ソメイヨシノも散り、花冷えの候も過ぎ去った頃に満開になる最も一般的なツツジ。
オオムラサキは街路や公園で普通に見られます。
写真は3日前のものでご覧の通りほんの数輪でしたが、今日の陽気で一斉に花開いているのではないでしょうか。
街路のツツジの花も、キリシマからこのオオムラサキに、そしてやがてはサツキへと繋がっていきます。
オオムラサキが満艦飾になれば、冬服をしまってもいいのかなと思います。
オオムラサキは平戸で作られた園芸種、いわゆるヒラドツツジの一種です。
ケラマツツジとリュウキュウツツジの交配種と言われていますから、南国産と思われるようですが違います。
ケラマツツジは沖縄・奄美地方の固有種ですが、リュウキュウツツジはモチツツジとキシツツジの交配種で江戸で広まったツツジですから、沖縄は関係ございません。