ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

孫娘のドレス

2018-10-15 | アメリカ事情

kokomorescuemission.org



私は委託販売店で孫娘の好むだろうドレスを見た。 直観的にそのドレスを孫娘が愛するだろうと分かった。けれど、その時お金に余裕がなかったので、店主にそのドレスを取っておいてくれるかどうか尋ねた。「私が、あなたのためにそのドレスを買ってもよろしいですか?」と、そこにいた客が私に尋ねた。 「ありがとうございます。けれどそのような贈り物を受け取るわけにはいきません。」と私は答えた。 すると彼女は、私を助けることがとても彼女にとって重要なのだ、と言った。彼女は三年間ホームレスだったが、見知らぬ人々の親切なしには、生き残ることさえできなかったのだ、と言った。「私はもうホームレスではなく、状況は改善しているのです。」と彼女は語った。 「本当に多くの人々が私に示してくださり、その御親切に報いることを私は、自分に約束しました。」 彼女はドレス代を支払ってくれたが、彼女が受け入れる唯一の私からの支払いは、代金の返済ではなく、心のこもったハグだった。


ーメリーランド州コロンビアのステイシー・リーコロンビアのお話から。



https://free-classifieds-usa.com/services/other-services/pay-it-forward-movement

Pay it forwardとは、ある人物から受けた親切を、また別の人物への新しい親切でつないでいくことを意味する英語。または、多数の人物が親切の輪を広げていくための運動のこと。アメリカ合衆国などで突発的に一つの場所で行われることが稀にある。ちなみに同一人物にお返しすることはペイバック(pay it back, pay back)というが、これでは二人の間で親切が途切れてしまう上、悪い意味でのお返し(復讐)の意図も含んでしまうことがある。ーWeblio辞書から。


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