今作っているC-ATっぽいマシンとは別に、1つ作ってみたいマシンがあります。
まずはこの記事を見てください。
軽いマシンはそれだけでメリットが高いです。
その理由を書き出してみます。
- 加速力が高い
重量抵抗が少ないので、加速がいいです。
通常、グリップを出すためにはある程度の重量やダウンフォースが必要とかもあるのですが。
ミニ四駆はそもそも、実車と比較すると重すぎるんですよね。
2乗3乗の法則:1/32スケールで180g(電池込み)で考える
32x32x32x180=5898240g=約6t
なのでグリップなどの問題はほぼない、と考えていいので、軽ければ軽いほどいいはずです。 - ブレーキが効く
重量が重ければそれだけ運動量は増えます。
重量2倍なら運動量も2倍です。
つまりブレーキでの制動距離も重量で変わるわけです。
ただ、実車だと重量でブレーキ性能はほぼ変わらないんです。
重量が重いとタイヤと路面の摩擦抵抗も大きくなるので、増えた運動エネルギーと打ち消しあって、制動距離は変わりません。
ただこれは、実車にようなサスペンションがあって初めて意味があることで。
ミニ四駆の場合、フレキでもフロントは沈まないし、ブレーキが接地するとタイヤは宙に浮くこともあるくらいなので。
運動量の増減を重量で測ることが可能です。 - 跳ねにくい
重い方が着地の反発力も大きいです。(作用反作用の法則)
単純に軽いマシンのほうが跳ねにくいです。
ではデメリットはあるのか?
あまりないと思うのですが、考えられるのは以下です。
- 速度が出過ぎる
単純に速いんですw
速いと悪いのか?となるんですが、制御が難しいんです。
重いとブレーキが効かない、と言いましたが、速いのも効かないんです。
制動距離は速度の2乗に比例するからですね。 - ジャンプが高い
特にリフター搭載マシンでフレキだったりすると、ふわっと高いジャンプになります。
もちろん飛べるのはいいことなんですが、速度と同じで制御が難しいわけで。
と、こんな感じでデメリットってほぼないんですね。
これだけメリットがあってなぜ、あまりミニ四駆界ではこのあたりを突き詰めた話が出てこないのか。
ちょっと不思議に思っていました。
ノーマスダンマシンはこのあたりを目指していたのですが、ノーマスためにアルミホイールを搭載したりしているので、実質車重はそこまで通常のマシンと変わりません。
なので。
自分が作れる最軽量のマシン、というのを作ってみようと思います。
うちのマシンは最軽量のマシンでも120g前後。
なので、今回は100g台を目指します!
まぁでもまずはC-ATマシンを作ろう・・・w
ではでは。