近年最大級のスーパームーンが
今年の2月19日から20日にかけて
見れるそうです(*^^*)
だがしかし日本でも見れる場所は
限られてるみたい…お天気が悪くて…
富山は全く見れませぬ…雨降ってまふ…
残念…


と、寂しいのでこんな妄想してみました
よかったら見ていってください(*^^*)









私には忘れたい人がいる

大好きなあの人

私の親友

たった一人の理解者

ジョンデ…






ジョンデと私はいわゆる幼馴染み
家が隣同士で母親同士が親友
そして子供の私たちも同じ年に産まれた
だだし、私の方が1ヶ月お姉さん
だから私の方が偉いのだ(笑)

小さい頃から何をするにも一緒で
隣にいるのが当たり前だった

"男女でずっと一緒にいるの辛くない?"

"男女の友情なんてありえない"

あの頃の私にはそんな女友達の言葉なんて
耳に入ってなくて

"ジョンデは男じゃないの
私の1番の親友なんだから"

私はよく友達に話していた

そう私の事を一番理解してわかってくれる
ジョンデの隣が凄く居心地がよく大好きだった

何をするにも何処へ行くにも
ジョンデと一緒
それが変わりだしたのは
高校に入ってから

お互いに違う高校へ行っても
変わらないと思ってた…
そう…私たちの関係が壊れるとは
思ってなかったの…

ジョンデに彼女が出来るまでは



高校が違っても相変わらず
お互いの家を行き来してたある日

ジョンデが女の子を連れてきた

はじめての事だった

今までにも何度か告白はされてたけど
付き合ったことがなかったのに…

その頃からジョンデが今までとは
違う人に見えてきて

そう…男の人に見えてきて…
ジョンデの隣にいたくても
彼女の場所だし
私も変に意識してしまって…

こんなぎくしゃくした関係が嫌で
私も彼氏が出来れば一緒なのかな?と思い
男の人と付き合ってみたけど…
逆にジョンデが特別なんだって
自覚するだけだった

そう…
ジョンデが自分にとってどれくらい
大切な存在か気が付いたの

でも…

気がついても
ジョンデの隣には違う子がいる

辛い…



どうやらジョンデにとって
私はただの気の合う幼馴染み
私が男の人と一緒にいても平気みたいだし
気にしないみたい…

私の片想い…

自分の気持ちに気がついてから
何度目かの冬
私たちは同じ大学に通っていた

私は自分の気持ちに蓋をしたまま
相変わらずジョンデの気の合う幼馴染みを
続けていた…

ジョンデに会えなくなるのが恐いから


今度の彼女はなかなか気が強い

私のことが嫌いみたいだ

そうだよね…
私も同じだ
あなたのことが嫌いだ

笑顔でジョンデの隣を歩く彼女…

私には…
なれないポジション…


この日も一人で歩いていると
ジョンデの彼女がやってきて
通りすがりに
『ジョンデに近づかないでくれる?
邪魔なんだけど』

はぁ~…近づくもなにも
家が隣なんだから仕方がない
私が避けてもジョンデがやってくる
それは彼女が居てもいなくても
変わらないんだから…
私はため息をつきながら
『はぁ~…ジョンデが私のところへ
来るんだから仕方ないでしょ
そう言うことはジョンデに言ってくれる?
………
それに…』

『それに?』

『私ジョンデの事が好きだから』

『なっ💢』そう言うとプンプンになって
何処かへ行ってしまった

言ってしまった…
ジョンデ以外になら言えるのに…
肝心のジョンデには…言えない…
それに彼女に言ったところで
どうせジョンデには言わないだろうし


それにしても憂鬱だな…


そう思いながら
講義も受けるのがおっくうになり
今日はずる休みして家に帰ることにした

憂鬱な気分を何とかしたくて
フラフラと街を歩く…
気分が晴れないな

電車待ちでホームで携帯を開く
目に飛び込んできた文字

"スーパームーン"

なにそれ?
気になって調べると

"断ち切りたい人間関係をリセットしてくれる"

今の私には必要かもしれない

もお何年もこの苦しい片想いに
心は疲れはてている
打ち明けることも出来ない
弱い私が悪いんだけど…
打ち明けてジョンデとの関係が
壊れてしまったら
そう思うと恐くてここから先には進めなかった

進めない恋ならば

苦しい片想いならば

忘れた方がいいよね

自分で出来ないなら
お月様頼りかな(笑)

そう思って家には帰らずに
少し離れたところにある
山へ行くことにした

小さい頃はよくジョンデの家族と
うちの家族で一緒にスキーをしに来たな…

今日はスキーもしないのに
こんなところへ来ている

私いったい何してるんだろ…

少し薄着だったから寒いな

そう思いながらゴンドラに乗る

ナイトスキーのお陰でゲレンデは明るい

久しぶりの山に少しは気持ちも晴れてきた
写真を撮ってSNSにアップする


ゴンドラを降りて雪道を歩く

空を見ると満点の星空

そこに輝くお月様

これがスーパームーンなのかな?


綺麗だな…

ここでお月様にお願いしたら
ジョンデの事を忘れられる?

お月様を見つめてそんなことを考えていた


どれくらいお月様を見つめてたかな…

もおお願いしよう
私は目を閉じて手を組む

心の中で
"お月様…
私には忘れたい人がいます
ずっとずっと好きだった人…"

『はぁはぁ… ○ ○ 』

えっ?
ジョンデの声?
振り替えると

『○ ○ 』

『ジョンデ…』

名前を言った瞬間
ジョンデに抱き締められていた

『な、なんで?』

『今日1日ずっと探してた…
講義にも出てなくて
家に行っても居ないし…
そしたらお前写真アップしただろ
それ見てここまで来た』

『だ、だからなんで来るの?』

ジョンデは私から体を離すと



『俺…

俺、ずっと○ ○ の事が好きだったんだ』

『えっ?』なんで?

『○ ○ は覚えてないかもしれないけど…
俺…中学の時に○ ○ と友達が話してるところを
聞いて…』

『え?なに聞いたの?』

『うん…だから…俺のことは…
男として見てないって…
凄くショックで…
だから高校も別のところへ行ったんだけど
結局好きな気持ちを忘れることができなくて』

『え?だって…彼女取っ替え引っ替えしてた
でしょ』

『はじめは○ ○ の気を引こうとしてやったんだけど…○ ○ にも彼氏出来たりして
その後は来るもの拒まずって言うか
どうでもよくなって…誰でも良かったから…』

『…ダメじゃん…』

『…ほんとだな…

○ ○ 今日彼女と別れてきた
その…元カノに ○ ○ の気持ちを聞いて
いてもたってもいられなくて…』

『え?』

『彼女に俺の事が好きだって言ったんだろ?
わざわざ言いに来たよ
どんな関係なんだって…』

『………』

『○ ○ 』

私たち
一体何やってたんだろうね…
お互いがお互いの事を1番知っていると
思ってたけど
1番肝心なことがわかってなかったんだね…
ここでちゃんと自分の気持ちを言わなかったら
後悔するよね
私は勇気を振り絞って

『ジョンデの事が好きです』

『うん。俺も ○ ○ が大好きだ』

ジョンデにまた抱き締められる
涙が出てくる

これは嬉し涙かな…

心が軽くなる

ジョンデ…大好き






空を見上げながらジョンデが
『○ ○ なんでここに来たの?』

『うん…お月様を見に…
今日のこのスーパームーンに
お願い事をしたら願いが叶うって
聞いたから…』

『何の願いごとしたの?』

『…う~ん…』

『何?』

『…ジョンデの事を忘れられますようにって』

『えっ!
ダメだよ!ダメだ
その願い事は却下してくれ』

『願い事する前にジョンデが来たから
できなかったけどね』

『えっ?…してない?
はぁ~………
○ ○ ~ビックリしただろ‼
お仕置きしてやるーーーーー』
と追いかけてくるジョンデ



雪の上を走って逃げるけど直ぐに
追い付かれて雪の上に倒れちゃった

ドサッ



『捕まえた』

『………』
ジョンデと目が合うとドキドキする

『○ ○ 』

そっと唇が重なる







スーパームーンに願い事はしなかったけど

このお月様は
絶対に忘れないだろうな…
この素敵な夜空を…





-おわり-




あまりスーパームーン関係なかったかな(笑)
山にいかなくても良かったような…

私には何かあるかな…
断ち切りたいものや
忘れたいものが…

今のところは無いかな(*^^*)

それは幸せなことなのかもしれないな🍀
この今の幸せに感謝だね✨


EXOに出逢えての感謝
ここで皆に出逢えたことへの感謝





ここまでお付き合いくださり
ありがとうございました(^^)v

画像はすべてお借りしました
ありがとうございましたm(__)m





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