テレビ録画の話

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ボケ

先日やっと、新しいテレビにタイムシフトマシン用の外付けHDDを接続しました。

テレビを買った話

タイムシフトマシンというのは東芝の高級テレビについている全録機能で、ほぼ全てのTV放送を勝手に録画してくれ、見逃しを防いでくれるほか、録画した番組の中からお勧めを提案してくれたり、時間に縛られないテレビ放送が楽しめるようになるという夢のような機能です。

つまり、過去の放送であれば、みたい時にオンデマンドでみれる、という事です。

もちろん過去の放送というのも永遠ではありません。接続したHDDの容量の許す限りの範囲です。HDDの容量がいっぱいになった時点で古いものから上書きされて消えていきます。なので、便利に使うにはより大きな容量のHDDが必要となるのです。

容量の大きなHDDは、4TB以上でしょう。4TB-6TBが1番コストパフォーマンスが良さそうな容量帯ですが、ここは便利さを優先して8TB以上を狙いたいところです。

そして、買う時に気をつけたいのは、外付けHDDはテレビ用とかPCデータ用とかまあまあ種類がある事です。まあ自分は、一応大手のメーカーであればなんでも良いやと、用途には気を付けませんでしたが。テレビ用の中でもタイムシフトマシン用の外付けHDDもあるのですが、そういうのはコスパがとても悪いです。

自分が気にしたのは、HDDの中身です。今まであまりハズレを引いたことがないという消極的な理由ですが、Western Digitalのものが良いなあと思っていました。なので、Western Digitalの外付けHDDシリーズである「WD Elements Desktop」を買うことに。そしたら中身のHDDはWDに確定ですもんね。

しかし、WD Elements Desktopの8TBは、中身が確定しておらず、何が入っているかわかりません。Western Digitalの傘下に入ったHGSTのUltrastar DC HCシリーズが入っているようですが、その中になんとエンタープライズ用のヘリウムガスが充填されたモデルがあるのです。

ヘリウムガスだと空気に比べて気流抵抗が少ないらしく、なんかとっても性能が良さそうな感じです。という事でヘリウムモデルが欲しいけど、何が入っているかはわからない。これをHDDガチャと呼ぶそうです。買った後にS.M.A.R.T情報を調べる必要があります。

WD Elements Desktop(8TB)の型番は、WDBBKG0080HBK-JESN。その型番だけではわからない、中身のHDDの型番があるのです。

2020年8月では以下のHDDの型番があるみたいです。

  • WD80EZAZ:ヘリウム
  • WD80EDAZ:空気

今回、自分は、ヘリウムじゃなくて空気でした。

ちぇっ。

でもエンタープライズ向けって事で相対的には良いHDDだと思ってますよ、ええ。

自分がHDDの中身を気にしたのは、回転する部品なので1番壊れやすいと思っているからです。ここさえしっかりしていれば、外箱はある程度のメーカーであれば(防音とか冷却とかは)問題ないと信じています。

そして、最終的には録画に耐えてくれれば良いのです。

まだ2週間くらいしか運用していませんが、今のところ問題は起きていません。全録なのでずっと書込みっぱなしかなと思ったのですが、夜間というか明け方は放送停止しているので厳密には24h動きっぱなしではないのがよかったです。

動作音が少し気になるかなって感じです。テレビの裏に設置しているので基本的には動作音は聞こえないのですが、家族が誰もいなくてエアコンも動作していない静かな時に、ふと、「あ、なんかサラサラと音している」という感じです。ヘリウムより空気の方が静か、みたいな噂もありましたが、そこまででもないのかも。

なお、8TBのHDDでは、我が家の録画設定(16時間/日の番組を6チャンネル録画する設定)では、12日間過去まで遡れることがわかりました。

そして、タイムシフトマシン(全録)はやっぱり便利です。半沢直樹とかまあ観なくても良いかなと思っていたものをついつい観ちゃうとか良いんだか悪いんだかわかりませんが、楽しく観れています。

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思ったより大きな出費になってしまったし、ガチャ結果は残念だったけど、なかなかに便利な機能を体験できてよかったです。

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