これは、クリス・ミドルトンというオールスターと対戦したときの強力なディフェンスに加えて、おそらくトーマスをもう少し見てみることをナースに考えさせる必要があるだろう。

 

彼のシューティング能力は対戦相手のディフェンダーにとって磁石のようなものなので、突然他のプレーヤーのためにより多くのスペースを開くことができる。ラウリー、バンブリート、イバカが全員休んでいるとき、インリズムのトーマスとフロアで3Pを撃つトーマスのコンビネーションがどのように見えるかはわからなかったが、結果がオフェンス面で破壊的なものになる可能性があることは想像できる。

 

トーマスがプレーオフでより多くの機会を見るかどうかは明らかではないが、外から見ると、彼はラプターズに関与する有利な面が無視できないほど高いように見えるので、彼自身を証明するより多くの機会を与えられるべきプレーヤーのように思われる。

 

 

原文:Sportsnet Canada 2020.8.12

Raptors have options for eighth, ninth spots of playoff rotation

 

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私なら…やっぱりロンディとトーマスかなぁ…

 

 

エンビはラウリーとわりと仲良しですよ。ラウリーがフィラデルフィア出身なんでね。

この写真、なんかいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

トーマスには気にせずガンガン3Pを打ってほしい。ピンポイントにちょっとだけ出てきても、流れを変えるシューティングを彼は持っているし、フロアを確実に広げることができる。

彼自身、シューティングだけでは生き残れないことがわかっていて、ディフェンスとかパスに懸命に取り組んできたことも知っているんで、是非…

結局のところ、ここで使われるかどうかというのは、どれだけその選手が特徴的な、固有のスキルを持っているか?どれだけ試合に違いを与えられるのか?ってことなんですよね。デイビスはラウリーやバンブリでカバーできるし、ブーシェもガソルやイバカのほうがずっと上です。でも、トーマスのシューティング能力は代えがたいし、ロンディの頑張りと闘志あふれるディフェンスは代えがたいものがある。

 

テレンス・デイビスは良いもの持っているんですけどね、やっぱりちょっと不用意なPFが多いのかなっていう感じはします。彼もアウトサイドが強いイメージがありますが、繊細なプレーとなるとトーマスのほうが使いやすいのかなって。

でも、バンブリーデイビスートーマスーノーマンーロンディの超スモールラインナップとか、私大好きなんですけどね。過去のベンチモブのように全員いっぺんに使う時間帯を作っても面白いような…

1人だけスターターのプレーメーカーを入れてね。そうなったら

バンブリ(またはラウリー)ーデイビスートーマスーロンディーブーシェ ですね。

ちょっと賭けにはなりますが、試合の流れが悪いときとかにスパイス的に使うのはありかな、と。

なにせ、ものすごくエナジーあふれる若手集団ですよ。闘志むき出しの。

そういうのは試合の強弱をつけるという意味でも悪くないような。

 

 

 

 

 

スタンリーがショットを決めてコート上で喜び合う選手たち…いいなあ!!

 

 

 

 

 

 

 

どちらにしても、これだけ迷うほど優秀な人材がいるというのはありがたい事。

例えばバックスのアデトクンポとか、レイカーズのADやレブロンとか、クリッパーズのレナードやジョージとか…そういうスター選手はラプターズにはいない。圧倒的な存在はいない。

対抗できるのは磨き抜かれたケミストリーと選手層の厚さ!選手の多彩さ。

彼らは自分たちでそれをよく理解していて、全員の力を最大限に生かせるように考えている。

だから、ラプターズの試合はたぶん面白いんだと思う。プレーオフでもまたアッと驚かせてほしいです。

 

あ、たまにものすごく失敗することもありますけど、それもラプターズの愛らしさということで!

 

 

 

 

 

 

あつかましくて申し訳ありません。

最近疲れ気味な私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

↓気が向いたらピコってしてやってください。