ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

 昨日は大寒 最も寒い時 !  でも高知は南国で花一杯・・・!!

2020年01月21日 | 自然 花 写真

  ( 高知中央公園の梅の木は 早くも満開の感じ・・。  メジロは居ませんでした・・。)

   

昨日は 大寒でした。最も寒さが厳しい時ですね。 そんな季節に 高知では梅の花が咲き出しているのです。

水仙も真っ盛りで 昼間は15℃前後のポカポカ陽気 私など喜んで鏡川土手へ出かけています。天気予報では

北海道や東北の気温も合わせて見ます。昼間もマイナスの気温のところがあります。長野も大変寒そうで 

申し訳ないなーと思います。夏はこれが逆になります。私はこの夏高知在住なので 今から覚悟 です !?

 

ただ今年は雪が異常に少ない これでは春の田植えの水が心配という声もあります。山から 流れる水が少なく

なります。そこに昔からの生活があるので 気候が変わると 色々影響が出る。 大寒は大寒らしくあってほしい

ですね・・。 自然と生活が細かく結びついている訳ですから・・・。

 

オーストラリアは去年 ここ30年の平均気温より1・5℃高く 雨量は最小だったと言います。平均より1・5℃

高いだけで オーストラリア各地で森林火災が多発しました。雨が少なく 普段なら消える筈の火が消えなかった・・

のかも知れません。私もオーストラリア各地へ行きましたが 海縁を除いて 砂漠風の乾燥した 赤茶けた大地の地域が

多かったです。コアラの好きなユーカリの木は乾燥地でも育ちやすく 成長も早い木です。油分が多く燃えやすい面も・・。

 

パリ協定は80年後に 平均気温を1.5℃に抑えたいとしています。それがオーストラリアでは1年で 1.5℃上がった

ことが問題なのです。地球全体ではこの250年で1℃既に上がっています。実質2.5℃アップということですね。わずかな

ように見えて 気象の世界は大きな変化を見せるようです。

 

日本人は言葉巧みで 温暖化という言葉で 何となく穏やかな気候をイメージさせますが 実は高温化であり 気候変動

というより 気候危機です。世界ではもうそういう認識です。 産業革命以来最も高温の年度が最近の10年に集中して

います。これはもう偶然とは言えません・・。 大気への二酸化炭素の排出量の増加に沿うように 地球の気温が うなぎ

のぼりに 上がって来ています。これだけ問題になっても 世界の二酸化炭素排出量は増え続けています。

 

この気象の異常さに 気候の変動に多くの科学者は注目し その原因は温室効果ガスにあるとし 主たるガスである

二酸化炭素を2050年にはゼロにする目標をたてています。そうでないと 30年後 50年後大変なことになる・・と

訴えているのです。もう30年以上前に出版された岩波新書 『 地球環境報告 』では 生態系の崩壊 消える

熱帯林 砂漠化する大地 汚される地球など 現在起こっている異常事態を鋭く予言しています。1960年代から 

環境保護運動が広まった時 将来 人口の増加 消費の爆発 資源枯渇 自然荒廃を指摘していました。そんな危機感は

人々の間で 仲々広まらず 却って遠のいていく間にも 地球のあちこちで人間の生存を脅かす現実が現れてきたのです。

 

今起こっている異常気象は天災でなく 人災だという声が強いです。温暖化の原因が大気中の温室効果ガスにあり

その主要な成分が二酸化炭素です。ですから オゾン層に穴が開いた時 フロンガスを禁止したように 今二酸化炭素の

排出を ゼロにしたら(脱炭素) 温暖化は止まり 異常気象も少なくなるという考えです。 世界の多くの科学者は

この考えを支持しています。しかし主に経済的要因から 温室効果ガスを排出する化石燃料の使用を止めない国も

あります。アメリカもオーストラリアも石炭産業が盛んです。 日本も安い石炭から仲々離れることが出来ません・・。 

しかし 安いと思われた原発が結局高価なエネルギーになったように 毎年続く異常気象の被害を思えば 再生可能

エネルギーへの転換を 今 考える時なのです。

 

  

 

高知のあちこちで 菜の花も咲き揃っています。

 

 ロウバイ 地味ですが 黄色い花を咲かせる 蝋梅。油で寒さを守るとも言われる。

 ペーパーホワイト。 小粒ですが 可愛いです。

山茶花も 今 満開の様子。

転写なので 映りは悪いですが 新潟の干潟に羽根を休める 白鳥や水鳥。 寒い地域の冬の楽しみ。

病院仲間 ?  町のなかで再会 !  ひろめ市場で ランチ !!

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2 コメント

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秋田、新潟の冬。 (黒井秋夫。)
2020-01-21 08:18:25
昨日20日、武蔵村山市の自宅を朝6時15分のバスで出発。新幹線こまち号で秋田県・新玉川温泉に来ました。あたりは1m以上の雪が積もっています。21日、朝8時ですがボタン雪が降っています。この積雪でも例年の数分の一だそうです。
私は山形の雪国育ちなので、雪のある景色にほっとします。落ち着きます。
明日は日本海側の羽越本線を特急いなほ号で南下、新潟まで4時間。道中、右手側に日本海が時々見えます。そして左手に鳥海山が見えると良いのですが。冬の晴れは少ないので多分鳥海山は無理でしょう。庄内平野に差し掛かれば月山が見えるかも。それも晴れていればの話し。
明日22日は新潟五頭温泉郷・今板温泉です。一泊して武蔵村山市の我が家に帰宅します。
「PTSDの復員日本兵と暮らした家族が語り合う会」記念館がどこまで進んでいるか楽しみです。
Unknown (けいじいさん from 小諸市)
2020-01-21 16:25:14
大寒も 全国的に 暖寒で過ぎてしまいましたな。我々一般庶民には 暖かいのは有り難いのですが 小生の教会仲間の ガス、燃料屋さんの 方は 困っているそうです。なかなか 全部が 100点とはいかないのが 現実です。寒い時期は 寒く無いと、暑い時期は暑く無いと 経済は回らないという事でしよう。  もう、何十年も前の事ですが とある スーパーで 小生の顔を 遠くから チョロチョロ見ている人がいまして 小生も どっかで見た顔だなとは思ったのですか 結局その時は思い出せませんでしたが 家に帰って思い出しました。 病室の ヘッド仲間でした。

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