スッゴくムカついたことがあったのを思い出しました。
こたろうが学生のころ、
部活が終わって暗くなった帰り道。
自転車で狭い道、いわゆる生活道路を走っていました。
交差点を曲がると、少し先から車が一台、ハイビームのまま近づいて来ます。
こたろうに気づかないわけないんですが、ハイビームのまま。
ローに落としてくれませんでした。
交差点を曲がったばかりのこたろう、
自転車の方向が定まらないまま、眩しくて眩惑を起こし、足下が見えません。
恐怖でした。
そして、ブレーキが間に合わず歩道の縁石に乗り上げ転びそうになりました。
ハイビーム推奨なんですってね、今どきは。
ローだと光は約40m先までとどきますが、
ハイビームだと約100mまでとどき、徘徊している老人などをいち早く発見できるから。
だそうです。
運転免許更新の講習でもそう言っていました。
でも、ハイビームの使い方、そこまでしか教えないんです。
それじゃダメだと思うんです。
そこから先も教えないと!
なので、こたろう考えました。
「規則」でも「マナー」でもなく、
「安全確保」
と
「自己保身(事故の該当者にならない)」
という観点です。
1 : 対向車(自転車など軽車両を含む)や歩行者がいないときはハイビーム。
2 : 対向車(自転車など軽車両を含む)や歩行者を発見したら、
不測の動きを想定して、ハンドル操作や減速開始ができるよう心の準備をしつつ、速やかにロービームに落とす。
3 : すれ違ってから、対向車(自転車など軽車両を含む)や歩行者がいなければハイビームに戻す。
4 : 先行車がいるときは、先行車のバックミラー(リアビューミラー)に強く反射し、眩惑を起こすので、ハイビームにしない。
どうでしょう?
対向車(自転車など軽車両を含む)や歩行者の視界を奪うような運転をするなって、なぜ言わないのか、不思議でなりません。
ホントのことばらしちゃうと、スッゴく腹立ったんですが、
こたろうにハイビームを浴びせた件の車、
スピーカーが付いてる広報車で、
な、なんと!
「今夜7時から○○公民館で『歩行者に優しい運転を』と題して交通安全の講演会が開かれます。。。。」
って言っていましたよ。
警察関係か市役所関係の車だったのかな?
こたろう怪我してたら当然、訴えてたことでしょう。
「なんでこたろうには優しくしてくれなかったんだよぉ!」
って。
自転車(軽車両)に乗ってて、「歩行者」じゃなかったからかなぁ(苦笑)