昨年末に日本へ一時帰国した際の写真を、うっとりと懐かしくながめていました。
うっとりしたのは、主に食べ物の写真が多いからです。
そんな中、寺院の写真に目が留まりました。
車でぐるっと実家から南の方へ日帰り旅行した時のものです。
この寺院は源義朝の最期の地です。
ここからWikipediaのお世話になります。
平治元年(1159年)、平治の乱に敗れて東海道を下ってきた義朝は、随行していた鎌田政清の舅・長田忠致の許に身を寄せるが、忠致・景致父子は平家からの恩賞目当てに湯殿(野間駅の東にある法山寺にあったとされる)で入浴中の義朝を欺し討つ。この時、義朝は「我れに木太刀の一本なりともあれば」と無念を叫んだとされる。
野間大坊にある義朝の廟には、この故事に因んで幅約3センチ、長さ役約40センチの木刀が山のように供えられている。また境内には義朝の首を洗ったとされる「血の池」があり、国に異変があると、池の水が赤く染まると言う伝説がある。
お風呂に入ってたところを、ねえ・・・
その義朝の「木刀の一本もあれば・・・」という無念を供養するために建てられた、なんだかアートのような建造物。
周りの棒のようなたくさんのものも刀なら、真ん中に地に刺さるように立っているのも刀。
いや、1本でいいって言ってない?こら!
写真に撮ってもいいものか、腰がひけながら門の外から撮った
そして、木が覆っている、首を洗ったという「血の池」もありましたよ~。
写真は怖くて撮りませんでしたが。
池といっても今はちょっと大きめの水溜り(こら!)のような。深そうですけど。
水の色が赤くなるって、怖すぎ。
びっくりしたことには、この「血の池」の本当にすぐ傍に普通の民家が2軒建っているんです!
知らないんでしょうか?いや、まさか。
ひゃ~、私はムリムリムリムリムリ、絶対ムリ、怖くてムリ~~~
夜中にトイレに行けない~、なんなら日中も怖い~。
田舎ですから土地はいくらでもあるのに、なんだってまたこんなお隣へ家を建てたんでしょうね?
という疑問が強く残りました。