夫が家で何もしない!
っていうのは、日本もアメリカも共通した妻の不満じゃないでしょうか。え、うちだけ?
特に朝家を出たら深夜まで帰らない、あるいは週末も接待ゴルフだのという日本の夫たちに比べて、家にいる時間が長いだけに、アメリカの夫たちの行動は目につきます。
仕方ない、例を挙げるのに私の夫に生贄になってもらいます。
まあ、掃除をしろとはいいません。
食器も洗えとはいいません。
でも、床に落ちとる、明らかにアナタが落とした紙くずやゴミをまたいで通り過ぎるっていうのは、何?
さーーーーっき掃除機をかけて、振り向くとそういうのが落ちてるのを見ると、怒りレベル1になります。
で、夫がその落ちてるモノをまたいで歩くのを見ると、怒りレベル2に。
一応レベル5までの許容力はあるので、まだ爆発するほどの怒りではないにせよ、でもなんか面白くありません。
ムカムカともやもやの間のあたりの気分でいるところへ、ポップコーンをチンしたのを歩き回りながらこぼしつつ食べているのを見ると、ねえ
私としてはこういうふうに段階を踏んでいるんですが、夫にしてみれば、いきなり横道から犬が飛び出してきて吠え掛かってきたように思うらしいです。
これは、夫の無神経と私のすぐ振り切れる怒りレベルの針と、どっちがいけないんでしょうか?
そう思っていたところへ、今日読んだ本の中に答えを見つけました。
その本によると、夫のような人にはどういうわけかは謎ですが、落ちているゴミは見えていないんですって。
だから、それを拾うだろうと期待する私が間違っているんです。
確かに、もし私が静かに「それ拾ってくれる?」って言えば、夫はきっとそうしてくれると思います。
気がつかないものに気がつけといっても無理なんで、いちいち言えばいいというのがその本の結論ですが、それもめんどくさいな。