夫の友人Lから夫に「お前の頭を貸してくれ」というヘンな連絡が来て、昨夜出かけました。
Lもアーティスト、主に油絵を描いています。
私は手伝いという名目で、夕食に釣られてついて行きました。
夕食は、ホームメイドのブリトー。
日本の手巻き寿司のように各自好きなものを巻けばいいので、ベジタリアンにも対応できるし、良いアイデアです。
一番先に焼いたトルティヤが載った皿を渡され、たくさんの種類の具を全部入れていったら、巨大なものになってしまいました。
他の人たちは、私のを見てほどほどの大きさのものを作っていたので、自分のだけめちゃくちゃ大きくて恥ずかしー。
さて夕食も済み、広いガレージを改造したLのアトリエへ。
「頭を貸せ」というのが謎のままでしたが、本当に文字通り、夫の頭の型をとってマスクを作ったんでした。
なんでも、Lが参加するプロジェクトで30人分の頭の型をとって組み合わせた巨大オブジェを展示するんだそう。
それにしても、大変な手間と時間がかかりました。
全工程3時間くらいかかったでしょうか、帰る時は夜中の12時を過ぎていました。
私は手伝う気満々だったのですが、アシスタントの女性もいたのであまりすることもありません。
写真係に徹しました。
以下、その時の写真の一部です。
ヤンキースのTシャツはLのもの(と言えって。夫はヤンキースが嫌い)
この後、前後にはがして中に液を流し込み、型をとる
出来上がりはとてもきれいで、まぶたの二重もくっきり、当たり前ですが気持ち悪いくらい夫にそっくり。
夫はというと、実は閉所恐怖症の彼は2時間以上口も目も塞がれて、叫びだすのを必死に堪えていたそう。
ま、叫んでもあんまり聞こえなかったと思うけど。
さらには、その夜シリコンにかぶれて顔がじんじんして眠れなかったそう。
大変だったね。