小3の頃って確か両親から「算数のテストで100点採ったら1000円やる」

と言われてたので

応用問題が苦手な私は計算プリントで100点を採ることにし1000円ゲットにチャレンジ!

 

比較的難なくもらえてたような気がします

 

それでキテ〇ーちゃんやキキと〇〇やマ〇メロディーのハンカチを合計8枚集め

それを直線縫いでつなぎ合わせクッションにしようとしたのですが

 

ファスナーの付け方がわからなくて途中で断念

 

どうしたもんか?と悩んでいたら祖母登場!

 

「何をどうしたい?」

 

まさか孫がハンカチ8枚つなぎあわせてクッションを作ろうなんて知る由もない

 

「これな・・・真ん中にファスナー付けて中に綿いっぱい入れてクッションにしたいねん」

「ファスナーの付け方がわからん!」

とすねる小3の私

 

「ファスナー?貸してみい」とちゃっちゃと縫わなくてよかったとこをほどき

ファスナーをつける祖母

 

祖母「これでええんやろ?」

私 「うわ~ ファスナーついた!」

  「これで後綿入れたらクッションになる」

祖母「これクッションか?綿いっぱいいるで?」

  「買うたら高いからこれ入れたらええ」

 

~と用意してくれたのがニット生地の切れ端の山

 

縫製業(メリヤス)だったのでニットの切れ端なんて捨てる程あった

(捨ててたし・・・)

 

それを入れるとふわふわしてまさにクッションになった

 

「おばあちゃん すごい!」

 

「なんでもあるもんで作れる」と祖母

 

祖母を尊敬するとともに「ハンカチからクッションを作ろう」と思って

形にした私(手伝ってもろたくせに)

 

「すごいなあ ハンカチってすごいなあ」と思いながらも

クッションが仕上がったらそれに満足し

サンリ〇のハンカチ熱は冷めたのでした

 

続く

 


 

 

 

 

前回のブログ

 

思い返せば小学校低学年の頃って自分用のハンカチって持ってなかったような・・・

 

出かける時は母のハンカチを使ってました

白のダブルガーゼで4辺がレースの編み込みだったり巻きロックがかかっていました

 

ファンデーションの汚れがとれてないのもあったような・・・

 

けど気にせんと使ってたな

 

そんな私が小3~4年の頃にサンリ〇が登場

 

周りの子達がこぞってキテ〇ーちゃんやキキと〇〇などのキャラクターのペンケースや下敷きなどを揃え始めました

 

ショッピングモール内にも次々とサンリ〇ショップができ始め友達と見に行くようになりました

 

が!

 

小学生のおこづかいでは手が出ない価格・・・

 

かわいいノートや下敷きなどを愛でては溜息・・・

 

「こんなん買われへんわ」と諦めてた時に目にしたのがハンカチ

 

確か1枚120円

 

なんとか1枚買うことができ 

キテ〇ーちゃんのハンカチが初めての自分のハンカチになったのです

 

「かわいい♡かわいい♡」

「ちっちゃい正方形にキテ〇ーちゃん」

「めっちゃかわいい♡」

と毎日使ってました

 

毎日自分のお気に入りの柄を表にして折るのでそこだけが色褪せ・黒ずんでいき

「同じ折り方してたらあかんねんな」と折り方を変えたり

自分なりに工夫して大切に使っていました

 

1枚120円のサンリ〇のハンカチ

 

「120円ならなんとかなる」と120円を貯めてはせっせとサンリ〇ショップへ行き

次の新たなハンカチを買い

MYハンカチは2枚3枚~と増えていき

 

それらを並べて眺めてはうっとりする小学生

 

並んでいるハンカチを見て

「ハンカチ自体は小さいけど これつなげたら大きな生地になるやん」

「これでなんか作れるやん」

「ハンカチ8枚揃ったらクッションを縫おう」と意気込み始め

 

120円あったらサンリ〇ショップでハンカチ買う!

目標8枚!

 

とわくわくするのでした

 

続く

 

 


 

皆様 こんばんは 

しばらくアメブロから離れていました

 

が その間にもこちらのブログを読んで頂いていました

 

「こうゆうきっかけがあったのね」

「5重ガーゼハンカチにこうゆうストーリーがあったなんて・・・」

「大切に使います」

などと暖かいお言葉をちょうだいしています

 

皆様 ありがとうございます

 

その中でも「息子さんのために縫う前になにかしらハンカチにまつわることがまりこさんの幼少期にあったのではないですか?」と聞かれることもしばしば★

 

はて・・・

 

56年も生きてると忘れていることの方が断然多いのですが

ふと思いだしたことがありました

 

私 子供の頃~と言うか今もなんですが

よく道端にハンカチが落ちているのを見つけるのです

 

子供の頃はそれを拾って持って帰っていました

 

泥だらけになっているハンカチ

きれいに4つにたたまれているハンカチ

 

実は私【静物に感情移入する】癖があります

 

誰も見向きもしない落ちているハンカチ

それが

「持ち主のかばんから落ちて一人ぼっちになってん」

「連れて帰ってほしい」

そんな声が聞こえたのです

 

周りに人がいないのを確認してからそっとハンカチを拾い自宅に連れて帰っていました

「もう大丈夫やで」と思いながらわくわくしていました

 

きれいなのは実は洗ってから使ったりしましたし

余りにも汚れがひどいのは処分しました

 

ハンカチ~と言うか【生地】が落ちているのがかわいそうでもったいなかったのです

 

私の実家や親戚関係のほとんどは縫製業を営んでいて

いつも工場にニット生地が山積みにされていました

 

《生地があるから仕事がある》

《生地があるから生活できてる》

生活に重要な生地が道端に落ちていてそれが踏まれたり

どろどろでほったらかしにされているのをみのがせなかったのです

 

「かわいい生地やなあ」

 

にまにましながらながめる時間が多かったです

 

そんな小学校低学年・・・

 

続く

 

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