テオブロマ(THÉOBROMA)も、毎回楽しみにしているショコラティエの一つ。
2018年パリで行われた Salon du Chodolat (サロン・デュ・ショコラ)の、C.C.C.チョコレート品評会にて、金賞を受賞したショコラたちのボックスです。
4粒のショコラが入ってますよ♪
『うま味 松茸』
上の白いのは、ドライ松茸のチップだそうだ。
中は2層になっていて、上は抹茶のガナッシュ、下が松茸のガナッシュ。
松茸をショコラに混ぜちゃうとは…いったいどんなお味?と興味をそそられたショコラ。
松茸のお吸い物を想像して口に入れたのだけど、う~ん、松茸の香りは感じられず…。
香りではなく、あくまでうま味としての隠し味としたのかな。
下の松茸プラリネのみ食べてみても、特に松茸感はなくて。
うま味と言われたら、コクがあるような…。
とても繊細なのだなぁ…と思った。
『アグレアーブル』
こちらも2層になっているショコラで、上はフランボワーズのガナッシュ、下はピスタチオのプラリネです。
上にはドライフランボワーズとオレンジのチップが乗っていて、とても可愛い!
口に入れると、ピスタチオのいい香りが!!
フランボワーズは強くなく、ピスタチオの香りに酸味がプラスされている感じ。
ピスタチオ好きには嬉しいショコラ♪
『キャラメル八丁みそ』
写真では、中の色がほぼ同じになってるけれども、これもよ~く見たら2層になってます。
上が、八丁みそのガナッシュ、下がキャラメルとジンジャーのガナッシュ。
お味噌、キャラメル、ジンジャーの3つの香りが口中に広がって面白い!
ジンジャーの香りが、全体を引き締めてくれてる感じ。
とても濃厚なショコラでした。
『パレット』
ショコラの表面の白いの、きなこ。
そしてカットしてみると、3層になってる!
上…ブルガリアローズのガナッシュ、
中…カシスのガナッシュ、
下…きなこのガナッシュ。
バラときな粉が、果たしてケンカしないのか…と思いつつ味わってみました。
まずきなこの香りがやってきて、やっぱりきなこが勝っちゃうなーと思ってたら、次にバラ、それからカシスの香りがやってきました。
絵の具が混ざるかのように、口の中で混ざる3種の味。
意外と違和感なく、最後はカシスの香りで口の中がさっぱりする感じ。
色々と考え出されたショコラたち。
とても時間がかかっただろうな…というものばかりでした。
来年はどんなショコラが作られるか…楽しみに待っていよう!