ずいぶんご無沙汰してしまいました。
昨年の夏以降、母親の私の仕事が激務となり、
受験サポート自体が、物理的にも精神的にも
困難になってしまう状態がしばらく続きました。
その間も、ブルは一人で頑張り続けました。
合不合などの模試も小5までは、先輩方のお話に
ドキドキしながら、心待ちにしていたところが、
あっという間に過ぎ去って行き、
夏以降は、結果もブルにとっては、厳しいものが
続きました。
過去問は、苦手な国語から、志望校の出題傾向に慣れるために、
いち早く夏休みから取り組みましたが、最初はなかなか思うように
点が取れず。
算数はようやく10月後半頃から、先生のお許しが出て、
2年度前の過去問からスタートし、いきなり良い点数
だったか思いきや、その後が、厳しい年度もありで、安定せず。
得意だった社会もなかなか合格者平均を超えられず、
理科も浮き沈み激しくと、やってもやっても、不安いっぱいの
昨年末でした。
もともと通信と個別で、大手塾への通塾をしていない子なので、
正月特訓のような大人数の中での演習も経験できないので、
せめてもと、12月から3回ほど、直近年度の過去問を
4教科通しで、自宅以外の環境で、実際の試験時間と同時刻に
試験時間通りに解くということを行いました。
場所は、最初は祖父母宅で行いましたが、結果はボロボロ。
本人は初めて4教科通しだったので、緊張したらしく、
得意の算数も取れずで、かなり心配になったようです。
先生のアドバイスもあって、次の2回は近場に別々に会議室を借り、
そこで取り組みました。環境もできるだけ、静かで集中できるような
状況にしました。おおみそかと成人の日と、なんとか隙間時間で実施。
おおみそかは、あともうちょっとというところでしたが、
成人の日の方は、合格者最低点を超えることができ、
本人もほっとしたようでした。
1月受験も当初予定していた学校から、直前で、過去問の状況を見て、
やはりブルの緊張具合から、場慣れをした方がいいと、
受験校を増やしました。
本当に直前だったので、WEB出願が有り難かったです。
結果はどちらも合格をいただき、1つは特待をいただけました。
3回目の通し過去問と、1月受験を終えた辺りから、
本人の調子も戻って来て、メンタルも安定してきました。
我が家のような最初から1つの志望校に入りたいために
受験勉強をしている通塾もしていない者にとっては、
とにかく志望校対策をするしかないというところで、
過去問も20年分オークションなど駆使して、
何年か前から揃えましたが、結局、
出題傾向のトレンドなどもあり、先生の勧めもありで、
10年分しか行いませんでした。
(漢字は20年分やりましたが)
そして、全ての個別の授業を昨日終え、
それまでは「合格できるかなぁ」と
不安がっていたブルでしたが、
「なんか入試が楽しみになって来た!」と
言い出して、驚きました。
3年生の時に、志望校入学を目標にして以来、
大好きなテレビもゲームも一切止めて、
インターネットの動画なども一切見ず、
友達の誘いも泣く泣く断って、
ずっと受験勉強を一人で
もくもくと頑張って来ました。
通塾もしていませんので、塾のお友達もおらず、
孤独な戦いだったと思います。
母が仕事仕事でバタバタしている時も、
朝しっかり一人で起きて、勉強し続けました。
母がサポートできない時は、父が丸つけなど
全部やってくれました。
父は塾送迎もかなり担ってくれました。
正直、受験勉強を始めた当初は、幼すぎて、
ブルには受験は、無理だと思っていました。
いつか無理とわかったら、あきらめようと
それまで、それまで、と続けて来て、
いつの間にか、ついに今日まで
来てしまった感じです。
本当に親が思っている以上に、子どもは成長するものだと
そんなことを学ばせてもらえて、経験させてもらえた
中学受験だったと思います。
先輩方をはじめ、2019年組のブロ友の皆さまには、
本当にお世話になり、愛読させていただいておりました。
私がブログが書けなくなっても、ずっとあの方のお子さんは
どうされているかしらと、ずっと思いながら、
読ませていただいておりました。
先輩方の昨年の入試までの軌跡は、大変参考にさせていただき、
そのおかげで、今が心穏やかに迎えられているのだと思います。
我が子も、そして、明日からの試験を受けられる
2019年組のお子さん達が、みんな自分の全てを出し切って、
試験にのぞめますように、心からお祈りいたします。