ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

末娘のこと

2019-06-10 | 家族

zyzixun.net

 

 

 

 

 

この夏は祖母業(あるいは母親業)が忙しくなる。六月十四日に帝王切開が予定されている次男の妻が第二子を迎え、翌月には末娘夫婦に初子となる息子が、そしてその先には長女の第二子が誕生する。三人とも男児である。末娘と長女は同じカリフォルニア住人である故、産後のお手伝いに参じるが、ドイツ在住の次男夫婦はスエーデンから妻の母親が駆けつけることになっている。娘の産後の手伝いはやはり実母の方が私の経験からしてもいい。

 

その末娘が先日三日ほど入院した。娘は高熱を出し、母子ともに鼓動が早く、容態が安定するまで入院となった。各検査の結果は良好で、抗生物質と解熱剤の両方が効果を奏し、やっと退院できた。退院したその日に夫と私は会いに行ったが、おそらく風邪だろうという診断が下され、いつも健康に溢れている娘が大分やつれていた。入院中産科医も始終胎児の様子をモニターし、まったく異常がなかったのは、本当に幸いなことだった。疲労困憊な娘は、症状があった間、満足に食事を取れずに、ただただ胎児に悪いことをした、とこぼしていたが、夫と私がきちんとした食事を用意すると、やっと食欲が出てきたようだった。

 

娘の入院した病院は、彼女の勤務する大学病院で、娘が入院したと知った同僚たちはかわるがわる娘にランチを一緒に食べたい、お見舞いに行きたい、と連絡してきたそうで、そのたび娘は感染を恐れる病院が入院中は夫以外会えないことにしたため、泣く泣く断ったそうだ。良い職場、良い同僚、そして良いボスに常に恵まれている娘である。


娘の夫は法科大学一年目を四月に終えて、先月から夏季インターンシップが始まっており、サンディエゴから列車で二時間かけて週四日オレンジカウンティの彼曰く”Big laywer"の許へ通勤している。八月からの二年で、その彼もJD(Juris Doctor degree=法務博士)となり、カリフォルニア州の弁護士資格試験を通れば、父親と兄弟と同じ弁護士となる。そんな夫を末娘が賢明に支えている様子は、親として応援・支援以外のなにものもない。二人の食料の買い出しを終えて、頑張れ、と夫と私は彼女をハグしてから、娘宅を後にして帰途に就いた。いったん親になると、ずっと親である。




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彼女(達)は私の心、私の魂。
「これまでに私に起こった最高のこと」である。
多くの笑いの源、そして少しの涙も。
彼女(達)は私(達)の娘(達)であり、
私(達)の世界である。
(息子達に対しても然り。親だもの。)

 









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