はーとめぐりのブログに
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時々スピリチャルな
5月13日に『改元』と
新元号の『令和』にちなんで
夫とふたりで明日香と
チョット足を延ばして
橿原を巡りました。
すでに
16時を過ぎていましたが
『橘寺』を後にして
次は
初代天皇とされている神武天皇(じんむてんのう)と
皇后の媛蹈鞴五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと)
を祀る『橿原神宮』に向かいました。
橿原神宮は来年4月2日の
御鎮座130年の記念事業の一環として
境内にある4基の鳥居を修築しています。
初詣に参拝した時には無くて
今年の3月に新しくなった
第一鳥居に一礼して
表参道広場から西に向かって
真っすぐ延びる
大参道を進みました。
Googleストリートビューより借用
神橋手前には
数多くの神社・仏閣の
設計や保存修復に当たった
日本を代表する
建築家の伊藤忠太さんがデザインした
大きな石灯篭があります。
(橿原神宮の設計も伊藤忠太さんです)
Googleストリートビューより借用
毎年9月9日には
この石灯篭と共に
約600基の釣灯篭に灯りが灯されて
荘厳で幽玄的な社殿を映し出す
献燈祭が行われています。
神橋を渡ると
本来は最も巨大な第二鳥居があります。
(高さ約11メートル、幅約15メートル、総重量約37トン)
昨年の9月19日に解体され
今年の11月に修築を終え
新しくなる予定です。
南神門広場にある
南手水舎で身心の穢れを清めます。
ちなみに
南手水舎前の
参道両端には階段がありますが
中央部はスロープになっています。
それは
なぜでしょうか?
Googleストリートビューより借用
それは
皇族の方や天皇陛下が
参拝される時に
車両が南神門に着けれるように
するためだそうです。
南神門をくぐると
外拝殿です。
北神門側より
外拝殿から内拝殿を通して
御本殿を拝みます。
参拝者の方もまばらで
落ち着いた雰囲気の中で
拝礼させていただきました。
幣殿鬼板(へいでんおにいた)です。
この鬼板は正面に見える
千木の根本にあったもので
平成21年に取り替えられました。
縦100センチ
横190センチ
幅30センチ
表面には直径35センチの
菊の紋章が施されています。
鬼板は、鬼面がなく、
箱棟などの端に取り付ける棟飾りで
鬼瓦の代わりに取り付ける板です。
廻廊です。
内拝殿に向かう左右に廻廊があります。
大絵馬です。
絵馬は
昭和35年(1960年)に
皇太子
制作されて以来
毎年かけられるようになりました。
高さ4.5メートル
幅5.4メートルです。
参拝を終え
次は北神門をくぐり
神武天皇陵に向かいました。
北参道を進んで
北鳥居を出て
橿原神宮公苑線沿いを
北へ400mほど進むと
神武天皇御陵の入口です。
Googleストリートビューより借用
畝傍山(うねびやま)の北東の麓
橿原神宮に北接する
この御陵は
周囲は約100mの円墳で
高さ5.5mの広い植え込みがあって
幅約16mの周濠をめぐらせています。
昭和15年に
奉祝記念事業として拡張整備され
建国奉仕隊によって
カシ類を主として約7万6,000本余の
樹木が植えられました。
すごく大きな木が生い茂った
濃い緑と
白い砂利が敷かれて
真っ白な参道を進むと
広大で幻想的な神武天皇陵が現れます。
この橋の下を流れる川には
相手の死をも厭わず争うふたりの姿に
心を痛めた少女の
哀しい涙が流れているという
「桜児伝説」があります。
遥拝所です。
鳥居が三つもあり
神武天皇の厳かさを強調しています。
参拝は私達だけだったこともあり
とても静かで厳かな雰囲気で
まさに「荘厳」という言葉が
ぴったりな雰囲気で
拝礼出来たことに感謝です。
拝礼を終え
橿原神宮に戻ろうとした時に
遠くの方から雷鳴が聞こえました
なんだか怪しいなと思いながら
御陵の入口まで戻ると
やっぱり
雨がポツポツと降ってきました。
そんなに降っていなかったので
駐車場まで急いで戻ろうと思ったけど
雷鳴も聞こえていたので
取りあえず
北参道鳥居横にあった
第2橿原観光トイレの
深い軒下で雨宿りすることにしました。
すると
わずか数分で
傘なんて役に立たないほどの
ゲリラ豪雨です。
駐車場まで戻っていたら
ずぶ濡れになるところでした
しばらく待っていると
空が明るくなってきて
雨が止んできたので
駐車場へと向かいました。
雨後の第一鳥居です。
今年の3月22日に立柱祭が行われ
新しくなった第一鳥居
(高さ約10メートル、幅約14メートル)の
柱と貫の部分は
カナダのヒノキ材で
笠木・島木・額束は
昭和15年に台湾の阿里山から
切り出したヒノキ材を再度利用しています。
柱と貫の部分が黄色っぽく見えますが
黄色く塗っているわけではなく
防腐剤の発色だそうで
月日が経てば
笠木・島木・額束と
同じような色合いになるそうです
第一鳥居を撮影し
文華殿側の駐車場に
無事到着して
車に乗り込み
駐車場の料金ゲートで
清算を済ませた途端
また雨がポツポツ降ってきました。
そして
あっ!と言う間に
ワイパーも
ほとんど役には立たないほどの
ゲリラ豪雨
私達がずぶ濡れにならなかったのは
きっと神様が
車に戻るまで
雨を止ませてくれたのだという
見守られていた感じがして
すごく嬉しかったです。
今回は一日で
飛鳥坐神社~神武天皇御陵まで
巡りましたが
とても充実した
楽しい時間をすごし
清々しい気分で「家路」に向かいました。💨
いままでの『神社・仏閣参拝』の
ブログ記事はこちらです