曖昧。 | ゆるくないべさ Vol.2

ゆるくないべさ Vol.2

「この道を行けばどうなるもの・・・」でもないんです。行けばわかるさ。ただのヨタ話。

#152

 

らー麺ふしみ

札幌市中央区南15条西18丁目3-15

 

とうとう今年も初雪が降りましたね。ちょいと気になってググってみたら「気象台の職員が目で見て確認し、その冬初めて観測した雪を「初雪」として記録しています。」ということで、「インターネットは5Gの高速通信で、おまけに、中国がすんげー速度のスパコンを最初に開発・実用化されちゃうと暗号化したはずのデーターも解析され、ビットコインもネットバンクに預けたお金もある日突然無くなってしまうんでねぇの・・・?」と怯えている時代。なんとアナログな事でしょう。

 

一方で、何でもデヂタル技術を駆使したAIが判断するみたいな世界になっちまうと、"スカイネット"あたりが暴走して人類を滅亡に導くのかもしれませんが、善なるターミネーターあたりが助けに来てくれるのを祈るという方法があります。

 

そうはいっても、コンピュターには人の感性というのか曖昧な判断という作業は未だAIには不得意な分野でもありますから、この気温・湿度・風速・・・等々の気象データを基に食べるべきものを決められるのも勺ですからラーメンです。

 


タイヤ交換→カラダが冷える→暖かい食べ物。

そこまでは演算できるのでしょうが・・・・

 

 

曖昧な、好みってのかそそられるってやつはスパコンにもわかりゃしないわけです。

 

 

作っているは、曖昧な存在の人間。提供され、食べるのはこれまた、気分がその日を支配する人間。

 

そんな、美味しいものを作ろうとするお店と美味しく食べようと対峙する関係性とまでなると、デヂタルが介入する余地は無く

 

焦がしラードの香り、モヤシの火あて、具材のクオリティ、熱々の丼から持ち上げた艶っぽい黄色いちぢれ麺。そしてこの旨塩味。(#^^#)

 

この系譜の塩味は逸品です。