今日は怒っています。

 

がおーっ!ていう勢いで書きますので、そういうのが苦手な方はここでストップ。

 

 

 

高齢者の癌治療の記事に、コメントを書いた人がいます。

 

そのコメントの要旨は、「80歳を超えた癌患者は、治療をせずに痛みだけなんとかしてもらって静かにしていた方が本人のためだし、医療費をムダに使うことも無い」ということです。

 

 

は?爆弾ドンッメラメラパンチ!ムカムカ炎むかっ

 

 

いや、誰もが何に対しても意見を持つのは自由ですがね、それをさも賢い意見のようにコメントに書くその神経が分かりません。

まるで、自分ひとりで全80歳以上の癌患者の医療費を負担しているような。

 

そう思うんなら、自分がそうなった時にそうすればいいだけのことでしょう。

黙っておれ!と言いたい。

 

 

私の父は、ちょうど80歳。

癌患者です。

 

悪性リンパ腫になり、きつい治療に耐えて克服しました。

しかし3年後再発し、また今往復4時間かけて治療に通っています。

 

治療中なので、ウィルスは大敵。

電車や地下鉄の中でも、インフルエンザはもちろん風邪やちょっとした菌も命取り、そういう状況での4時間です。

 

骨髄にも癌細胞は入り、完治はムリだと医者にも言われ、それでもまだ人生に期待して。

私に会うのを目的にして。

 

昨年の暮れに会って、さよならの時に「お父さん、頑張るから」って言ってました。

 

 

80歳以上で癌患者が、治ろうとしてはいけませんか?

 

当人の気持ち、その家族や周囲の「生きていて欲しい」という気持ち。

そういう気持ちはどうなります?

 

 

私も含めて、人って自分がそういう立場に置かれてみないと分からないことってありますが、このコメントした人のように自分の言葉が他人を傷つけることがあるということは、いつも念頭に置いて気をつけたいと思います。

 

 

こんな暗い内容の今日のブログ、最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。お願い

 

 

 

 


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