お昼にフレンチ、しかもワインまでいただいちゃう・・・
そんな昼食いいですよねー。
まさにそれを現実に。
ちょっとしたお祝いに妻と一緒に出掛けてきました。
お店の名前は、「レ ピエール プレシューズ 」
宝石と言う意味の通り、素敵なランチが楽しめそうです。

注文は、本日限定ランチ3900円(税込)。
ワインのペアリングもお願いできるようですので、一緒に注文。
このペアリングは三種のワインがいただけるそうです。
最初は、やっぱり「スパークリングワイン」にしておきます。
クレマンド・ブルゴーニュ・ブリュット
フランスブルゴーニュ地方のスパークリングワイン
シャルドネとピノノワール種。ピノノワールは飲み口が柔らかく好きなんですよね。
青りんご、 柑橘類といった果実味が感じられます。
アミューズ
「牡蠣と柿のクロワッサン」
『かき』を二つ並べたメニュー名がおもしろい。
フランスには柿はないらしいのですが、フランス料理に柿は合うとシェフのアイデアの一品。
一番上がクロワッサンのあわ、その下に、柿のスライス、そしてその下が瀬戸内産の牡蠣。
一番下ジャガイモのピューレが敷かれています。
ピューレが舌に非常に滑らかで程よい甘み。
この四重奏(カルテット)はすばらしい。牡蠣の味が後からじわっと出てきて余韻が長く楽しめます。
前菜
「鰆の炙り黒オリーブソースとレフォールクリーム」
レフォールはあまりなじみのない単語ですが、別名 西洋わさび(ホースラディッシュ)です。
それと辛味大根は非常に良く合います。
レフォールは『ツンっ』という感じでなく、やわらかな『ピリっ』とした刺激。
赤と白のラディッシュが色鮮やかです。
岡山の鰆の炙りはさっぱりくせがなく、黒オリーブが美味しさを引き立ててくれています。
 
スープと魚料理に合わせて二つめのワインをいただきます。
アニーズ・レイン・リースリング
オーストラリア産の辛口白ワインです。
花の香りを感じるまさに華やいだ感じのフレッシュな酸味の白ワインです。
 
スープ
「人参のヴルーテ ベルべーヌの香り」
人参に牛乳を注いで作ったスープです。
ベルベーヌはハーブの一種。よりリラックスした気持ちになってきました。
人参と牛乳のこの甘みのハーモニーにはただただビックリ。
甘さ控えめ、そこに、ほんのりしたハーブの香りが心地よいです。
 
パンは自家製で、決して自己主張しない、さわやかな味でした。
 
魚料理
「瀬戸内産天然鯛のポワレ ハチミツとローズマリーのソース」
カリフラワー、春菊、平茸が鯛のポワレに寄り添っています。
スプーンで、ソースと魚を一緒にいただきます。香りがすばらしい。鯛はしっかりした身ながら、適度に柔らかい。
ブロッコリーもさくっとした食べごたえもいいです。
その中に小さなナッツが入っています。
柔らかい食感の中に、カリッとした食感で驚かせてくれます。
意外な発見。お客様のその驚きの表情は、シェフの会心の瞬間でしょうね。
いただいているワインは料理の素材をひきだし、素晴らしいマリアージュ。
 
三つ目のワインとしてお肉にあうものをいただきました。
プティ・エニーラ
ブルガリアの辛口赤ワインです。
メルロー、シラー、プティ・ヴェルド、カベルネ・ソーヴィニヨン
といった多彩な品種を称しています。
深みのあるルビー色。プラムやチョコのような果実の甘味が口の中に広がります。

肉料理
「羊肩ロースのロティ ジュのソース」
柔らかくてしっかりした味わいです。
口の中では肉汁がじわっと充満してゆきます。
妻に教わりましたが、ジュはフランス料理の肉の焼き汁を利用したソースのことらしいです。
素材を焼いたときに出るジュを水やワイン、塩こしょうな どを加えソースにするんですって。
道理で、このジュのソースはお肉に非常にマッチしている。
ひつこくない肉、だからいくらでも食べれそう。
添えられているのは質実剛健なゴボウ!
ジャガイモを食べたあと、もう一つジャガイモと思ったら、これがサツマイモ!
この組み合わせは意外。だけど、ちょうどよい距離感を保ち、味の対比はすばらしい。
ルッコラもアクセントを奏でるよう。

デザート
「苺とマスカルポーネ」
するっと喉元をすぎてゆきます。なめらかなチーズクリームのようです。
レモンとミントと白ワインのジュレも秀逸。
一見いちごがメインかと思いきや、みんなが、仲良く手を繋ぐ感じの主役たちです。
 
記念日にとフランス語でお皿に、ボン  アニバーサリーの字が入ったお皿を提供してくれました。
 
最後にコーヒーをいただいて、お腹いっぱいです。
 
これで3900円。このボリュームと味ならこの価格は絶対お値打ち。
ランチでしたがディナーを思わせるほどの料理のオンパレード。
香りと味付けは素晴らしい。
すっきりしていながら、多重奏のような工夫が凝らされている味。
岡山で著名な企業の社長も通われているらしいですよ。
 
特別な日だけでなく、ちょっとしたデートにとかもってこいのレストランです!!

レ ピエール プレシューズフレンチ / 西大寺町駅県庁通り駅田町駅
夜総合点★★★★ 4.3

六本木での飲み会の夜。

私は田舎者なので、時間に余裕をもって移動・・・すると時間は余り過ぎたぁ!!

・・・と交差点で待っていると、同じ宴会に顔を出す二人組に遭遇。

30分近くあるので、どこかでつまむかということになり、

六本木交差点近くのお店に突撃!

 

まだ早い時間ということもあり、お店は空いています。

でも、予約で満員になる予定で・・・と言われつつも、

1時間もいませんのでと伝えると、席に案内してもらえました。

 

大きな水槽もあり、また、窓際では外の景色も楽しめ雰囲気はいい。

また、短時間ということを伝えていたおかげか、

テキパキとオーダーを取りに来てくれた。

 

注文は

・ビタースタウト 690円×3

・地鶏ソーセージ 1,090円

・チーズの盛合わせ 1,290円

 

出てくるのが早そうな料理を選んだというのもあるが、短時間で料理が提供されました。

すばらしい!!

まずは、ビールで乾杯。

黒ビールはほろ苦いところがいいですね。

 

 

そして、地鶏ソーセージ。

私はメニューを見ていませんでしたので結構太い(極太)のソーセージが出てきたのには驚き。

プルルンとした表面、中身はぎゅっと詰まったお肉。おいしいですよ。

鶏肉ってことはヘルシーなんでしょうね。

 

 

そしてチーズの盛り合わせ。

木のお皿にきれいに盛り付けられています。

そういえば、さっきのソーセージにしても盛り付けが美しかったです。

きれいに盛り付けられた料理は食欲をそそりますね。

 

私は、料理の味は勿論のこと、盛り付けにうるさいほうだと思います。

盛り付けの形、配色、食べやすさ、そんなところにお店の姿勢が表れると思います。

こちら、いいお店だと思います。

今度はゆっくり来ます。

 

CRAFT BEER COMPANY うお天
050-5589-6459
東京都港区六本木7-14-10 誠志堂ビル 5F
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13185958/

CRAFT BEER COMPANY うお天居酒屋 / 六本木駅乃木坂駅六本木一丁目駅
夜総合点★★★☆☆ 3.6

今日は妻との食事です。

いつも苦労を掛けているので、奮発してイタリアンのお店に!

 

場所は飯田橋から5分程度。(坂を上がりきったところ辺りを左に曲がりすぐです)

事前に料理も注文しておきました。

ちょっと奮発 10,000円のコースです。

そして、こちらのお店では+3,000円でワインペアリングもしてくれるらしいです。

ワインリストを見ながら悩むことがなくなるので、大変助かります!

 

長くなりそうなので、先に結論を書きますね。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

料理は抜群においしい!

接客は最適なおもてなし。料理をいただくスピードに気配りが十分なされている。

料理の説明も丁寧で、盛り付けの美しさに加え、

素材の貴重さを感じることでより一層お味が良く感じられます。

神楽坂の喧騒から少し離れるだけでこんなに静かに食事ができるなんて!

満足度、アゲアゲです。お勧めできるお店です!!!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

さて、食事した

コースはこちら。

Stuzzchino  -アミューズ-
北海道産雲丹の和風コンソメジュレ
最初の料理から驚愕のおいしさ。
ジュレは昆布だしと追い鰹で作られたもの、その上には北海道利尻で取れた新鮮なウニがドーンとのっています。
キャビアも添えられており、スプーンでいただきます。北海道の磯が目前に感じられるような素晴らしい一品です。
 
この料理に合わせてくれた白ワインがこちら
ロレンツォン エンツォ フリウラーノ Tenuta Casate イゾンツォ DOC
軽めで飲みやすい。穏やかな感じでフルーティさを感じられる。
先の雲丹と一緒にいただくとより、料理を引き立ててくれます。
 
 
Antipasto  -オードブル-
15種類のアンサンブル
懐石料理でいう「八寸」のようなものでしょうか。
様々な料理が、一口サイズで15種も乗ってます。
パテ・ド・カンパーニュ、ホタテ、あん肝、ペコロスの石窯焼き、白子、紫芋、まだまだあります。
これだけでお腹いっぱいになりますよ。
(腹ペコにして行ったつもりなんですが・・・)
どれも美味しかったのですが、「ヅケにされた本マグロと豚の背脂」は面白い。
一緒に食べると大トロのような味になりますよと言われてましたが、その通り。
どれもおいしいです!
 
Zuppa -スープ- 
フランガスコーニュ地方のグルピュールスープ
フランスの家庭料理だそうです。キャベツ・人参・豆がたっぷり入っています。
判り易く言えば、ミネストローネ的なものです。
スープの味が野菜に染み込み、柔らかく、おいしい~
 
 
Pesce -魚料理-
(+1,000円をして)フカヒレの姿煮
お奨めいただいたので、注文したのですが。
これは今まで食べたふかひれの中でも最もおいしいと思います!
(今までは中華でスープぐらいでしたが。)
ふかひれの形そのままで、ソースにマッチしています。
このソースが飛び切りおいしい。
ふかひれと共に焼きおにぎりの小さいものが入っており、
ソースに浸してリゾット的にいただきます。
あまりのおいしさにお代わりしたかった程。
※皆さんが訪店された当日に用意があるようでしたら、是非、注文してください。絶対おすすめの一品です。
 
合わせてくれた白ワインがこちら
Fatalone Bianco Spinomarino
甘くなく、ほのかに青りんごを感じさせてくれます。
味がしっかりしているフカヒレの姿煮と良くマッチして、
後味がすっきりさわやかなお味です。
 
Granite -お口直し-
本日のお口直し
 
 
Carne -肉料理-
山形県産 金華豚肩肉ロースのロティ Sauce AKAMISO
フォアグラロッシーニに赤味噌を足して和のテイストに仕上げたもの。
お肉は心地よい弾力性があり、肉本来の肉汁とソースがうまくバランス絶妙。
 
妻は和牛フィレ肉にしたのですが、ものすごく柔らかい。
こんな柔らかなお肉は見たことがないと思ったほど。
和牛A5ランクと金華豚のチョイスですが、どちらを選んでもおいしい。
 
この金華豚に合わせてくれたのがこちらの赤ワイン
ARCERO Vino Nobile di Montepulciano / DOCG
濃いルビー色。なめらかでふくよか。長い余韻を感じることが出来ます。
 
Pasta -パスタ料理-
+1,000円で生雲丹のクリームソース
これもすばらしい。利尻の雲丹は全く苦み臭みを感じられません。
スープも濃厚でクリーミー。こんなウニのパスタを食べたことがありません!
素晴らしい。お勧めの一品です。(すべてがお勧めの一品なんですけどね)
 
Dolce -デザート-
トンカ豆香るブランマンジュと桜のジュレ、抹茶のティラミス フィオーレ風
お腹いっぱいの私たちの目の前に並べられたのは豪華なドルチェ。
いずれも美味しかったのですが、抹茶のティラミスは大人の苦みを感じさせてくれる絶品です。
 
すばらしい。どの料理も大満足。素敵な夕食の時間を持つことが出来ました。
間違いなお奨めの良店です。
これから人気も出ると思いますので、予約をしても訪問をお奨めします。
絶対満足できますよ。
 

Ristorante FIOREイタリアン / 牛込神楽坂駅飯田橋駅神楽坂駅
夜総合点★★★★ 4.4