「お前、なんか我が強い」



大学生の頃、友人にそう言われたことが未だに忘れられない。



なぜ、そう言われたのかまでは覚えていない。



しかし、そう言われたことは事実であり、その時から自分は我が強いのだと知った。



達真空手に入門してから、日々の稽古を積む中で、あの時言われた我の強さへの指摘が今でも尾を引いている。



あの時、僕は我の強さを指摘され、自分はそうなのだと知ったが、それがその後どんな風に自分に影響するのかまで考えていなかった。



達真空手で宗家から指摘されたことは必ず直すように心がけたつもりだ。



立ち方に始まり拳の握り方、突きの出し方、足の運び方、それら全てにおいての首、肩、腕、手首足首などの向きや角度と高さ……。



数えればまだまだあるがそのどれもがまだまだ宗家からの指摘を受け、自分でもまだまだ出来ていない、いや、出来ているつもりになって大体こんな感じだろう、と決めつけてしまっているのかもしれない。



宗家は、

「こうした方が良い、あぁした方が良い、という我が残っているから自分流のやり方になってしまう。折角教わっているのだから、教わっている通りにやれば良いのだし、組手なんかはそれを実践する場だよ。それが出来ていないという事はまだまだ自分は出来ていない、と自覚しなければならないし、これだけ言われて出来ないのだから自分はどうせ出来ない!とかそんなつまらない我なんか捨ててしまいなさい」

と言われ、一見忠実に正そうとしている自分にある種の限界や妥協点を決めてしまっていたのだと改めて気付かされた。



出来ないと思い投げ出すのは簡単である。



しかし、七転び八起き!倒れても必ず起き上がる「だるま」のような精神を鍛えなければ!



ならば、指摘された間違いは素直に受け止め、必ず克服してやろう!絶対出来るようになろう!と今一度帯を締め直して稽古に励むべきだと思った。



今なら「お前、なんか我が強い」と言われた意味も分かってきたかもしれない。


★こちらもご覧ください

【動画・達真空手演武〜日本刀VS空手〜】

 

 

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https://m.youtube.com/watch?v=X2cSlqip8T4

 

 

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