マムシグサの実、サトイモ科テンナンショウ属。
花は蝮が鎌首を揚げて、襲い掛かる準備をしているような姿です。
もっと小さい花ですが、釣り糸を振るっているようなウラシマソウなどもテンナンショウ属の仲間です。
ミズバショウやザゼンソウも少し花姿がにていますが、これは同じサトイモ科でもミズバショウ属とザゼンソウ属で別なんですね。
球根を食する里芋はサトイモ属、コンニャク芋はコンニャク属。それならマムシグサの球根も食べることができる?マムシグサの実はトウモロコシみたいだけど、食べれるの?
いえいえ、テンナンショウ属の植物は毒草なので食べちゃダメ!
でも古代人やアイヌは球根を食べていたらしいのですが、、、でも摺り下ろして水にさらして毒を流してから食していたらしいのですね。
小鳥は実を啄んでいますがどうなのかな?小鳥には大丈夫なのかも知れませんね。赤く熟して更に冬場になってから啄むようなので、その頃には毒が薄まるのでしょうかね?
知りたい気は致しますが、私は自らを実験台にするつもりはありませんので悪しからず。
写真は八ヶ岳中央高原9月25日現在ですので、今はもっと赤く熟れていることでしょう。