9月も下旬。
インドネシアのコロナ感染者はさらに増加傾向にあります。
ジャカルタ首都特別州ではPSBB(大規模社会制限)を14日から行っており、27日に解除予定でしたが、歯止めがかかるどころか感染の勢いがますます強くなっている現状を鑑みて、州知事は10月11日まで延期することを発表しました。
※KOMPAS.comより画像引用
インドネシアの現状
9月25日時点で、インドネシアの感染者数は266845人確認されています。
また、死者数は10218人、回復者数は196196人確認されています。
ここ数日の感染者数を見てみると、
9月20日:3989人
9月21日:4176人
9月22日:4071人
9月23日:4465人
9月24日:4634人
9月25日:4823人
です。
先週をさらに上回る感染率です。
ここ最近、4000人を超える日々が続いており、25日に4823人のコロナ感染者が確認され、一日あたりでは過去最多となりました。
また、24日には東南アジアで初めて死者数が1万人を超えるという最悪の記録がでてしまいました。2番目に死者数が多いフィリピン(5127人)を大きく上回っています。
【州別】
国内上位10州の感染者数です。(2020/9/25時点)
①ジャカルタ首都特別州(ジャワ島)67902人
②東ジャワ州(ジャワ島)42391人
③中部ジャワ州(ジャワ島)21004人
④西ジャワ州(ジャワ島)20131人
⑤南スラウェシ州(スラウェシ島)14982人
⑥南カリマンタン州(カリマンタン島)10080人
⑦北スマトラ州(スマトラ島 ) 9843人
⑧バリ州(バリ島とその周辺の小島)8389人
⑨東カリマンタン州(カリマンタン島) 7851人
⑩リアウ州(スマトラ島)6315人
ジャワ島に位置する州、ジャカルタ首都特別州、東、中部、西ジャワ州の4州が上位に位置しています。
南カリマンタン州も1万人を超えました。
【県・市別】
東ジャワ州に位置する県と市の感染者の統計をみていきます。
州内上位5都市の感染者数です。(2020/9/25時点)
①スラバヤ市 14000人
②シドアルジョ県 6155人
③グレシック県 3165人
④マラン市 1760人
⑤パスルアン県 1375人
東ジャワ州の死者数は依然国内最多であり、州都のスラバヤが最多の感染者をだしています。