【静岡】サイト選びに悩まされる「南伊豆夕日ヶ丘キャンプ場」〜4人家族で利用した場内設備と周辺スポット〜

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キャンプサイトから太平洋の広大な海を眺めることができて、夕焼けや満点の星空を楽しむことが出来る南伊豆の夕日ヶ丘キャンプ場。

いつか行きたい!と思って以前からキャンプ場の予約ページを見ていたのですが、気になっていたサイトに空き表示があったので即予約。

そんなわけで南伊豆の夕日ヶ丘キャンプ場に行ってきました。

今回は「南伊豆 夕日ヶ丘キャンプ場」について、4人家族で利用した場内設備と周辺スポットを紹介したいと思います。

目次(気になる項目をクリック)

基本情報

施設名:南伊豆 夕日ヶ丘キャンプ場

住所:静岡県賀茂郡南伊豆町伊浜2222

予約方法:ネット予約(2か月前の午前0時〜)

キャンプ当日

開国下田みなと

チェックイン開始の13時を目指してキャンプ場へ移動。

途中、道の駅「開国下田みなと」で昼ごはん。

下田バーガー

目当ては「Cafe&Hamburger Ra-maru」の下田バーガー。

大きな金目鯛のフライとチェダー&カマンベールチーズ入りで、食べ応え抜群のハンバーガー。

これを2つ買って、4人でシェア。

魚どんや

続いて「Cafe&Hamburger Ra-maru」の上のフロアにある「魚どんや」では、事前予約していた「金目のあぶり棒寿司(ハーフサイズ)」をテイクアウト。

店内で食事をするには、待ち時間を覚悟しなければいけない人気店なので、テイクアウトもおすすめです。

青木さざえ店で買い出し

道の駅「開国下田みなと」を後にして、続いて向かったのは「青木さざえ店」。

10年前にもセカチュー(世界の中心で、愛をさけぶ)のロケ地などを観光しながら「青木さざえ店」に立ち寄ったこともあったな…と思い出に浸りながら海鮮類をテイクアウト。

活きた伊勢海老をキャンプ場で食べたい!と思っていたのですが、捌く自信がなかったので、今回は伊勢海老の干物やアワビ、さざえ、塩辛などを購入。

お店の目の前には「弓ヶ浜海水浴場」がありましたが、ここは立ち寄らずにキャンプ場へ。

南伊豆 夕日ヶ丘キャンプ場

綺麗な景色を眺めながらの海沿いドライブで、気分良くキャンプ場に到着。

受付でチェックイン

坂を登って行くと「南伊豆 夕日ヶ丘キャンプ場」の受付らしき建物。

ここで場内説明を受けて、黒色サイトの2泊代金18,040円を支払ったらサイトへ移動。

C1サイト

今回、予約していたのはC1サイト。

以前にあった隣のC2サイトがなくなったことで、C1サイトはかなり広々としたスペース。

大きめのテント、タープ、車を入れても、まだまだ余裕がある感じでした。

C1サイトはキャンプ場のホームページでも神サイトとされており、サイトからの景色は最高。

椅子に座っていても視界を遮るものがなく、程よい高さから太平洋の広大な海を眺められます。

更にC1サイトは、トイレや炊事場、ゴミ捨て場所も近い距離にあり、立地も抜群。

ただトイレ上の展望台が真横にあるので、視線が気になる、トイレの臭いが少しする…というのが妻の意見でした。

展望台からC1サイトを見た写真

設営後はひと休憩

設営が終わったら売店で販売されていた地域限定のお酒を飲んでひと休憩。

その後はキャンプ場に向かう途中で購入したUNOで子供たちと真剣勝負。

最初はルールを覚えるために手札を表向きにしてやっていましたが、案外子供たちの飲み込みも早く、大人が普通に連敗しました。

心配していた風も当日は落ち着いていて、カードが吹き飛ぶようなこともありませんでした。

夜ごはん

UNOがひと段落したら、夕焼けの景色を楽しみながら夜ごはん。

夏は海に沈む夕日を見ることは出来ませんが、なんとも言えない綺麗な景色。

子供たちが喜ぶと思っていたアワビの踊り焼きは、気持ち悪い!と大不評。

それでも青木さざえ店で買ったアワビは柔らかくて絶品でした!

魚どんやでテイクアウトした「あぶり棒寿司」も絶品。どちらもリピ決定です。

食後は定番のマシュマロ。今回はBIGサイズ。

受付で販売されている薪

焚き火で使用する薪は受付で1カゴ700円(針葉樹と広葉樹のミックスタイプ)で販売されていました。

カゴから出してみるとこんな感じで、正直ちょっと割高感を感じるボリュームでした。

星空鑑賞

焚き火を少し楽しんだら、その後は星空鑑賞。

当日は新月だったので、月明かりもなく、肉眼でも天の川や綺麗な星空を見ることが出来ました。

いつか星を綺麗に撮影出来るようになりたい…

ハンモックに乗りながら星空を眺めていると、いつのまにか就寝。

普段、家のソファーで居眠りしてしまうのとは違って、とても良い気分で2日目へ。

2日目の朝

朝の景色は少しモヤッとしていましたが、雲海のような景色で、それはそれで良い雰囲気。

ねこねこ食パン

朝ごはんは数日前にスーパーで運良くゲット出来た「ねこねこ食パン」。

食後にはフルーツを食べたり、昨日覚えたUNOで遊んだり、午前中はテントでゆっくり。

昼ごはん

そして早めの昼ごはん。

このキャンプ場でやってみたかった「夕日が丘キャンプ場×伊勢海老」という最高に贅沢な組み合わせ。

いい感じに焼けたら実食!

海老みそをつけて、景色を眺めながら、ガーリックライスと食べたら、もう最高!

昼ごはんが終わったら、場内をお散歩。

まずは各サイトの確認をして、「次回は、どのサイトを利用したいか?」の視点での勝手にランキングをしてみました。(Aサイトは見れなかったので除く)

第3位 C3サイト

今回利用したC1の隣サイト。

C4サイトは電線がやや気になりますが、C3サイトは電線も気にならず、比較的C1サイトと同じような景色を眺めることができます。

C3サイトからの眺め

案外、C1サイトのテントやタープが景色を邪魔することはなく、むしろトイレ上の展望台から少し離れるので、C1サイトに比べて展望台からの視線が気になることなく過ごせそうです。

トイレの臭いなどの点でも安心して使用出来るのが良いところだと思います。

第2位 G3、G4サイト

眺めは高い場所にあるGサイトがやっぱり1番。

眺望だけなら最も高い場所に位置するG7サイトですが、

G7サイトからの眺め

トイレまでの坂道往復や電線が景色を邪魔しないことを考慮するとG3・G4がベスト。

G3サイトからの眺め

第1位 B3、C1サイト

区画スペースの広さ、眺望、トイレや炊事場、受付までの立地などの全てを満たしているサイト。

キャンプ場ホームページでもB3は女神サイト、C1は神サイトと表記しており、キャンプ場としてはC1が1番良いサイトという考えのようです。

C1サイトから見たB3サイト

予約を取るのも大変ですが、苦労をしてでも予約する価値のあるサイトだと思います。

サイトの確認が終わったら場内設備の確認。

トイレ

展望台の下のトイレは男女別に2つずつ。

虫も少なく、清潔感のある洋式トイレでした。

トイレによっては靴を脱いであがる必要があります。

Gサイトのトイレ

炊事場

蛇口ごとに仕切りが設けられている屋根付きの炊事場。

広々スペースで蛇口からはお湯が出るので、しっかり洗い物が出来ます。

シャワールーム

3分100円で利用出来るシャワールームが全部で4つ。

シャワー室前には洗濯機(1回300円)も完備しています。

シャワールームは清潔感があり、広々スペース。

家族4人が1度に入って、サッと済ませることが出来ました。

GAO CAFE(ガオカフェ)

キャンプ場を一通りお散歩したら、2020年7月にオープンした「GAO CAFE」で水分補給。

チェックイン時に100円クーポンを貰っていたので、忘れずに提出。

ガオスカとフラッペを注文して、飲み物を受け取ったらカウンターテーブルで景色を飲みながらひと休憩。

正直、そこまで期待していなかったのですが、どれも美味しい!

カップの「GAO CAFE」のロゴをよく見てみると、それぞれペンでちょい足しがされていて、可愛いロゴに子供たちも大喜びでした。

プラバルーン、お絵かき

自分たちのサイトに戻ったら、テントでゆっくり。

子供たちが最近ハマっているプラバルーンで遊んだり、

夕日の景色を見ながらお絵かきをしてみたり。

2日目も焚き火をしたり、星空鑑賞をしながらゆっくり過ごして最終日へ。

3日目の朝

3日目の朝はチェックアウトに向けて片付けをしつつ、「GAO CAFE」の朝食待ち。

前日、「coming soon!!」と書かれていたフレンチトーストの張り紙を見て、美味しそうだね…と子供たちと話していると、キャンプ場の方のご厚意で、翌朝作ってサイトまで持ってきてくれることになっていました。

大人たちは日本ミツバチハニーのフレンチトースト。

子供たちはチョコのフレンチトースト。

ロゴの目の部分をハートにしてくれていて、子供たちも大喜び。

朝食が終わったら、サイトでゆっくり過ごして、時間になったらチェックアウト。

IZUSORA BAKERY 下田店

チェックアウト後には「IZUSORA BAKERY 下田店 」へ。

キンメのコロッケバーガーや子供たちが好きそうなものを昼食用にいくつか購入。

龍宮窟

昼ご飯が調達できたら、龍宮窟へ。

上から下から洞窟の形状を確認したら、子供達が楽しみしていた「田牛サンドスキー場」へ歩いて移動。

田牛サンドスキー場

田牛サンドスキー場に到着すると、そこはプライベートビーチのような空間。

このサンドスキーは強風が海岸に溜まった砂を引き上げて出来る天然物だそうです。

強風に備えてゴーグルを持参していましたが、当日はそれほどの強風が吹くことはありませんでした。

サンドスキーの斜面は30度となかなかの迫力。

ただ道が整備されているわけでもないので、上まで登るのも一苦労でした。

砂の上を滑らないように堪えながら登っていくのですが、夏は砂がめちゃくちゃ熱い!

当日は裸足にサンダルで挑みましたが、砂がサンダルに侵入してくるので、熱くて立っていられませんでした。靴下やスニーカーなどがあると良いと思います。

上まで登ってみると、かなりスピードが出そうな傾斜。

ただ実際には全然滑ってくれず、ちょっと期待はずれでした。

登る労力に対して、滑り具合がイマイチだったので、2回トライしたあとは目の前の海で水遊び。

ひたすら海藻のようなものを海から拾い上げて、1時間。

何かが出来上がりました。

下田大和館

その後、着替えをして車で数分のところにある下田大和館の貸切温泉露天風呂「SPA VILLA」を利用。

今回利用したのは「松(PINE)」。

前室、シャワールームが手前にあり、トイレも完備。

冷蔵庫にはサービスで、大人はペットボトルの水、子供にはオレンジジュースも用意されていました。

存在感のある松とドーム型の屋根でおしゃれな空間が演出されていました。

ちょっと覗くと「多々戸浜海水浴場」が見えるのですが、逆に相手からも見えてしまう可能性もあるので女性の方は少し注意して入浴したほうが良さそうです。

お風呂でスッキリしたら、いよいよ帰宅。

子供たちのリクエストに応えて、下田駅前のマックでハッピーセットをテイクアウトして帰りました。

最後に

いつかは行きたいと思っていた南伊豆の夕日ヶ丘キャンプ場でしたが、キャンプ場の名前の通り、夕焼けの景色は自然と作業の手も止まり、時間を忘れて見惚れてしまいました。

そして夜には満点の星空。新月でタイミングも良かったですが、遮るものが何もなく、今回ハンモックに乗りながらをゆっくり過ごせた時間は最高でした。

なかなか予約も大変なキャンプ場ですが、なんとか予約を取ってまた伺いたいと思っています。

以上、「南伊豆 夕日ヶ丘キャンプ場」について、4人家族で利用した場内設備と周辺スポットの紹介でした。