『100日後に死ぬワニ』というマンガが昨日完結しましたね。

私の個人的な見解としては死を美化するようなドラマとかは好きではない。

 

そもそも生きる事って美しくないやん。

泥臭くて嫉妬渦巻き他人を蹴落として負けた者は涙するもんでしょ。

そんな世の中だから信頼であったり認めあったりすることが有難く思える訳で。

夢はほとんど叶う事ないし努力は報われる事はほとんどないから、

夢が叶ったり努力が報われる事が有難いのです。

死ぬ事も死んだら終わり~みたいな単純な話ではなく、

実際だったら関係性や想いに応じて、心や人生を著しく壊したり変えたりする事もある。

本来ならカジュアルではなくて繊細に慎重に取り扱うべき話題だと思っています。

 

ワニも軽く薄い感じかなぁと思って私は残念だったのですが、

終わってすぐにワニさん追悼グッズとか映画化とか出てきたもんで、Twitterで大炎上。

せっかく余韻に浸っていたのにぶち壊しだと。死ぬのを喜んで待っていたのかと。

そしてメルカリでもワニさん追悼グッズがすぐに転売されるという出来事に。

しかしむしろ逆に私はくすっと笑いホッとしている。

気持ちを逆撫でするような商業展開に、あからさま過ぎて笑える心の穢れた大人なのでした。(もうちょっと上手くできなかったのか?)

 

生きる事は泥臭い事だ。人は死や人生という話題でさえもお金に換えるものなのだ。

という基本を多感で純粋な若者に分かり易く教えるという出来事でした。

 

でも若者よ。悲観する事なかれ。紛い物だらけの情報の中に真実の宝石があったりする。

自分で見極めよ。自分で磨け。自分にしかない真実を見つける事が、大人になる一歩なのだから。

自分の真実に沿って生きる事が自分が輝ける事に繋がるのだ。

 

なんて、偉そうに言っていますが、オバさん毎日迷ってますよ。

そんな時は自分の原点「人生を楽しむ」に、いつも戻っています。

 

ニコこうちゃんの人生の目標ってなんだろうな。

自分なりに掴んでいけるまで頼りないママだけど応援しなきゃね。