ずっと放置していた映画の感想記事を再開します。
といっても、この記事自体は1ヶ月ほど前には書いてあったもので公開を控えていただけなんですけどね。
それでは感想です。
鑑賞情報
1月18日 18:10~ グランドシネマサンシャイン (舞台挨拶付上映)
シアター3 O-23
1月24日 18:45~ TOHOシネマズ海老名
スクリーン2 L-11
2月2日 9:00~ 横浜ブルク13
シアター6 D-12
2月9日 8:35~ TOHOシネマズ海老名
スクリーン3 F-10
2月28日 12:00~ 小田原コロナシネマワールド (4DX)
スクリーン10 A-8
……実に5回!昨年鑑賞した響け!ユーフォニアム ~誓いのフィナーレの6回に次いでの記録です。
初回の舞台挨拶付はチケットぴあで購入したので席が選べませんでしたが、2回目からは全て良席を選べたと思います。5回目の4DXはキチンとスクリーン正面、最前席中央を選択出来ましたしね。
素晴らしいのは複数回の鑑賞にも耐えられる作品の密度でしょうか?特典目当てで何度も同じ作品を観ようとする場合だとしても、さすがに詰まらなかったりスカスカだったりする作品では厳しく、特典自体を諦めることになりますからね。
個人的には特典とか関係なしにまだまだ観たいと思ってしまったので円盤も購入予定です。
ボンドルド
とにかく今回の映画はボンドルドありきの作品です。こんなにムカつくのに魅力的なキャラを作れた時点で作品の完成度は約束されたも同然なのですが、それは原作の話。アニメ版でも彼の魅力が表現されていて大満足です。
これでしばらく再登場しないとなると少し寂しいです。
ほぼ1日の物語
序盤のイドフロントまでの道のりにかかった時間は別として、プルシュカとの出会いからラストダイブまでの時間は、体感として夕方から翌日にかけてのまる1日といったところでしょう。
この1日だけの話で、出会い、友達になり、別れ、そして別の形でいっしょに冒険することとなるプルシュカを描き切ることになるのですが、この一人のキャラクターに対する物語の密度!……漫画やアニメには時折りこういったキャラクターが登場してヘタなレギュラーキャラクターを上回る人気を得るんですよね。
プルシュカもそんなキャラクターになりそうです。
……もちろんボンドルドもなw
それにしても、渚カヲルなんてどんだけの間、視聴者に刺さっているんだよって話ですよね。
新型コロナウイルスの回避
初見の舞台挨拶で主要キャラクターの話の話題に声優あるあるみたいな形でマスクのネタについて話していたのですが、この一月後に世間が新型コロナウイルスの影響で一斉にマスクを求めることになるとは思いもしませんでした。
作品自体はギリギリコロナウイルスの影響を受けない時期に上映をやりきれたことで、上映館の数は少ないながらも充分な観客動員数を稼げたのではないでしょうか?
影響をモロに食らうことになったSHIROBAKOとは大きく結果が異なることになったと思います。
○○卿
リコはプルシュカに【子供卿】や【デコメガネ卿】という名前をつけられていましたけど、実際はどうなるんでしょうかね?
プルシュカにちなんで【夜明け】を意味するネーミングも考えたんだけど、それこそ【黎明卿】が存在するからなぁ。
初めてアビスの深層から帰還してアビスの歴史に名前を刻むという意味で【永遠卿】永久(とこしえ)のリコとかどうですかね?
ウンコエンド
モノクロの映像で戻ることのできないラストダイブを映しながらのスタッフロールが流れていきますが、その静かな余韻を感じるエンディングの一方で、玉の中ではリコがウンコしているというのを考えるとわらえます。
総評
……85/100点。テレビシリーズを視聴して、年齢制限に引っ掛からなければ鑑賞は必須です。