平和なセブ島に、あいつがやってきた。
その名は、ロックダウン
すみません、準ロックダウンでしたね。 (セブの女王ガルシア様に怒られてしまいます)
皆さんも言動にご注意ください。
便宜上ロックダウンとさせていただきます。
ちなみに最近
ECQという呼ばれ方を 『フィリピン英語圏』 ではされ始めました。
ECQとは(Enhanced Community Quarantine)
ECQといっても、
まだ誰もわからないので、様子をみながら処方していきたいですね。
前回でおなじみの 『コミュニティ隔離措置』(在フィリピン日本大使館から拝借)がその日本語となります。
或いは 『強化されたコミュニティ隔離措置』という表現
『コミュニティ隔離検疫』という訳も出始めております。
※当ブログでは、お気づきの通り正確性は追及しておりません。
この辺りについてももっと正確に確認しているブログなどがございますので
そちらに任せます。
セブ島のロックダウン
大統領のロックダウン宣言がセブにも フィリピン、メトロセブ(セブ首都圏)の対抗措置の予定日 ロックダウンの言葉が大手報道が大々的に流しているのでルソンで混乱があった ロックダウンというのを控える動きもあるよう 認識はバラバラのようだ#フィリピン #セブ #セブ島 pic.twitter.com/SCnnyRi50o — セブのきょうしろう🇵🇭@フィリピンルソンアンヘルスのきょうしろう隔離執行中脱獄進行中😌 (@kyoshirocebu) March 27, 2020
以上のように大々的にロックダウンは周知された。
細かい日本語の日程はこちら
セブ・日本人会 【ロックダウン情報】 これまで同様、各市によって対応がバラバラのようです。 ・セブ州 30日 12:01(深夜)から
・セブ市 28日 12:00(正午)から ・マンダウエ市 30日 12:01(深夜)から ・ラプラプ市 29日 12:01(深夜)から ・タリサイ市 30日 12:01(深夜)から — セブのきょうしろう🇵🇭@フィリピンルソンアンヘルスのきょうしろう隔離執行中脱獄進行中😌 (@kyoshirocebu) March 27, 2020
セブ州、メトロセブ(セブ首都圏)のセブシティは セブ市長(メイヤー)の管轄です。
※ややこしいセブセブだらけの用語について
セブ州とは
セブ島と周囲の小島(マクタン島、カモテス諸島、オランゴ環礁など)をその範囲とする。南東にボホール海峡を挟んでボホール州、南にシキホル州、西にタノン海峡を挟んでネグロス・オリエンタル州、西ビサヤ地方のネグロス・オクシデンタル州、東にレイテ州と隣接している。
メトロセブとは
メトロ・セブ(英語: Metro Cebu)、メトロポリタン・セブ (Metropolitan Cebu) またはセブ都市圏 (Cebu Metropolitan Area) は、フィリピンのセブ島および周辺の小島で構成されるセブ州の主要都市圏であり、メトロ・マニラと同様、フィリピン政府によって公式に設立された都市圏である。2010年時点の都市圏人口は2,551,100人。
セブシティとは
セブ市(英語: Cebu City、セブアノ語: Dakbayan sa Sugbo、タガログ語: Lungsod ng Cebu)は、フィリピンのセブ州の州都である。フィリピン国内で人口が5位(ケソン、マニラ、カローカン、ダバオに次ぐ)の大都市である。メトロ・マニラやメトロ・セブを単一の都市と見なせば国内第2位の大都市となり、狭義のセブ市はメトロ・セブの中心地域となっている。また、現代の首都であるマニラよりも古い、フィリピン最初期の植民都市でもある。2010年現在の人口は約87万人[1]。バランガイ数は80。
全てwikipediaからの引用
セブ州、メトロセブ(セブ首都圏)のセブシティは セブ市長(メイヤー)の管轄です。
セブシティは
- セブ州の州都です。
- メトロマニラに次ぐ権威もある。
- フィリピンのビサヤ地区のナンバーワンの権威があります。
その市長は、そのトップ。
ちなみに
市長は、新市長 エドガルド=ラべーリア
前市長、あのオスメニアが退任して就任した、新進気鋭です。
大貴族”トミー”が愛称のオスメニアでしたが、
持病が悪化して退任。
トミーさんがトミー(おなか)をわずらった
そこでたったのが、この新市長。
しかし、そのエドガルドもかすむように
あいかわらずこのお方がまた、ほえます!
メトロセブセブ州の準ロックダウン開始
ガルシア州”セブシティは全セブ州のウイルスの震源地” ここから、全セブ島他にひろがる セブマクタン国際空港から来る人はまずセブシティに来るので ここで封鎖して閉じ込めて 叩き潰す って感じですかね 強気で頼もしい 賛成意見も飛んでます https://t.co/jVY76Lmk6V — セブのきょうしろう🇵🇭@フィリピンルソンアンヘルスのきょうしろう隔離執行中脱獄進行中😌 (@kyoshirocebu) March 29, 2020
ね
やる気が違いますね。
セブ市の市長が全く地味でみえなくなってしまいます。
メトロマニラではフィリピンの女優のポスターをよく見かけますが、
ここではこのわれらがセブ島のアイドルグウェンドリン”グウェン”ガルシアです。
新聞の一面なんかにもよく出てました。
でたがりなんだな・・・・・と。
セブ州知事(ガバナー)ガルシアは、セブ市でもアイドル並みの扱いです。
私も10数年見ておりますが、顔が変わりません。
私は彼女の『不老不死説』をうたがいません。
※65歳以上と学生外出禁止はまもなく発効する※
セブ州知事ガルシアの御顔が拝めた 不老不死かよ 十年前と変わらない歳をとりません ダバオにサラ市長、 セブには愛称 “グウェン” がいる それがセブの女王の名前だ ガバナー州知事で有名 雷も落ちるとっても怖い存在https://t.co/mcMrGUmCxf — セブのきょうしろう🇵🇭@フィリピンルソンアンヘルスのきょうしろう隔離執行中脱獄進行中😌 (@kyoshirocebu) March 22, 2020
記憶では10年以上前から
セブの巨大祭り、『シヌログ』でも女王として踊ったりして、民衆から親しまれております。
セブには昔、イエスキリストの子供の像を女王が受け取ったという逸話があります。
それがシヌログの祭りのみなもとです。
それもたくみに活用し、うまく自身の宣伝と政治を溶け込ませております。
『セブ島の女王』と呼ばれてしまうゆえんですかね。
見事な刷り込み!
さすが、女王ガルシア陣営のあたまのよさ、といっておきましょうか。
口もしっかり出します。
なつかしいですが、ずばりいうわよ、です。
おっかないです。
しかし・・・
怒らせてはいけない。
セブの女王のいかづちはどんなものなのか。
いまもなお行われる一般人の有名人だろうがなんだろうが公開処刑。
『本当に、本当に申し訳ございませんでした』 公衆の面前で我らがガルシアに謝罪
フィリピン人にとってこの面前での謝罪がどれだけ屈辱か 完璧勝利 Facebookで おまえちょっとこい 呼び出し 悪口を広める輩を撃退 ガルシア砲炸裂 セブの女王 どしどし行きます#フィリピン #セブ島 #セブ https://t.co/msJZyugInp — セブのきょうしろう🇵🇭@フィリピンルソンアンヘルスのきょうしろう隔離執行中脱獄進行中😌 (@kyoshirocebu) March 25, 2020
理不尽すぎるものでなく、
フィリピンの法令や慣習にのっとったうえでの行動です。
日本人の文化では異常で派手で気づきませんが、
フィリピンでは理知的かつ、大胆すぎるので
また暴力や武力に訴えているわけでもないので
逆らえません。
これが彼女のおくのふかいところ。
そんな彼女
また過去のセブシティのオスメニア市長やラマ市長とも
渡り合ってきている大物です。
オスメニア市長・”セブ島の大貴族”
オスメニアは、セブ島の大貴族で金持ちの権力者です。
あなたが専門家でない限りは、『セブの大貴族』と大まかに覚えておくとよいですね。
セブで結構出てくるボキャブラリーです 。
そう、あのオスメニアサークルの名前の人ですね。
お察しがいいですね
第二次世界大戦中、日本軍にたいしてレジスタンス活動をしていたのが、このオスメニア氏族とのこと。
戦争中の情報も錯綜している所も多いのですが、日本への反乱軍を仕切っていたという事ですね。
彼らの地盤はセブ島だったようなのです。
ちなみに
『マリア=ルイーザ』という、セブ島一番の金持ちが住む街があります。
芸能人やフィリピンの金融王も住むという。
その土地の大部分の持ち主がオスメニアだったりするとか。
また前大統領アキノの側近もオスメニアが参加しているとかいう。
とにかく権力ファミリーで、金持ちです。
フィリピンで金持ちはたいていおっかない商売もやってますので。
この大貴族オスメニアもおこらせてもいけません。
しかし、セブの女王”グウェン”はそれとバチバチやってしまうわけですから。
Youtuberや芸能人や芸人がかなうわけありません。
その対抗のラマ市長とは仲がよいという話を聞いたことがあります。
オスメニア包囲網を敷いてたんでしょうね
政治的にオスメニアを孤立させたい意図か
共にオスメニアに対抗していたとか。
そういう事なんで今の市長だと、ちょっと控えめになってしまうのかなと。
今の市長はあまり詳しくないのでよかったら教えてほしいです。
てはじめは国際エアポートの封鎖
今日3/26がセブマクタン国際空港に入場は最後。 3/27より入れなくなるhttps://t.co/X1wepnYMly
— セブのきょうしろう🇵🇭@フィリピンルソンアンヘルスのきょうしろう隔離執行中脱獄進行中😌 (@kyoshirocebu) March 26, 2020
急に空港が使えなくなるという事態。
聞いた事ありません。
しかもあと数日のうちに。
死のカウントダウンです。
インバウンドの外国人観光客など関係ありません。
経済が・・・・
お客様が・・・・
だからどうしたの?
といわんばかりですね。
予想がつくので、誰もいわないでしょう。
インバウンド大国のフィリピンで しかもセブ島。
外国人を無視するなんて、
それはもう!『知事たたき』には最高です。
東京地知事なんていつもたたかれまくってます。
しかし
報道や関係者にできるわけがない。
ルソン島やミンダナオ島では、もっとすごい妖怪や女帝が住んでますので
どうかはわかりませんが、
セブ島では彼女のテリトリーで、
『絶対無敵の黄金タイム』の中におります。
セブ州でそんなひと、、、いるわけがない。
いまもなお行われる一般人の有名人だろうがなんだろうが公開処刑。
セブ州がセブシティを隔離 セブシティは封鎖された
3/30午前0時1分から
フィリピンセブ島 セブシティがセブ州に閉鎖される ここでもかつてない事が起こってる https://t.co/psmA6F9Dgt — セブのきょうしろう🇵🇭@フィリピンルソンアンヘルスのきょうしろう隔離執行中脱獄進行中😌 (@kyoshirocebu) March 27, 2020
強気な書き方です。
なんだかセブシティとそのトップセブ市長に忖度はありません。
馬鹿にされているかのような。
記者の書き方にも普段の力関係が出ているんだともいえるかも。
女王はなんでもあり。
ひどいかと思いますが、それは文化と慣習と考え方の違い。
日本とは違い、フィリピンという無法者も無数にいる国では このような資質がトップに求められます。
非常にフィリピンでは必要な人材なんです。
エピローグ: 平和のうちにセブ州で一番大変なアレ。
セブシティのロックダウンが終了した。
本日セブ島ではロックダウン
或いはその強化措置が 正午12時に開始 メトロセブでは最初になる その 歴史に刻まれる長い一日 の各地の様子をカメラがとらえた フィリピンの人々や 警察 軍隊 市の境界線の姿が かいまみれる 実際、真夏で暑いし見れないから 助かるね こういうリンク https://t.co/glxeigW5iS — セブのきょうしろう🇵🇭@フィリピンルソン島で隔離執行中脱獄進行中😌 (@kyoshirocebu) March 28, 2020
州知事ガルシアとエドガルド市長、他の市長たちの指導のもと
無事に終了する事ができました。
メトロマニラやルソン、ダバオシティ、他の地域での経験もありましたので。
フィリピンレベルでは完璧といえる出来だったかと思います。
日本レベルだと、突っ込みどころがまんさいで数週間メディアがさわいでいるでしょう。
いいんです。
日本人は細かすぎるんです。
今日も長い1日となりました。
皆さんもお疲れ様でした。