ビビリで運動能力の心配なセキセイインコとの共同生活始めました!

with_chocoのblog

ご来訪頂きまして誠にありがとうございます。 当ブログは2017年のお正月(1月2日)より、新しい家族になってもらった「ちょこちゃん」の成長日記です! 性格はとてもビビリで運動能力は・・・止まり木に飛び移るときによく落ちそうになってますw

噛みつきの原因はお店で受けてたっぽいストレスだったようです。
この子の第一印象はプルプル震えていて怖がりで可哀そうに感じました。おうちに来てもらってからストレスから解放されたのか、今までのうっぷんを晴らすべく噛みつきまくっていたようですw

噛みつかなくなった転機は、うちに来てから3ヶ月目あたりで病院に診てもらいたく連れて行ったときでした。。。キャリーケージの中でおろおろ・・としていた記憶があり、診察室に入っていくときは同伴できず、ちょこちゃんはこちらを凝視したまま診察室へ・・・
診察を終え、出てきたときは「ぴろーー!!ぴろーー!!」と延々に大きな鳴き声でこちらを呼んでいました。きっとまたどこかに売られてしまうのを危惧したのでしょう。
「ああ、この子はうちの子になってくれたなぁ」と思い嬉しく思いました。

そこから嚙みつきが随分減り、本当に信頼してくれて、うちの生活に安心もしてくれたようです。
今では毎日おやつを要求され、手の上で寝てしまうほどですw
インコの一般的な寿命は超えてきた現状ですが、まだまだ長生きしてほしいですね。

02_おやつの時間!
おやつの時間♪ ぶどうが大好きなのです。

03_お昼寝たいむ!
手の上でおやすみ♪

2016年11月生まれの子ですが、毎日おやつを食べて今も元気で生きています。
ブドウとバナナとミカンが大好きです。
うちのコになって三年ほどは噛み噛みがキツかったのですが、年々穏やかになり、今では全く噛まなくなりました。
放鳥直後は甘えて手にピッタリくっついてくるようになりました。
しばらく手を堪能したあとは、おやつを食べて、その後は手の上でウトウトしている毎日です。

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うちのセキセイインコのちょこ様!は噛み癖が少々きついのです。
お店で最初に出会ったとき、指を出すと少々痛い感じがして「この子は噛み癖やばいかも?」と思っていました。家族として迎えいれたときは若干2ヶ月の若すぎる個体、現在は体も少々大きくなり、噛む力も増して相当痛くなってきました。そんなちょこ様!を如何に噛み癖を直していくか?すごく考えて対処しました。。。(現在も対策中・・・)

まずはネットでセキセイインコの噛み癖を直す!という記事を調査・・・
対処1.噛んだら顔に「フッ」っと息を吹きかける
 → 噛むと不快感があることを体で覚えさせ、噛まないようにするというもの

対処2.噛んだら指を少々押し込む
 → 基本的に対処1に同じ・・・(押し込み過ぎないように注意!)

対処3.噛んだらクチバシを親指と人差し指で軽くつまむ
 → 対処2に同じ・・・(個体が小さいので強くつまんじゃだめです!)

対処4.噛みそうになったら噛んで良いモノを目の前に差し出す
 → 人の指を噛ませないようにするもの

対処5.普段と少しケージの場所を変えて多少の精神的なストレスを与える
 → 安心感が高まると興奮状態になりやすくカジカジしやすいため、普段から多少のストレスを与え、興奮を抑えるようにする

対処6.ケージに帰ってもらい、カバーを被せて暗くし、就寝モードにする
 → 寝不足になると発情し、興奮状態になりやすいため、就寝時間はできるだけ静かで暗い場所を用意する(結構難しい・・・)

対処7.噛まれても「痛い!」と叫ばない
 → 叫ぶとインコは喜んでいると勘違いして余計に酷くなる、とのこと

対処8.しばらく相手にしない
 → 甘えすぎは興奮を生むので自重を促す・・・のか?

大体こんな感じはやりました。やりました・・・が、ちょこ様!は「ギャッ!ギャッ!」と叫びながら逆切れして噛み方が益々酷くなりました@@;
う~ん、このままじゃ、飼い主との信頼関係が崩れる・・・ふと動物病院に行ったときに言われたことを思い出しました「ネットの情報を鵜呑みにしないでください!」
・・・んなこと言われてもw(ここで記載している情報も参考程度にしておいてくださいねw)

しかたない、冷静になって原点回帰・・・そして分析しなければ!
まずはちょこ様!を分析。
 分析1.そもそも噛むことはちょこ様!にとって悪いことだと思っていない
 分析2.人間が「痛っ!」と言うと「やばい!」と思って逃げる(対処法が嫌な様子です)
 分析3.上記対処法はしょせん対処法であり、根本対策になってないw
 分析4.セキセイインコは意外とかしこい(人間の2歳程度の知能とのこと)
 分析5.分析4で言う通り人間の2歳並みに知能があり、十人十色という言葉があるようにセキセイインコにも個性があるため、一様な対処法が効くわけがない
 分析6.噛むことはコミュニケーションの一種だと思っている(っぽい)

なんかこうやってまとめていくと、ネットの情報がちょこ様!に合わないのも頷けてきたのです。
特に分析5が重要なポイント☆今までちょこ様!に噛まれたくない!という思いだけで接してきた点に反省です(-_-)

ちゃんとちょこ様!のことをわかってあげないとやっぱり無理。人間だってそうですよね。。。
行動の一つ一つには「ちょこ様!」がやりたいからやる理由があるのです。その理由は、インコとしての種の性質や本能、性格が原因のこともあります。まずは「噛む」という行為をしないようにすることは基本的に「種の性質上」とちょこ様!の「性格上」無理があると判断しました。

性格を直してしまうと人間もそうですが、ほとんど他のインコと同様になってしまう右へ倣えとなります。うちのちょこ様!は「噛む」けれどそれなりにいいところも沢山あるので「性格」に関する部分はこのままにして「噛む」ことを如何に和らげるかということに注目しました。

そして「噛む」という行為が「種の性質上」にあるならば、本能的に何に反応して噛んでいるか?を考えました。細かくちょこ様!を観察していると「噛みたくなる」時は色々あることに気づきました。そう、対処法は1つではダメなのです。チョコ様!がどんな状態か?どんな気持ちでいるか?を把握し、それに合った対処法でなければならなかったのです。うちのちょこ様!の場合は以下のような感じです。

噛みたくなるケースと状態および対処(対処法を間違えると逆ギレする可能性あり)
ケース1.反抗期
 → 対処3,5,6が有効:人間の反抗期と一緒で手の付けようがなく、大人しく反抗期を過ぎるのを待つw

ケース2.爪研ぎみたいな感覚でクチバシの調整をしたいとき
 → 対処4が有効:本能なので許してあげてくださいw

ケース3.寝不足で機嫌悪いとき
 → 対処6が有効:普通に寝かしつけましょう

ケース4.怒ったとき(嫌なことをされたとき:羽根を切られたり等)
 → 対処5,6が有効:怒りの感情をストレスで上塗り(並列思考が苦手そうなところを利用w)もしくは静かな場所で冷静になってもらいましょうw

ケース5.発情しているとき
 → 対処5,6,8が有効:興奮の感情をストレスで上塗りw大人しく寝てもらうのもよかったw

ケース6.暇なときや構ってほしい時
 → 基本的に相手してあげましょう!噛み始めてから相手をしても相手をしてくれていないと思い込んでいることが多いので、そのときは対処6がよい(インコが自分を気に入ってくれてる状態なので他はかわいそう)

ケース7.喜んでいるや楽しんでいるとき
 → 対処6以外が有効:機嫌がよい時は「噛むことはダメ」を多少理解できるようでした

しかし、ケース7の時にこそ信頼関係が生まれるので、できれば不快な思いはさせたくないですよね。うちのチョコはお手てが大好きという特性があり、基本的に手にくっついてくる子なのです。手と戯れていると次第に「嬉しさ」が「興奮」状態になるようで噛みはじめるようです@@;

まあ人間でも嬉しさが興奮状態になることってありますよね・・・インコに理性で止めろ!というのは無理なので、お手てと遊んでいて噛み方が痛くなった時点でお手てを背中の後ろに隠し、ちょこサマ!に「お手てさん、ちょこが噛んで痛いって逃げちゃったよ?噛んじゃダメでしょ」と小さな子に言う感じで30秒くらい手を出さないようにしました。

インコにとって「噛む」という行為は楽しんでいる行為の一つでもあるので、完全になくすことは無理なので、「強く噛む」と「大好きなお手てさんがいなくなる」と思わせるようにしたのです。

それを何度も繰り返していると噛み方があまり痛くなくなってきました!さらに今まで肩にしか飛んでこなかったのが、手に飛んでくるようになり、何よりケージの中にオヤツを入れるとき、ガシガシ手を噛んできていたのが、次第に噛み方が緩くなり、噛むことも少なくなってきました。

全く噛まなくなるということは無理と考え、強弱を調整させることにした結果、うまくいっているように感じます。手に直接飛んで来てくれるようにもなったので、信頼関係も以前よりも高まっているかと思います。インコをインコと思わず小さな子供に接するように、インコの気持ちを理解してあげることが信頼関係を築く第一歩と考え、これからもちょこ様!と仲良く暮らしていければいいな~と思っています。(ずっとwith Choco)

噛み方が厳しい方は「噛む」と「自分の好きなものが逃げる」と思わせるのもよいかもですね~

記録の意味でもこうやって残していますが、噛むことで悩んでいる方はご参考にされるのもよいかと思います。インコも大切な生き物なので決して無理はさせないようにしてくださいね。

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