『俳優たるもの武道家たれ』


これは、私が武の道を歩み始めた頃からの信念である。


近年特に増えている芸能人の麻薬犯罪を始めとした不祥事問題。


不安やストレスから麻薬に手が出てしまうのか・・酒に溺れるほど飲まなければ寂しさを紛らわすことができないのか・・己の名誉と地位を守ために他者の命を軽んじてしまうのか・・


有名人だから、社会が目を瞑ってくれるなんてことはない。


むしろ、社会的な制裁は一般人以上に厳しいかもしれない。


映画が公開されなくなったりCMや番組が放映出来なくなったり、商品のイメージが悪くなったり、その関係者には膨大な被害が及んでしまう。


賠償金はとんでもない額になるだろう。



また、ファンや親族も、どれほどの辛い苦しみや悲しみに打ちひしがれるだろうか。


俳優という存在は、時に政治家よりも民衆に影響を与える力があると私は思う。


それゆえに、常日頃から己を厳しく律さなければならない、と最近の芸能人不祥事報道を見るたびに思う。


子供の頃から役者稼業に憧れた私は、中学時代にはそういう考えが生まれていた。


中学生で初の映画作りをする一方で、剣道部では日々稽古鍛錬に励んでいたことによる影響だったのだろう。


私のこの考えは40年以上の歳月が流れても変わらない。


だから今、我が劇団真怪魚の劇団員は全員が空手の稽古を通して武の道をも歩ませている。


一般的な俳優養成所や劇団とは違い、本格的な空手を学ばせている。


つまり、空手衣を着用して稽古に参加、昇級昇段試験も当然ながら受けてもらう。



利点は多い。


発声が上達し、役者として必要な身体の動きからアクションまでこなせるようになる。


礼節が備わり、強靭な精神力を養うと同時に博愛の心を育てる。


また、ストレスを解消させ、エネルギーをチャージ出来るために、麻薬以上の効果がある。


武の道を真剣に歩んでいる人なら、誰でもこの内容には賛同出来るはずである。


だから、

『俳優たるもの武道家たれ』なのだ。



この度、達真空手の道を歩む俳優たちが、初の映画デビューを果たした。


短編映画『告白』第二話である。


第一話は、ビデオドラマになるが、第二話は映画として制作された。


米国アカデミー賞公認の国際ショートフィルムコンテストに出品も決まった。


先駆けて、YouTubeにて公開することになったので、ぜひご覧頂ければ幸いです。



真崎 明。


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★こちらもご覧ください

【動画・達真空手演武〜日本刀VS空手〜】

 

 

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https://m.youtube.com/watch?v=X2cSlqip8T4

 

 

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