何度か書いていますが、私の嗅覚はちょっとお年寄りの犬並み。
しかし、人間が匂いに敏感でもあまり良いことはありません。
嗅ぎたくない匂いも嗅いでしまって。
どうせなら、目が良いとか耳がいい方が良かったんだけど。
でも、匂いって特別な過去の場面の記憶と強く結びついていたりして、匂いでいきなりある思い出の場面に引き込まれたりしますよね?
まあ、なので香水にはひときわ興味があります。
ひとつ、忘れられない匂いが私にはあります。
それは、タイのプーケット島へ旅行した時、部屋を掃除してくれた後に枕の上にオーキッドの花、そしてスプレーをしてくれたと思われる、オーキッド系の匂い。
もう、それは本当に良い匂いで、戸外の暑さをしのばせつつ、エアコンの効いた室内のひんやりした空気とばっちりマッチしていました。
写真拝借
部屋を留守にしている間に掃除してくれるのと、私はタイ語が分からないので訊くことができず分からないままで、どれだけ後悔したことか。
部屋にスプレーするくらいだから高価な香水だとは思いませんが、私にとっては良い匂い以上の”これぞ私の求める香り”とでもいうようなものでした。
香りひとつでこの光景が
その香りを求めて20年、未だに100%これ!というものには出会っていません。
それが、先日立ち寄った香水売り場で、”!”っていう香りを見つけて即買いしました。
これを探し求めていたんだということを思い出したくらいには近いのですが、うーん、ちょっと違った。
まだまだ探求の旅は続くのね~