はーとめぐりのブログに
ご訪問くださり
ありがとうございます(｡v_v｡)
時々スピリチャルな
５月１３日に『改元』と
新元号の『令和』にちなんで
夫とふたりで明日香と
チョット足を延ばして
橿原を巡りました。
『石舞台古墳』を後にして
次は
Googleマップストリートビューの
橘寺上空の龍神雲を見て
前から行きたかった
『橘寺』に向かいました。
Googleマップストリートビューより
この橘寺裏参道には
「龍神王」と彫られた
石碑が祀られていることを
帰ってから知りました。
「橘寺」は
西暦５７２年に
聖徳太子がお生まれになったところで
当時欽明天皇の別宮で橘の宮のあったこの地に
その第４皇子橘豊日命と穴穂部間人皇女を
父母とされて御誕生になったと伝えられています。
推古天皇の勅命によって
聖徳太子が創建した寺院とされており
「聖徳太子建立七大寺」の1つに数えられています。
- 四天王寺（四天皇寺）
- 法隆寺（斑鳩寺）
- 中宮寺（尼寺）
- 橘寺（聖徳太子生誕地）
- 広隆寺（蜂丘寺）
- 法起寺（池後寺、尼寺）
- 葛木寺（尼寺）
「橘寺」という名前は
垂仁天皇の命により
不老不死の果物を取りに行った
田道間守が持ち帰った
橘の実を植えたことに由来するそうで
正式には「仏頭山上宮皇院菩提寺」です。
西門前の説明板です。
発掘調査によって、伽藍（がらん、寺院の建物）は四天王寺式伽藍配置であるが、当時の寺院は、南向きのものが多い中、この寺院はめずらしく東向きで、中門・塔・金堂・講堂が一直線に東から西へ並んでいたことが確認された。中でも、塔心礎（とうしんそ）の柱穴は、心柱の三方に添木を当てる特殊な形式で法隆寺若草伽藍の心礎と似ている。
寺院の創建年代は定かではないが、聖徳太子伝暦によれば太子がこの寺で、勝鬘経（しょうまんきょう）を講ぜられたとき、瑞祥（すいしょう）があって、それによって仏堂を建立したとある。太子建立の七ヶ寺の一つと伝えられている。発掘調査で出土した瓦の文様から、7世紀前半には小規模な堂（金堂？）が建てられ、7世紀後半に大規模な整備がなされたことがわかる。
境内図です。
「西門」です。
この西門前の
駐車場に車を停めて
境内に入ると
すぐ左手には
龍の口から水が出ている
手水舎があって
身心の穢れを清めました。
本堂（太子堂）です。
ご本尊は
聖徳太子35歳の時の
勝鬘経（しょうまんぎょう）という
仏教における中期大乗仏教経典の
経文の意味・内容を講義して
その功徳をたたえたお姿とされる
聖徳太子座像（国重要文化財）
が祀られています。
内陣まで入り参拝することができます。
参拝後
授与所で御朱印を頂きました。
本堂正面には
聖徳太子の「愛馬黒駒像」です。
この馬は
甲斐国（山梨県）産まれの
黒毛の名馬で
『聖徳太子伝暦』や『扶桑略記』の中に
太子と調使麿を乗せて天高く駆け上がると
富士山を越え信濃国まで馳せ巡り
わずか3日で都に戻ったと記されています。
達磨大師の化身と伝えられ
災難厄除のお守になっています。
本堂の南横には
高さ1mほどの
「二面石」があります。
「善面」です。
「悪面」です。
北面を善、南面を悪とした
「善悪二業一心所造」を表す
と言われています。
「往生院」です。
ご本尊は阿弥陀三尊です。
聖徳太子の念仏精神を
今日に生かすために建てられ
聖徳太子の像も安置されています。
往生院の「天井画」です。
「写真AC」 クリエイター：ここあさん
この格式ある折り上げ天井には
著名なる画家の華の天井画が
206点奉納されていて
華の浄土の様相を呈しています。
見応えのある天井画なので
ぜひ一度訪れてみてください。
「観音堂」です。
御本尊は「六臂如意輪観音像（重文）」です。
ふたりで写経をしました。
写経をしている時間は
頭の中は何も考えず無心になれる
とてもいい時間を過ごせました。
「経堂」です。
御本尊は阿弥陀如来像です。
ここでは
護摩木に先祖供養をお願いしました。
「護摩堂」です。
御本尊は不動明王と大黒天です。
「親鸞聖人像」です。
親鸞聖人は法然上人に
出会うきっかけを作った
聖徳太子を崇拝していました。
境内を巡りながら
こうして日々生活していることに
あらためて感謝しながら
かなりゆっくりと過ごしたので
あっという間に時間も過ぎました。
参拝を終えた時には
すでに
16時を過ぎていましたが
急いで
「橿原神宮」に向かいました。
💨
いままでの『神社・仏閣参拝』の
ブログ記事はこちらです