大阪弁

大阪弁が難しいと言われる理由

関西弁の中でも大阪弁が最も難しいと言われています。
イントネーションもそうなんですが、
京都弁に比べると大阪弁はちょっとややこしいんですね。

例)

  • 行かない→行けへん
  • 行けない→行かれへん
  • つかない→つけへん
  • つけない→つかれへん
  • 思わない→思えへん
  • 思えない→思われへん
  • 言わない→言えへん
  • 言えない→言われへん

上記のように変化します。

京都弁や滋賀弁の場合は”ない”を”へん”に変えるだけなんですが、
大阪弁はすべてエ段+へんの形になるのが特徴。

主に大阪市内・豊中・池田・守口・門真・東大阪・八尾・
南大阪全般で上記の表現を使います。

北摂(吹田・茨木・高槻・摂津)や京阪沿線である枚方・寝屋川・交野市などは
どちらかと言うと京都弁に近く、
行かない→行かへん
言わない→言わへんとなります。

このように、
大阪でも地域によって使われる大阪弁が違うので
大阪弁は難しいと言われている理由の1つ。

しかし、最近の若い人の大阪弁は、
エ段+へんにならない場合も多く、
そういう意味でも難しいと言われています。

まとめると、
大阪弁が難しいと言われる理由は、

  1. ●行かない→行けへんなどエ段+へんになること
  2. ●北大阪と南大阪など地域によって、行かへんとなったり違うこと
  3. ●世代によっても、行かへんとなるので違うこと

などが考えられます。