さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃん、初めて山歩きをドタキャンしました!

2019-09-14 23:39:17 | 山登り
熊本から帰って来てまだ一度も山へ入っていません。
この気候にも原因があるのでしょうけれど、気持ちが乗らないのが一番の理由でしょう。
その気持ちも、さっちゃんのではなくて僕の気持ちですよね。

ここのところ関東地方は秋の気配が濃くなってきて、過ごしやすくなりました。
それもあって、今日は奥多摩へ山歩きに行く予定でした。
山行計画書を作成し、下山連絡を受けてくれる山仲間を決めて、報告します。
さっちゃんが寝てから、夜中にさっちゃんと僕のザックを準備します。
さっちゃんのザックの中身は雨具とヘッドライトとトレぺくらい。
僕はフォーストビバーク用のツエルト、バーナーやら20mロープやらも持ちます。

普段奥多摩へ行く時刻より30分以上遅い電車にしました。
僕は6時に起床、しばらくしてからさっちゃんを起こします。
いつもなら声をかけたらすぐに起きて、山の服装を着せることが出来るんです。
でも、今日はちょっと眠そうだし、面倒くさそう。

山用Tシャツを着せることは出来たのですが、寝巻のズボンを脱がそうとすると、
抵抗して、再び布団の中に戻ってしまいました。

「今日は山へ行くって言ったでしょ。起きようよ。行くよ」
そう言っても、いい反応は示しません。
さっちゃんが起き上がりそうにないので、
「じゃあ、僕一人で行ってくるよ。さっちゃんは留守番ね」
そう言っても、動く気配はありません。

「じゃあ、さっちゃんは山へは行かないのね?」そう聞くと、
「行かない」のような返事が。
「奥多摩の山へは行きたくないんだね?」重ねて聞くと、
「行きたくない」のような返事。

実際に、さっちゃんに留守番させて僕だけ山へ行っても、また先日のような騒ぎになるだけです。
とうとう僕は諦めました。

それから2時間くらいが経って、遅い出発でも少し歩けるだけでもいいかなと思い、
寝ているさっちゃんにもう一度聞きました。
でも、やっぱり答えは「行かない」。

さっちゃんは一体どうしたんでしょう?
自分が山が好きだということを忘れてしまったんでしょうか?
早めにもう一度山の計画を立てて、実行し、さっちゃんに山の楽しさを思い出させないと駄目でしょうね。
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