昨日はお墓参りの前に、母の所に行ってきました

 

いつもは私一人だけど、久しぶりに夫と長女と孫くん1人を連れて会いに

 

 

いつもながら、何にも分からず言葉も出てこない母ですが

 

小さな子供が来たせいか、くるくる動く姿を目で追い

にっこり微笑んでいました

 

もういつから見てないだろう、母の笑った顔なんて

 

やっぱり、子供の力ってすごい

 

 

別れ際、小さな手と握手を交わし手を振る

 

「婆ちゃん、また来るからね。バイバイ」

 

じっと見つめる母の顔に、やっぱり胸がツンツン・・・

 

 

 

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父の墓参りを済ませ、実家へ寄ると義妹が待っていてくれて家の中を片付け中でした

 

几帳面で綺麗好きの母でしたが、

やはり物のなかった時代に育った人だから、捨てられないんでしょうね

 

出るわ出るわ

 

うわー、こりゃ大変だ

 

どれもこれも綺麗にきっちり仕舞ってはあるけど

不要なものばかりなんだよね

 

「ねーさん、これどうしよう。」

 

 

もうね、ここに帰って暮らす事はないのだから、いいんだよ好きにして

 

 

「食器棚を処分したので、大量のせとものがあるんだけどいらない?」

 

 

段ボールの中を見せてもらう

 

あっ、一気に懐かしさがこみ上げてくる

 

 

 

 

 

 

 

 

これ、覚えてる  懐かしいな

 

そうそう、この器はお煮しめ、この角鉢にはお刺身

こっちの小鉢はなます、これにはイカ人参

これは黒豆だったかな

 

あの時の味までもが蘇ってくる

 

お正月には、綺麗にお膳を整えて新年を迎えたっけ

 

 

私が小学生の時、両親は小さな家を建てました

 

その頃から母が少しずつ食器を買いそろえていたのを覚えています

 

50年も経つのに、いまだにちゃんと5客ずつ揃ってる

 

 

夫が 「捨てるなら、全部もらっていったら?」 と言うので遠慮なく貰う事に

 

 

 

 

家に帰ってひとつひとつ手に取ると、子供の頃の想い出が蘇る

 

 

 

 

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お母ちゃん、あのお煮しめ、どうしてもあの味にならないのよ

 

なんでだろう、教えてよ

 

 

もう一度食べたいんだよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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