こんばんは!

暇人です。

いやぁ、お盆休みですねウインク

今年は暑いし、コロナだし、

お祭りもないので…

何だか盆らしくないのですが…

ダンナが4連休で家にいるので、

盆休みだぁグラサングラサン

そう実感しております。

なんだそりゃ?口笛口笛口笛


昨日の夕焼け~
暑かったですが、きれいな空でした。
今日は雲1つない空星
さすがにね、暑すぎて…
夕方散歩は、お休みしました。

お盆の帰省客、チョコチョコ見かけます。
増えたよね?キョロキョロキョロキョロ
自粛している人も、いらっしゃると思いますが、やはりみなさん実家に
帰っているみたいです。
ATMも行列星
密ですぞ!
密になってますよ雷
感染者が増えないといいな、と思っております。


 でね!

勝手に読者登録しているブロガーさんなんですが、

素敵な企画をされていまして。

お祭りではないけれど、

祭り前夜花火花火花火のお話を書こうかな?と思います。

企画内容はこちら!

↓↓↓

 

よろしければ、お付き合いくださいね!

           祭り前夜…過去からの招待状


「久しぶり!元気にしてた?」

  目の前に、あのキラキラとした瞳が

戻ってきた。

あれから何年たったのか?

その瞳の持ち主も、かなり成長している。

確か…5年ぶりだから、会ってもわからないのでは?

と思っていたのだけれど、それは全くの

杞憂だった。

体こそは、大きくなっていたけれど、

あの元気印は変わらない。

「ユリアだぁ~」

「元気だった?」

  思わずサトルは、大きな体を、かすかに

揺らし、近付いて行く。

「サトル~全然変わってないから、

 すぐにわかったよ!」

 目の前の美少女は、5年前と同じように、気やすく腕をたたくと、ケラケラと

笑った。


「ねぇ、いきなり…あの人から手紙が
来たのだけど」
ユリアは膝に乗せている、ポシェットに
手をかける。
あの当時と同じで、やはり車椅子姿なのは、変わらないけれど、その代わり、
とびきりのイキイキとした瞳の持ち主だ。
「ボクもだよ!」
サトルも、尻ポケットに手をやると、
ニコニコしながら、その手をつき出す。
すると…
「ユリア~元気だったぁ?」
いきなり大きな声が、響いてきた。
声の方向を見ると、めがねの痩せっぽちな女の子と、ひょろりとした男の子が
立っている。
「あっ、リカ!ヒロトも!」
 はからずも、小児病棟1の元気者!
チビッ子ギャングたちが、5年ぶりに
勢揃いしたのだ。

  今日揃ったのは…あの懐かしい病院だ。
彼らはみんな、この病院の小児病棟で
入院していた仲間たちだ。
だけど、元々約束していた訳ではない。
きっかけは、もちろん…
「ねぇ、みんなも、メアリーさんから
 手紙が来たの?」
ようやく全員が揃ったところで、ユリアが声を張り上げる。
よく通るソプラノボイスだ。

「そうだよ!でも、なんで?」
「さぁ~知らないわよ」
「聞いてないの?」
「そう!」
お互いに、顔を見合わせる。
「でも…メアリーさん、今、何をしてるんだろう?」
ヒロトがポツンとそう言うと、一同は
うーんとうなり、黙り込んだ。

  あの頃と同じ、病院の中庭。
木の側のベンチに集まって、あのベンチに腰をかける。
ユリアだけは、みんなと向かえ合わせに、車椅子を止める。

「でもさ!全然会わないねぇ」
 退院してから、みんなそれぞれの生活に戻った。
おかしなもので、あんなに毎日つるんでいたのに…まったくかち合うことがない。
「ボク、ユリアを見たよ!
  おじいさんと一緒だったなぁ」
 モジモジしながら、サトルが言うと
「えっ、なんで?
 水くさいなぁ。
 声をかけてくれればいいのに~」

  だけど、はからずも、こうしてみんな揃っている。
一体なんで呼ばれたのか…
まったく真意がわからないけれども。
とりあえずは、お互いの近況を報告し合った。
 当時小学3年生だったユリアは、中2に。サトルも同じく中2。
ヒロトは、中1に。
リカは小6に。
みんなそれぞれ成長し、ユリアも大人びてきたけれど…
リカだけは、まだ小柄なまま。
病気の影響なのかもしれないけれど、
ユリアに会えたのが嬉しいらしく、
ニコニコと先程から、彼女のことを
見つめている。
「なんか、久しぶり!
 退院したら、会わなくなっちゃったもんね!」
嬉しそうに、声をはずませて、リカが言う。
同じ小児病棟でも、それぞれ科が違うので、診察日もバラバラ。
中々一緒になることが、なかったのだ。
 もちろん、頻繁に顔を合わせないのは、いいことだけれども、何だか物足りない
気もするのだ…

「マモルくん、どうしてる?」
 ユリアが聞くと…
「マモル?」
そこにはいない男の子のことを、どうやら忘れていたらしい。
サトルは一瞬ポカンとするので、
「あの小さかった、男の子だよ!」
ヒロトが口をはさんだ。
「お前に言われてもなぁ」
ヒロトを見下ろすと、サトルは大きな体を揺らして笑った。

「あの子は今…どこかよそに、越したみたいで…連絡が取れなかったのよ」
急に後ろから声がする。

「あっ、メアリーさんだ!」
 一斉に、子供たちは振り返る。
 実をいうと、メアリーさんから手紙を
もらった時、半信半疑だったのだ。
一度みんなで、メアリーさんを探しに
走り回ったことがあるけれど…
またどこかへ越したらしい。
なんでも、ダンナさんの田舎に帰った、という噂は聞いたきり…
この5年間、全く姿を見せなかったのだ。

本当にいるの?
本当に来るの?
ここに来るまでの間、それだけが気がかりだったのだ…

  長くなりました。
この話、もう少し続きます。

これは…まだブログを始めて間もない頃、
ストーリーズの中で、書いてた主人公たちです。
あの当時は…まだ病院に入ったり出たりしていた頃で、知り合った女の子を
モデルにしたり(参考にしたり)して、
小児科病棟を舞台にして、
自称魔法使いのメアリーさんと、
繰り広げたお話でした。

あの頃はね、まだ読者さんも少なくて…
いいね、もほとんどなくて…
私って、需要がないんだわ。
人気がないんだわ。
才能がないんだわえーんえーんえーん
そう悩んでいた頃でした。
今も、人気者ではないし、
才能?
あるのか?口笛口笛口笛
という感じですが…
悩みつつ、こうして5年ちょっと続けています。
継続は力なり星
みなさん、優しくてね。
あの当時は、もっと投稿が多かったけど、見捨てずに付き合ってくれた方…
そして、新しく出会ってくれたみなさん!
本当にありがとうございます!ラブラブラブラブラブラブラブラブ

祭りはないけれども。
これから昔懐かしい、ユリアたちが、
祭り騒ぎをしてくれます。
よろしければ、またお付き合いくださいね!


勝手に参加、リブログさせて頂いています、一羽さん!

趣旨と違うかもしれませんが…
面白がってくださると、ありがたいです!

また明日…続きをお楽しみに!
いつもありがとうございます!



今日はひときわ
あっついなぁアセアセアセアセアセアセ

みなさん、倒れないでね!



 

にほんブログ村 小説ブログ ノンジャンル小説へ