小田原から、おだわらこです。
隠岐の島(島後)の
旅行記を綴ります。
今回の隠岐旅は、
夫・笑太郎の
ルーツを訪ねる旅でもあります。
隠岐・島後へ② 隠岐国総社・玉若酢神社と八百(やお)杉
隠岐・島後へ③ 夫のルーツ、都万村と高田神社
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さて、夕日を堪能して
隠岐の中心地である
西郷港に戻った私たち。
ホテルにチェックインして
夕ご飯を食べに出かけます。
がっ・・・・
この日は
斉藤和義さんと
甲本ヒロトさまの
クロマニョンズのコンサートの日。
どこもかしこも
それなりのタオルを首からかけたり
それなりのTシャツをお召しの方が
たくさんいらっしゃる・・・。
そして、ガイドブックでオススメの
お食事処は
ことごとく
『貸切』
『満員御礼』
となっています。
や、、、やばす。
地の物を食べたい。
そんなことにこだわっていると
今晩の夕ご飯ナイかもしれない。
おっとまて。
隠岐にコンビニないぞ。
本当に夕ご飯ナイかも~~!
けれども、
あまり心配ではない私。
なるようになる確信があります。
何軒か周りますが。
入口のドアを開けた瞬間
「今日はもう終わり」
とか
「すみません、満席です」
と、ことごとく断られます。
それでも、
なるようになる確信があります。
そしてこちらのお店、
メニュー板もなくて
何のお店かもよくわらなかったけど、
厨房から漂う煮物の香りが
「間違いない!」と告げていたので
引き戸を開けてみました。
「青柳」 →☆
絶対にここに入れると、
私は確信していましたが、
いきなり断られました。
「ダメですか~」
と、夫が肩を落とすと、
「何人?」って、
カウンター越しのお客さんが
聞いてくれ、
「二人です」って言うと、
「いいや、入りな」
って、
マスターが
通してくれました!
やっぱりな~。
ここでキマリ!って確信があったんよ。
そしてこのお店が
私たちが最高に求めていた
お店だったのであります!!
千葉すずちゃんやその他の有名人の
サインがいっぱい飾られていて、
テレビ新広島で
毎年取材を受けているとか。
まずはマスターの
おまかせ刺身盛り
タイの煮つけ。
目の前で大きいタイを選んでくださり、
丁寧にウロコをとって
料理してくださいました。
イカの丸焼き。
ミソを大根おろしと混ぜて食べます。
こんなの初めて!感動でした。
夫は隠岐の銘酒、
隠岐誉の生酒をいただき
私も調子に乗って梅酒をロックで。
(↑後に酔っぱらってしばらく立ち上がれなくなる、苦笑)
地元の人たちに愛される値段設定で
(実際来てるの地元の人たち)
一見の私たちも受け入れてくださり
もう、大好きです、
青柳さん!!!
カウンターにいたのは
コンサートを終えた地元の皆さん。
(甲本ヒロト様というより、
斉藤和義さんのファンだった)
夫が、ルーツをたどって
隠岐にきたと話すと、
お客さんから
「名前は?」と聞かれ、
その名前が通じるという不思議!!
マスターと地元の人、そして私たち。
和気あいあいとした雰囲気。
夫のご子孫に通じる一歩となりました。
旅でのこういう一幕が
たまらなく好きです。
地元のものをいただき、
地元のお酒をいただく。
最後はアカモクの雑炊で
胃腸を休めました。
「飲んだ後はラーメンより
アカモク雑炊だぞ」
とは、マスターの言葉。
とても素敵な隠岐の夜となりました。
ホテルに戻り、我がお供たちとご対面♡
ぐっすり眠れた翌朝は、
ザ・朝食でお腹を満たしました。
旅行中って、なぜだか
いつもよりごはんが食べられます。
地のものをいただく
というのは、
その土地の
パワーをいただくこと。
ありがたいなぁ~~~。
隠岐の2日目がスタートしました。
つづく