これを言い忘れていました。うちのブログの読者は大人なのでシャレがわかると思いますが、念のため。
視聴者さんに「動画見てくれてありがとう！」など感謝する必要はないについて
青木歌音さんがスーツ君の動画に影響を受けて、視聴者に感謝する必要性について話していました。
私は歌音さんとスーツ君、両方の視聴者なので微妙な気持ちです。別に視聴者に感謝しなくていいと言っているわけではないのですが、この話自体話題にしないほうが良かったかもしれない。
タイトルだけ見て邪推する人もいると思います。視聴者が求めているのは癒し系の歌音さんであって、煽り芸が見たいわけではないでしょう。
スーツ君の話に説得力があるのは、視聴者を教育して唯我独尊な世界観を作り上げているからです。内容だけを聞いて、その他大勢が納得するかというと難しい。
私は「ちょっと変わった人がいる」みたいなノリでスーツ君の話をしました。
ふざけた動画ばかり紹介して申し訳ないと思いましたが、何かを強く主張しているような動画はあえて避けました。新しい価値観に触れたいなら、優れた本やブログがいくらでもあります。
私が注目したのは、人並み外れた話術で無編集・長尺（10分以上）のお喋り動画を量産できる能力と、「編集が当たり前」とされている動画制作のセオリーを覆し、新しい動画スタイルを確立したことです。
一昔前のテレビのようなことをやっているのがYouTuberだと言われることもありますが、スーツ君はまったく当てはまらない。
彼を見て新世代のスターが現れたと確信しました。とても可能性のある人だと思うけれど、新しすぎて旧型の人間はついていけない部分もあります。取り扱いは慎重に。
