今日は夫のことです。(どんより)
自分も画家でありながら、展覧会を企画する(キュレート)をするのが大好き。
展覧会のテーマに沿った作品を作るアーティストを選び、アーティストを訪問して展示する作品の相談をして、ギャラリーに飾りつけ・・・
と言うとなんでもないようですが、6人のアーティストとなればその作業×6で、大変な時間をとられます。
さらにカードやポスターを作り、レセプションを開き、と今回のは夏前からの準備です。
で、こういうことをいうとアレですが、その時間は言ってみればタダ働きです。
私は芸術家じゃなく世俗にまみれているので、そこが大変気になります。
もともと自分の絵をもっと世に出さんかい!と思っている私は、口を出すまいと努力していますが、あんまりうまくいきません。
ヒトの作品を展示してる場合か!という気配をじわ~とかもしだしてしまいます。
さて、昨日はそこでプレ・オープニングということで招待客だけが参加したレセプションがありました。
予想以上に盛況で、地元の新聞誌・情報誌3社から取材も来て、散々褒め言葉をもらって帰宅した夫はテンションMAXで躁状態。
夫は、あまりの落ち着きのなさにイラッときた私の反応が薄いことに不満を感じたよう。
「ふーんだ、いいもん!」とばかりに、友人の携帯に電話しだしました。子供か!
それを聞くともなしにいるうち、はっとその友人は今カナダにいることを思い出しました。
外国にある携帯に電話するって、ものすごい料金がかかるんじゃなかったっけ?
鬼のような形相で、夫の目の前で”電話切れ!!!”とゼスチャーで伝えるも、調子に乗った夫は無視。
あー、知らんぞー。私は知らんー。
そしてそれを知った夫は、「でもアリゾナより近いぞ」って。
アリゾナはアメリカ合衆国でしょっ!ほんと、大丈夫だろうか
結局昨夜は、電話代が心配で眠れなかったそうですよ。
何やってんだ、いったい・・・
さて、本レセプションは明日です。
今度は私も行きますから、どこにも電話しないように見張りたいと思います。