公式戦中断中のJリーグは8日、今月25日から5月27日までの公式戦123試合の延期を正式に発表しました。
J1、2、3とルヴァン杯プレーオフステージ第1戦で、5月30日以降の開催は未定となりました。
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J1再開は早くても6月以降も…無期延期の様相。
4月3日の臨時実行委員会ではJ1再開が早くても6月以降とすることで合意、4月下旬から5月上旬の再開案は白紙とされていましたが、これで正式確定。
Jリーグは無期延期の様相を呈しています。
2020年サッカー見られるかな…。本当に開幕戦とルヴァンカップ見れたのはラッキーだったのかもしれませんね。
村井チェアマンも
少なくとも1カ月以上の間隔を空けての再開に向け、協議することで合意
といっていますが、何か月間が空くのかなー。緊急事態宣言下ではどうなるかわかりません。
今がまん延期、ピークは4~5月と専門家から言われており、
4月末の開催は困難。ではいつか?というのは分からない。5月末ならば何とか…と考えます
と厳しい見解を受けて、無観客試合や感染未確認エリアでの開催、比較的規模の小さいJ3から段階的な再開案も全て選手の移動など感染リスクが伴うとされ、Jリーグの再開案は却下されました。
6月再開では全日程消化、1か月に6~7試合が必要
6月再開でも全日程消化には1カ月に6、7試合が必要といわれています。
再開がさらに遅れればリーグ成立条件の全体75%消化は極めて困難となります。
ルヴァン杯の縮小、天皇杯の退会方法の変更もありそうですねぇ。
中断期間は3カ月を超えることが確定。
DAZNとの契約問題も起きそうですよね。リーグ戦の70%以下の消化で放映権料契約の履行が…という問題もあるそうです。
もしもそうなった場合、お金の問題は今厳しいといわているサガン鳥栖以外も全部がアウトになる。
お金の問題は堅実経営のわれらが川崎フロンターレだって、例外じゃないかもしれません。
例えば以前の強化分配金(2018年の賞金の分配等)が入ってこないかもしれないし…今年の分配金がどこまで入ってくるかっていうのは大きい問題になりそうですよね。
7月再開案も視野に入れているそうです
Jリーグが7月再開案を可能性の1つとして検討していることも分かったそうです。
本来なら、6月1か2週の週末が再開の基準になるはずでしたが、7都府県に「緊急事態宣言」が発令されるほど、新型コロナウイルスの影響が日々拡大していく状況になっていて7月再開というのが現実味を帯びてきました。
JFAとも話はしていて、今年に限り、日本代表が活動する国際Aマッチデー中にも、Jリーグの公式戦を組み込むことの了承を得ています。
8月31日~9月8日、10月5~13日、11月9~17日は国際Aマッチデーで、延期になった22年W杯カタール大会アジア予選が入ります。
ですが、この時期にもJ1の試合は行われそうですね。
7月に開幕して、終わるのは2月になってもおかしくないよなー。
秋春制にしよう!みたいな話が出てきてもおかしくない。
ルヴァンかプの大会方式の簡略化も
国際Aマッチデーの期間中に基本、ルヴァン杯を入れる予定ですが、カップ戦の大会方式を簡略化し、リーグ戦を組み込む可能性もあります。
今年は降格がなくなったから、たとえ代表に選手が招集されて戦力ダウンしたとしても、リーグ戦を消化していくことの方が重要になる。ルヴァン杯は場合によってはトーナメントに切り替えるか、ホームアンドアウェーではなく1度の対戦にするとかで乗り切ることもある
とJリーグ関係者は話しているそうな。
Jリーグ創設以来の危機ですね。28年目ですが、ここまでJリーグというものの存続が危ぶまれたのは初めてかもしれません。
リーマンショックですらここまでじゃなかった。
ルヴァンはもしかしたら、グループリーグなくなって、総当たりトーナメントになるかもしれませんね。
20チームでのトーナメント。それでもう仕方ない気もする。
天皇杯の開幕戦日程も延期
日本サッカー協会は、天皇杯JFA第100回全日本サッカー選手権大会の開幕戦を延期すると発表しています。
せっかくの100回大会ですが、延期が確定。
5月末まで全ての主催事業(トレーニング、講習会、研修会、視察等を含む)を延期、または中止にすることを決定。
5月中に予定されていた競技会(高円宮杯U-18プレミアリーグ、天皇杯一回戦)等、個別の事業につきましては、日程の変更や修正について速やかに検討した上で、JFA担当部署もしくは所管の委員会・部会よりご連絡申し上げます
となり…5月23・24日の1回戦は開催延期。
そもそも、各都道府県代表決定期限を5月10日までとしていましたが、こちらも併せて延期。
まだ各都道府県代表も決まっていません。
延期となったことで今後難しい日程調整を強いられることになりそうです。
さぁ…どうなるか…。