さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

デイサービスの日なのに、さっちゃんは起きてくれません

2020-09-19 23:56:52 | デイサービスや介護
金曜日は半日のデイサービスの日。
8時くらいには朝食を食べ始め、9時過ぎには迎えが来ます。

この朝はちょっと時間がかかって、8時10分ころから朝食がスタートできる状況に。
まだぐっすりと寝ているさっちゃんを起こしに行きました。
その前からカーテンは開けて寝室を明るくしていましたし、テレビを点けて音もそれなりに出していましたが、さっちゃんはぐっすり。

さっちゃんの上半身を起こし、右腕を掴んで、さっちゃんは立ち上がります。
寝巻きの上着を脱がすと、「ふわぁ~! さむ!」と、さっちゃん。
「寒いんなら早くTシャツを着るよ」と言うんですが、さっちゃんは布団に倒れ込むように上半身裸ん坊のまま寝てしまいます。
寒いと言うよりも(実際、寒くないし)、眠たそうです。
寝ているさっちゃんの右腕を掴んで、「さぁ、起きるよ」と引っ張りますが、起きようとしません。
続けて2回くらい試してみましたが、無理そうです。

起こすのは諦めて、僕は自分の朝食を摂り、燃えるゴミを捨てて来ました。
再度、さっちゃんを起こそうとしますが、起きそうにありません。


8時54分、僕はデイサービスに電話しました。
「さっちゃんが起きてくれそうにありません」と現状報告をして、対応を相談しました。
9時10分ころにスタッフさんが来ました。
本部からだいたいの状況は知らされているようでした。
さっちゃんの布団の場所まで入って、声掛けをしてもらいました。

さっちゃんは僕の言うことは聞かなくても、スタッフさんには素直に従うことが多いいんです。
僕とスタッフさんで両手を引くと、素直に立ち上がってくれました。
すぐにTシャツを着てもらいます。
そのまま、ダイニングの椅子まで手を引いて来て、座ってもらいます。
スタッフさんと相談をしました。
いったん他の方々を送ってもらって、その後もう一度迎えに来ていただくことにしました。

スタッフさんが帰って、まずはさっちゃんをトイレに連れて行きました。
しばらく待つと、おしっこが。
トイレの中でパンツを脱いでもらいます。
出て来たら、再びダイニングの椅子に座ってもらいました。
そこで新しいパンツ、ズボン下、靴下、ズボンを穿いてもらいました。
Tシャツの上から木綿の軽い上着も羽織ってもらいました。
次は洗面所で髪を梳き、輪ゴムで髪をまとめます。
さらに、ヨーグルトを食べてもらおうとしましたが、口を付けようともしません。
甘酒+牛乳はひと口しか飲んでくれません。

そろそろスタッフさんが来てくれそうな時間になりましたから、さっちゃんには靴を履いてもらい、玄関を出ました。
外の景色をゆっくりと眺めていると、誰かが階段を上って来る足音が聞こえてきます。
スタッフさんでした。
このように、ちょっと大変でしたけれど、無事さっちゃんを送り出すことが出来ました。

でも、どうしてさっちゃんはこれほどまでに眠たかったのでしょう
前の晩は夕食後すぐに9時くらいからぐっすり寝ていました。
10時間以上、11時間近く寝ているはずです。


デイサービスから戻って来てからは、まずまず平穏な様子でした。
日没直前の散歩はいつもより少し長いルートを歩きました。
1時間近く歩いたでしょうか。
夕食もそれなりに食べてくれました。
そのまま寝て、2、3度起き出して来ましたが、そのうちぐっすりと寝てしまいました。
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