来たぞやったぞ池袋!!
ヲタロード、いや乙女ロードはいつもいっつも活気があるね!?
そんなことはどうでも良いんだ、方向が違うからね!?間違えるなよ私!!
相変わらず「いけふくろう」(東口)にたどり着くまでドキドキするよ、改札出たところからが戦いだよね!まずどの方向に行けば良いのか迷っちゃうよ!!
からの1階(地上)に出た時も油断ならない笑
こっち、いやこっちはシアターK△SS△Iだ……ってなりがち、そして本当にK△SS△Iに行く時は行く時で、こっちはグリーンか?ってなる不思議
それはともかく、サンマルクカフェが無くなってちょっとショックでしたが、そんなショックも吹き飛ばし!!来たぞ!!行ったぞ!シアターグリーン!!
テンション爆上げで池袋まで出かけた理由はこちらっ!!!
ENG第18回公演
「gagap」
2023年11月22日(水)〜26日(日)
シアターグリーンBIG TREE THEATER
作・演習:
竹村晋太朗(劇団壱劇屋)
出演:
氏家 蓮:花房堅悟
松木わかは:宿木メイ
高田 淳:怪人0号
栗生 みな:春夏秋冬
岸本 尚子:村田
守上 慶人:怪人10号(怪刀)
鵜飼 主水:怪人24号(怪軍)
松藤 拓也:怪人35号(怪食)
椎名 亜音:怪人43号(怪医)
シミズアスナ:怪人56号(怪談)
梅田 悠:怪人69号(怪色)
福地慎太郎:怪人77号(怪電)
末野 卓磨:怪人82号(怪僧)
芹澤 良:怪人98号(怪老)
柏木 佑太:怪人K
持田千妃来:怪人J
西分 綾香:怪人P
伊藤マサミ:白
石部 雄一:奴
GAPLE:
晨火
有賀太朗
上島純也
熊野ふみ
黒田ひとみ
佐竹正充
日置翼
藤島望
※敬称略
脳汁ブッシャァァァァァァァ!!!!
うわ!すご!やば!
はっ!?やばっ!!すごっ!!
えっ!?やっば!すっご!
と、のっけからハイテンション(安定)に失礼します
舞台が始まった瞬間からIQと語彙がマイナスになる勢いですんごい舞台でした
何を観せられたんや?
何を観たんや?
もしかして……
……夢?
と、いうように、なぁんだ夢かと冷静さはすぐに取り戻しましたよ?(戻せてない)
目が追いつかないアクションの連続に複雑な人間(怪人)関係、壱劇屋さんとENGさんのテイストが綺麗に融合されて観終わった後は心がほんわかする素敵な舞台でした
ヨリソウ重力で配られたパンフレットで発表されたキャスト様を見た時から期待値が高く、ビジュアルの発表でさらにテンションが上がり、情報公開の度にUPする期待値とわくわく感
そして初日、その全部を遥に凌駕する熱量と物語が目の前にありました
ENGさんのエンタメと壱劇屋さんのエンタメの見事なマリアージュ!
定番ののぶさんの前説からの、のぶさん退場と思ったら掃けようとするのぶさんの前に立ち塞がる怪人P
避けようとするのぶさんの前に立ち塞がってズイズイと迫る怪人P
おもむろにメガホンを持ち上げて……
おわぁぁぁぁ!!!壱劇屋さんだぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
ニコニコ動画、略してニコ動のように流れていくコメント(台詞)弾幕
プロジェクションマッピングではなく、文字を持ってGAPLEさん達が流れていく舞台上
いや、のっけから人力ギミックフル稼働
各キャスト様の役名紹介も人力です
怪人にやられていくGAPLEさんが滑り込んだり倒れたりしながら文字に切り抜かれた紙をキャスト様の頭上や横にばん!
怪人◯号用の紙を舞台上で放り投げキャッチし、滑り込み定位置にかざす、壱劇屋さんでした
OPダンス後のタイトルもGAPLEさんさんによる人力で笑
ここまで大活躍のGAPLEさんをパンフ上とかSNS上で8人しか紹介しないの事務所の縛りとかなのかな?ひどいよね?後の100人の人達もどこかで紹介して欲しいです、パンフだとページの問題とかかな?……………………え?8人で正解?……………………嘘……だろ?
ってなるぐらい縦横無尽のGAPLEさん達1人1人が分身してた……え?忍者?
あと、この紹介のしかた良いなぁと思うのはめっちゃわかりやすい!
プロジェクションだと客席によっては見え難かったり、画面に大きく写り過ぎて文字が読みにくかったりがあるのですが、きっちりとキャスト様近くに『怪人◯号 怪◯』って出るので、何号かとなんと呼ばれる怪人かがびたっと頭に入る
しかも止めで「怪人◯号、怪◯」って音声も入るのアニメのワンシーンみたいな
漫画なんかでキャラを見開きとかで紹介する感じで、文字含めて1コマ!みたいな
どの怪人もめっちゃ強そうに見える感じ好き
かっこいい演出で初日にテンション上がった笑
個人的に石部さんの横にでた「???」が好きです
『「???」石部さん「奴」』っていう並びに石部さんの強キャラ感出まくり
そんなこんなで
個人的にはこの舞台のイメージは「サKラ大戦」とかそんな感じの大正ゴシック系な世界
あのゲームの時代って蒸気技術が発達した架空の「太正時代」なんだけど、gagapもなんか、謎に発達した技術とかありそう
賢人機関的な妖しい(笑)組織もありそうなやつ笑
そんな世界に跳梁跋扈する怪人とかロマンよね……
怪人は見た目が人間と変わらないモノも多くて、逆に怪人を名乗る人間もいる感じ
◯人◯号
◯人◯号といえば「鉄人28号」やろ?からのただいま頭は「怪人24号」でいっぱいです!
物語の舞台では怪人と呼ばれる人ならざるものが暗躍し、市民は不安な日々を過ごす、そんな中で政府が立ち上げたのが怪人対策特別課して怪対屋(で、あってるかな?台本を手に入れられなくて確認出来ていないので通販届くの楽しみ!)
国都は軍出身の花房堅悟を任命、助手には宿木メイ
怪人は謎が多く、発見、存在が認められた順に番号が割り振られている感じ
なので、怪人歴が浅くとも発見されれば番号が付くし、逆に怪人古参でも見つからいと番号は付かないので、数字=活動歴ではないらしい
市民を危険に晒す存在
10年前の大震災以降増え始めた怪人の数に花房達は日々頭を悩ませる中で、怪人0号を名乗る自称怪人を確保したところからお話は始まります
怪人0号(怪人GS / 補佐男):
高田のずん様ズルすぎ案件
おちゃらけた狂言回しかと思ったら心の奥底にめっちゃドロドロした感情を持つ人間
本心を隠して花房や白、奴を観察し、怪談に情報を渡してさらなる混沌を作り出したり
でも宿木ちゃんの真っ直ぐさにきちんと向き合えるところもある大人
怪人として覚醒しちゃった花房を追いかけて追いかけてガバッと花房を抱きしめるのもうね
途中どうやっても止められない花房にガックリと膝をついて蹲る0号と、その横を駆け抜ける怪軍さん
駆け抜けた怪軍さんを目で追ってまたよろよろと駆け出すの、その先に花房がいるはずだと確信して、そして我を忘れて怪人を攻撃する花房を確実に止められる人物としてのある種の信頼感があったように思う
とにかくカッコ良い、絶望して淀んで、でも根本は真っ直ぐで捻きれ曲がりきれなかった大人
こういう役のずん様ほんまズルさしかない勢いでカッコよ……惚れる
牛丼屋で幸せに暮らして欲しい
怪人10号(怪刀):
元は刀匠で白達が作り出した怪人ベイビーちゃん
つまり……バブちゃん?(やめろやめろ)
豪快に刀を振り回す、体躯が良いのでそれに見合ったような大剣での殺陣がすごく映え!
最初ビジュアルを見た時にナRトのイRカ先生ってなったとか内緒
ヨリ重でアクションすっごいと思ったら今回もえぐかった
登場時の花房との戦いの豪快さ凄いよ、その後も怪医の傀儡としてめっちゃ戦いますが、あのサイズの刀のぶん回し殺陣は絶品でした
ご本人はお茶目で大変良きでした
怪刀の宅急便、大きなリボンのあの子が来てくれるならぜひ利用したい笑
怪人35号(怪食):
え?すご……
松藤くん、ヨリ重の時もお芝居上手いなぁと思いましたが、今回は本当に凄かっった!!!
カニバ愛の怪食
凄みとちゃらけたような言動のメリハリ、花房にそれ以上考えると「ブレるゾ?」って言った時のあの凄み
声の抑揚とか演技が兎に角!良くて凄かったです!
狂ったように笑ったかと思うとピタッと止まって、凄みのある声で話すのゾクゾクしました
ヨリ重の時は無重力の住人でしたが、今回は無重力ではないのでふわって感じではなく重さのあるアクション
怪老が刀を真横にはらった時に開脚で避けるの、あの高さまで飛べるの凄いし、人間離れした身軽さと動きがさらに怪食の不気味さを後押し
階段の上にジャンプからのその姿勢のまま後ろに飛び降りるとか、「いつでもカットイン」の説得力!!!
怪人の中でも1番の怪人だったと思う
怪色を文字通り食べちゃいたいほど愛してた感じがする、ある意味で純愛の人
奴が怪色を殺した時に我を忘れた感じで飛びかかるの、怪色を本当に好きだったのかなと
中の人が怪軍さんに懐かしさ感じちゃうもんで、アクキーをつなげてあげるべきなのか?ってなる笑
怪人43号(怪医):
オカッパに細かい三つ編みという妹とは別の意味で凄い髪型
ベルトにメスを収めてるのカッコ良くて好き
糸で傀儡にした相手を操るコトでも戦える上にめっちゃ天才外科医
怪人に怒りを覚えて攻撃しまくってた時にそのあとを追いかけて怪人達を助けて、宿木ちゃんも助けちゃう超!!有能なお医者様であり白チームの参謀
そして先生を慕って、怪人になるコトも厭わない女性
両目かっぴらいて迫って行くの好き
最後は仲良く牛丼屋で花房と働いてて、なんだかんだと幸せになって欲しい
怪人69号(怪色):
奴への純愛で怪人を名乗る人間の女性
梅ちゃん完全復活!!ガンガン戦う姿がカッコよく美しい!!!!
ぼんくら坊ちゃん3人に囲まれての登場シーン、ただひたすらに良い女、本当に良い女
からの腕をとってた男に、腕を振り払うのではなく振り上げた足で攻撃するのすげぇでした
怪食に狙われつつ、それを退けて怪人達とも対等に戦うの凄いよ……
怪医との最初の戦いでも怪人であるはずの怪医を圧倒する強さで、怪人フェスでは臆するコトなく戦いに身を投じていくのが凄い
最後、怪食と戦うの、蹴り付けた足を怪食に取られてそのまま押し倒されるの、エロくて良かったです、なんというか健全なエロ
奴をひたすら愛して、生きていく強さが凄いし、最期は満足そうな笑顔で死んでいくのがもう美しさと儚さ混在の姿で涙腺にきます
劇中で明かされた本名は四季
怪人56号(怪談):
妖怪ちゃぶ台返し(違)
可愛い
邪悪で可愛い
人間の時は講談師、事実と事実の間を推察、考察し物語を紡ぎ幻を生み出す能力を持つ彼女
キャラキャラと高い声で人を小馬鹿にしたように話すかと思えば急に低い声で凄みがでるの
物語を紡ぐためなら怪軍さんにもちょっかいかける良い性格
舌を突き出してアハ!アハ!アハハハハ!!って狂ったように笑うの本当にもう好きしかない
怪食とは違う方向にぶっ壊れて狂ってるの怪人として凄いよね
そして、彼女のおかげで怪軍さんのコトが判ったので感謝をお伝え申し上げたい
怪人77号(怪電):
電気もじゃもじゃさん、癒し……
福地さんの77号めっちゃ良かった
電気系ヲタクで春夏秋冬のファンであったが故に、頭部を損傷した後も春夏秋冬の歌を聞いたおかげで気付かぬうちに怪人化
強い本能がヲタク気質だったおかげで凶暴化もしないで生活してた
宿木ちゃんのヲタク友達であり、本当に普通の人だったのに白のおかげで電気怪人に
自分が怪人だと紹介された瞬間の驚き方が彼の人の良さを表している感じで良かった
最後は牛丼屋でほのぼのしてて、これからも人畜無害に生きていって欲しい
なんというか、普通に歳をとって大往生しそうな怪人笑
怪人82号(怪僧):
大震災の悲惨さに心を壊した僧侶から怪人化
gagapを生み出す春夏秋冬ですが、その歌声に救われたと恩の為に白についてる
長物を使った殺陣が素敵でした
末野さんの舞台を拝見したの久しぶりな気がする……
カッコ良い
今は離れられておりますがJAE(ジャパンアクションエンタープライズ)に所属されていた方
JAEと言えばみんな大好きJACが前身なので、つまりアクション良いよね……
ぶん!と振り回す槍型の錫杖がカッコ良いのと立ち方とか佇まいがお綺麗で2mぐらい身長のある怪僧に見える
弁慶みたいなイメージ
でもね、Jちゃんぶん投げた罪は重いと思うのよ笑
怪人98号(怪老):
白と春夏秋冬に感謝して2人についている老人
ふわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
芹さんの殺陣しゅてきぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!
腰の曲った老人姿で鬼強とか!仕込み杖とか!!!
怪食と戦った時の「品のない若造」がもう本当に老人なんだけど、その若造と渡り合うパワー
この時の「品はどこかに落としたぁ」って怪食も好きですが、仕込み杖をサッと抜いて構えるるのに腰はちゃんと曲った老人感を無くさないままなの本当に凄い
あれだけの立ち回りでもあくまで強い「老人」感がなくならないのが本当に凄い
怪人J:
その日人類は思い出した……
お猫様に支配される幸せを、肉球に囚われている幸福を……
可愛さしかなさすぎて、全てが尊い
にゃ〜ってもう、何その全てが可愛いで構築された生命体
そのくせ、最初の方で怪僧に「舐めるならもっと若い男舐めるわ!」とか言っちゃう声の凄み
ちー様の殺陣も大好きなのですが、まさかの武器『肉球』
ねこパンチ食らっても戦える怪僧と怪老凄いな……(尊敬)
要所要所で大活躍、あと良く飛ばされてたのは小さなぬこ様だから仕方がない、黒猫ちゃんで可愛いのに人型でうにゃうにゃしてるの、本当にもう癖に刺さります
ネコミミ最高←
怪人K:
0号と違う意味でずるいwwwwwww
やんちゃ時代のKちゃん、めっちゃ熱くて良いやつ感凄い
ビジュアルめっちゃうるさいんですが、そのうるさいビジュアルを見事に着こなしてるのほんと凄い
何がうるさいって特に胸元が←
そんなKちゃんの使う武器が難しそうでしたが重みのあるアクションが素敵でした
怪人P:
西分さんしゅき
奇抜な格好とヘアスタイルと飄々とした態度で、でも自分プロデュースの怪人に愛情を注ぐ人
怪人0号に「お上の預かりになって嬉しかった」って伝えるの0号の心の内を察していたからだろうし、花房に「花房たれ!!」っていうシーン胸がジンと熱くなりました
最後の戦いの時に逃げまくって、割り込んで来てくれた怪軍さんに思わずすがりついちゃうの可愛いし、怪軍さん対応が塩www
事務所の為にバイトに勤しむ良いプロダクション社長であり、怪人Jを作りあげた神
田村:
人間だけど強い、蹴りが綺麗のと怪軍さんと戦うシーンで、上手の階段上で踏み出そうとした怪軍さんの足の前に自分の足をがん!て、差し出して体勢崩しながらも春夏秋冬を追うのを阻止したのが凄いかっこいい動きだなと
飛び蹴りめっちゃ綺麗でスーツ姿なのがキュンです
そして割と器のでかいマネージャー笑
HUNTER×HUNTERのキルアの家の執事さん感ある強さで春夏秋冬を守っていただけに最後のあのシーンはぎゅってなるし、そこからの花房と怪軍さんのやりとりでゾワッてなる
歌姫
もうね、くりゅちゃんの演じる春夏秋冬(ひととせ)が儚い天然さんな序盤からの謎が解けてしまうと涙無くしては語れない人生……
ちなみに「ひととせ」って1年のコトなので「ひととせ」と打つと春夏秋冬って変換が普通に出てくるの日本語って綺麗だなと思う、四季がめぐる1年(ひととせ)ってなんか良いよね
そしてこの名前がすごい似合う女性が春夏秋冬だと思う
妻である「春」に白がどんな思いでこの名前を彼女に付けたのかなと思うとそれも泣ける
ただ健やかに常に笑っていて欲しい春だけじゃなくて夏も秋も冬もって感じかなと
そんな春夏秋冬、我らが歌姫くりゅちゃんのお綺麗さよ
登場した時から人気のアイドル(歌謡女優)なのに薬指に指輪があって、思わず左手?の、薬指だよね?って舞台見ながら自分の指で指輪の場所を確かめた笑
あの春夏秋冬の秘密が怪談によって暴かれた瞬間ゾクゾクした
弱々しくてちょっと天然な彼女が禍々しく見えた瞬間とそこからの声の音質の違い
倒れた村田を抱き寄せて歌い切るのもう最後の声の伸びが最高です
くりゅちゃんの歌唱力と演技力の合わせ技の威力が凄い
大震災の時に疲れた人々の心を歌で救ったヒロイン
そう思われていた彼女がgagapの根元であり、怪軍さんが国家の敵として認識する相手だったのはほんともう、脚本天才だな!?
頼りなさそうに見えて記憶がなくても母としての強さをしっかりと持っていた女性
最期は白と一緒に逝けて良かったとなる一方でもう少し奴フォローしてからに!ともなった
白と奴
春夏秋冬の夫と子供
白で「いちなし」と名乗ります
なんでこれで「いちなし」かというと百の上の「一」を取ると「白」一がないから「一無し」
小鳥が遊べるのは敵(鷹)が居ないから、小鳥遊で「たかなし」って読むのと似た感じ?
奴は「やつ」誰だろうね?奴なのよ……
親に捨てられて、親戚をたらい回しにされてそんな中で人も怪人も殺してしまえという思考になっているわけですが、白と春夏秋冬を見た時に怪人に殺された両親と同じ顔をしているコトに怒りを覚えて2人を殺すコトを決意
春夏秋冬をめぐって戦う中で2人が自分の実の両親であるコトを悟り、殺せないまま大泣きして去っていく奴
最後は白の罪も背負って自首した模様
白は愛する妻の為に全てを捨てて、奴はそこで切り捨てられた為に最後まで「愛」が分からずに泣く結果になったのが切ない
gagapになると記憶の一部が消えたりすることがあるようで、白が捨てた「一」が子供のコトだったら良いなぁとか
記憶はないけど、春夏秋冬みたいにどこかで覚えていたのなら良いなと思うのです
でな?
伊藤マサミさんの殺陣が優雅で超!素敵!!
武器が白い鞘のサーベルなのが素敵!!
サーベルには日本刀の所謂「鍔」の部分が半円に伸びて柄の部分を覆う「護拳」がついているのですが、護拳の下の部分に指をかけてくるくる回して戦うのめっちゃ厨二が滾ります
もうねマサミさんの全てがどストレートに私の中の厨二を刺激してきてやばかった
あと、階段を上り下りするのにちょっと袴を持ち上げてるのが優雅で良かった
殺陣での剣の切り返しの速さと動きの速さが人外だな!?あ、人外だわ怪人だわ!
片目を隠すように戦うの本当にもう、好きだろみんな!!!
私は大好きだぁ!だぁ……だぁ…………だぁ………………ぁ
石部さんとの戦いはほんともう全私が絶叫を上げて大歓喜
目が足りない舞台上で全てを捨ててガン見一択
石部さんの殺陣も好きなのですが、今回はもうサーベルの勝ち(え?)
終戦後、gagapを排除しようというなら、人間を排除しgagapを増やすコトで怪人こそが普通の世界を作ろうとした白と人間も怪人も同じように殺そうとした奴
春夏秋冬が奴に頭を下げて、白にも促すの「溜まった澱を流しましょう」その思いが伝わってまた始める為に奴が自首したのだと思うので、このあとどんな判決が出るにせよ奴が1歩先へと進めたのなら良いなと思うのです、お月様を綺麗だと見上げられるように
公僕(笑)コンビ
怪人をぎゅっと抱きしめて確保する、逮捕方法がなんかおかしい花房と、そんな確保の方法が
ちょっと羨ましい宿木ちゃん笑
良いコンビです
実直で真面目な花房とその行き過ぎた感じの真面目さも含めてまるっと包み込める宿木ちゃん
宿木ちゃんの真っ直ぐさが花房も0号も救ったのだと思うのですよ
大震災の時に頭部を損傷したものの鼓膜が破れていたので春夏秋冬の歌は聞いていないと思いきや、その純粋な正義感で怪人にる要素を持っていた花房
宿木ちゃんが傷ついたのを見てブチギレからの怪人としての力が本格的に覚醒
この宿木ちゃんを抱き上げるシーン、春夏秋冬の歌が流れる中で両耳を塞いでるんだよね?
頭部を損傷してるから歌で怪人になる可能性があるから、電車が止まったあと焦って耳を確かめてるのあれ、耳栓が取れて焦ってるんだと思ったんだけど……どうだろ?
宿木ちゃんも真っ直ぐさで怪人になりそうだけども笑
事件の責任を取らされる形で懲戒免職になった2人は怪人Pのところで民間で怪人対策をしていくコトに
でも舞台に出てきた怪人でいうと怪軍さんしか残ってないのでは笑
あとはみんな怪人Pのところにいるコトに、こうなると早く怪軍さんもぎゅっして欲しい
めっちゃ無表情に花房みおろしそうだけど……笑
花房の氏家くんがめっちゃにあってた
生真面目な感じと不器用な真っ直ぐさがすごく伝わって、良い男でございました
武器になる手袋をコートの内ポケットに入れてるの何回かコートから落ちてましたがw
怪人10号と戦う前にきょろきょろ探すのちょっと可愛かった
わかはさんはもうね、元気でくるくる動く表情が可愛い
花房が好きなのが全身からつたわるし、怪電を助けようと必死になったり0号の為に泣いたり
確保に行くのに「女子はいかーん!」と止めに入る乙女心笑
裏表のない真っ直ぐな気持ちがすごく伝わるから0号も彼女に思いのたけを打ち明けれたのかなぁと
怪人24号(怪軍)
ビジュアル大優勝な怪軍さん、公開された軍服姿にヲタクが瞬殺
千穐楽後にはX(旧:Twitter)で煙草姿を披露でヲタクが瞬殺、あの瞬間の私のTLの阿鼻叫喚をご覧いただだけないのが残念です笑
息してない人続出で、私もしっかりクリティカルで即死でした
もうね、10号捕縛から11、12!確保!!13、14と怪人確保カウントアップにわくわくです笑
22……23……!!24までもうすぐ〜〜〜!!!というテンションのまま、わくわく待機
からのか
カッコ良すぎかっ!!!
客席通路から現れるのカッコ良すぎて全私が尊死した
ほんともう、ありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございます……
登場シーンの全部がカッコ良いとかある?舞台上にいる間は常にかっこいいとかある!?
この興奮と嬉しみを胸にのぶさんと竹村さんに五体投地すれば良い??(真顔)
作画が優勝すぎてビジュアル発表された時からテンション盛り盛りですがそれを上回るポテンシャルで現れる怪軍さんにテンション振り切れます
殺陣!殺陣!殺陣!!ねぇぇぇぇ!!!!!!
もうね牙突なんよ……生身で牙突!壱式と四式は確実にあったYO!!!
最初の春夏秋冬襲撃時の花房の拳を顎を上げて顔を上に向けるコトで躱した体勢のまま刀振るのとかもう、最高かよ……
動きが速過ぎて人外だし駆け抜ける時の体勢を低くした走り方も好き
もう、うん、全人類よ刮目してくれ、これが鵜飼主水の殺陣だ!!
厨二心をぐわんぐわん揺さぶるだろ?厨二の好きなやつだろ?正直になれよ……
戦争に軍人として出兵、頭部に被弾したものの生き延びた結果、療養所で春夏秋冬の歌を聞いてしまいgagapへとなるわけですが、同時に周りがgagapへと変わるのも目撃
その瞬間から彼の中で春夏秋冬は国民を怪人に変える「国家の敵」となったわけですな
ドセンで怪軍さんの突撃からの撃たれて赤い紙吹雪散るのがすこぶる性壁に刺さりました
ド真ん中にぶっ刺さりました、ありがとうございます……
大変美味しゅうございました、好物です
軍帽を脱いだら額にある銃創とかそんなの、そんなの……良すぎなんよ……良すぎなんよ……
あとgagapに変わる時のびくんびくんも好きです、ぐって体が海老反るの凄い好き
花房と出会って国務を司る人間が現場に来たのは良いっていうの、gagapの根元、怪人の生まれる訳を国、国家に知らせたいけど怪人が出ていけないからの予告状
大々的に発表された怪人対策特別課が出てくれば国に伝わると踏んでの予告状からの、フェス開始の時には花房側の戦力として頼られるの凄い良いなぁと
あと、予告状めっちゃ達筆で書いてありそう「御霊を喰らう」とかカッコよすぎな厨二案件
怪軍さん1人で厨二が好きな設定が二郎系ラーメン全部乗せぐらいの山盛りさ
人間を喰らうのではなく、怪人を問答無用で殺すのでもなく、国家に仇なすと認識した怪人を敵に定めているので民間人にも自分を邪魔しない怪人にも手を出さないからね
怪人Pの仲間以外で信頼できる怪人さん
花房が怪人Pに頼んだ予告状で怪軍さんも登場
怪人をぶん殴りまくるバーサーカーモードの花房を見て追いかけていくの、あのね怪人Pもあとを追いながら花房が倒した怪人を怪医と一緒に助けているんだけど、怪軍さんも怪人を殴ろうとした花房の腕を鞘に入れたままの軍刀でいなして、かーらーの抜刀でその怪人ぶった斬るの
「貴様は私と違うだろう!」って、ここでやっと止まるの良いよね
まぁ、怪人覚醒状態の花房を止められる実力があるの怪軍さんだけだとはいえ、気にかけてるのが良い、尊い……←
怪人Pは医学で倒された相手を助けていくけど怪軍さんは手出しを止めた上で相手斬るのが、なんかもう「お父さん!!」という感想←
べそべそ泣いてる奴を前に通り過ぎながら抜いてた軍刀を納める時の静かな納刀とか、怪人ではあるけれど軍人としての矜恃を失ってないところが良い!!
中央から登場して春夏秋冬に化けている怪談をぶった斬る
この時の群衆の間から見える春夏秋冬が一旦人波に飲まれて次に怪談になって現れる演出とかアニメみたいですごく好きです
春夏秋冬が消えたので怪軍さんも……って可能性もありそうですが、ここはとりあえず国家の敵を求めて行っていただきたい
怪医さんが「私は不死身か!」ってラストで言ってたし花房も0号が死にそうにないって言ってたから、同じ理由で怪軍さんもある意味では不死身という方向で……
愛国心が原動力だから彼の場合は国が滅んだ時が朽ちる時かな?からの、それはそれでエモいとう話になる笑
ところで凄い細かい話ですが、OPの中で上の段で0号の前にぐっと身をかがめて刀を構える怪軍さんすげぇ好きなのと怪人PがJとKを連れて現れた所で2階に移動している怪軍さんがうるさそうに耳を指で塞いでるの、無表情な怪軍さんの人間味あるところで好きでした
三勢力揃い踏みシーンでの「喰らうぞ人間」「人であって人でなし」「さぁ来い怪人」とポスターの構図になるの、どこにも属さない怪軍さん入れないのはわかるけど、ちょっと寂しい……
ので、一方その頃、怪軍は甘味処であんみつを堪能していたと思うコトにします←
よしなしコト
ところで梅ちゃん演じる怪色さんの番号はあれ的なそれ的な?って気になり過ぎた
(わからない良い子は調べずそのまま清らかでいるんだぞ?お姉さん(え?)との約束だ!)
いや、怪軍さんの24に「第24師団」(大日本帝国時代の陸軍師団の1つ)が浮かびまして
他の怪人さんの番号にもなんか意味があるのかな?からのあれでそれです(いや、24の意味が本当にそこかわかんないけど)
怪電さんの77は国鉄時代に70系車両で77型っていうのが走ってたからそれかなーとか
怪「刀」で「10」とか?って考えるの楽しい
舞台上で名前がわかるのが怪色の「四季」と春夏秋冬の「春」
奴が関わる女性の2人が季節になってるの意味深だよね、奴には四季が巡って春が来て欲しい
あと、色と四季で音が同じなのも良き
壱劇屋さんの舞台のお話を初日の前説でのぶさんがお話されたの、何それめっちゃ観たいってなった素敵演出のお話
のぶさんが本当に楽しかったんだろうなって判るから、めちゃ観たくなった笑
壱劇屋さんの舞台は「猩獣」しか拝見したコトないのですが、その時から思ってた通りの凄い演出がもうね、なんだろう人力でアニメみたいなシーンって作れるんだなって
刀で壁を水平に切ったり、拳で地面割ったり、あと袖にはいったりせずに室内と外の移動を表現したり
路地を駆ける時の板の動きっと電車の車両の表現すごい好き
板が流れていくのに凄い電車のスピードが感じられるの、本当にアニメとか漫画みたいなの
それを人力で表現できるのが凄いです
「猩獣」の感想でも書いたな、って思ったらちゃんと書いてましたが、大きな劇場の舞台で観たい!けどこの運動量ででかい舞台は体力の限界のその向こう案件ですね、今回もそう結論がついた所で終わります笑