パン用の型の材質と下処理の方法【フルーツ酵母・自家製天然酵母・パン教室|大阪・奈良・東京・名古屋・福岡】

パン作り

パン作りって楽しいですよね!
最初はホームベーカリーなどを使って、簡単に作っていたのに、だんだんとパン作りにのめり込んでしまって、自分で整形したくなる・・・

パン作りあるあるです(笑)

パンの道具を買う時に、ショップを見ると、たくさんのパン用の型があってどれもこれも欲しくなる。
そして、ついつい買ってしまう。
これもパン作りあるある。

そこで、パン用の方の種類とその材質、それに型を使用する前の下処理方法についてお伝えしたいと思います。

パン作りに使用する型について

パン作りに使用される型と言えば、すぐに思い浮かぶのは食パン型ですよね。
それ以外にもパン作りに使用される型はいろいろあります。

パン専用の型もあれば、お菓子用の型を使ってパン作りを行うこともできます。

それでは、パン作りに使える型はどんなものがあるのか、見てみましょう。

食パン型

食パン型は長方形、正方形、ラウンドなどいろんな形のものがあります。
長方形でも型の底が少しすぼまっているものや、底と上部が同じサイズのもの、スリム型など様々。

正方形は大小いろんなサイズのキューブ型が販売されています。

ラウンドは波型模様がつくものや、メッシュ素材などもあります。

くまやウサギの形をしている食パン型もあり、とっても種類が豊富なのが特徴です。

クグロフ型

お菓子の型のクグロフ型はパンにも使用できます。
真ん中が空洞なので、火通りが良いため使い勝手は良いです。

山のような形で側面に波型模様が入るのでお菓子パンにぴったりです。

マフィン型

マフィン型はかなり重宝します。
菓子パン、惣菜パンなど同じ形に仕上げたいときに使用すると使いやすいです。

フッ素加工したものが一般的です。

シリコン型

可愛い小型のパンを作るときに最適です。
私はシリコンのクグロフ型、マフィン型をパンの型として使っています。

セルクル

イングリッシュマフィンやバーガーバンズなど、同じサイズに仕上げたいパンを作るときに最適です。

プリンカップ・カップケーキ型

マフィン型のように同じサイズに仕上げたいときに使います。
一体型のマフィン型は一度に仕込める個数が決まっていますが、プリンカップなら個数を気にせず仕込むことができます。

ケーキ型

ちぎりパンのように大型のパンを型に入れて焼きたいときに使えます。
例えば、いつもはアルミカップなどに入れて一個ずつ焼くシナモンロールなどをケーキ型に並べてちぎりパンのようにしても面白いです。

パン作り用の型の材質の種類

パン作りに使われる型の材質は色々とあります。
ここではどんな材質の型があるのかを紹介したいと思います。

アルタイト(アルスター)

アルタイトとは鉄にアルミコーティングをした型のこと。
鉄は熱伝導がよく、アルミは錆びにくいという両方のいいところを持ち合わせた型です。

アルタイト型は使用する前に空焼きする必要があります。
使い始めはくっつきやすいですが、使えば使うほど型離れがよくなります。

プロアスター

プロアスターとはアルタイトに内面フッ素加工をしたもの。
型離れもよく、耐久性もあります。
プロの現場でもよく使われているものです。

高温で焼き付けを行っているので、高温で焼くパンでも問題ありません。
ただし、長期間使うことで、表面が摩耗して片離れがしにくくなることがあります。

アルミニウム

アルミニウムは鉄よりも熱伝導がいいのでお菓子作りの型によく使われています。
軽くて使いやすく、熱源を選ばないのが特徴です。

パンの型として使う場合は、そのまま入れると型に生地がくっつきますので、油脂を塗るか、クッキングペーパーを敷いて使いましょう。

シリコンゴム

シリコンは耐熱性、耐凍性があるので冷凍からオーブンまで幅広く使えます。
柔らかい素材なので、型からはずしやすいのが特徴。

ただし熱伝導が悪いので、焼成する場合は注意が必要です。

ステンレス

ステンレスは耐酸性があります。
そのため、錆びにくいのが特徴です。

ステンレスは鉄に比べて熱伝導が悪いので、生地がくっつく場合があります。
使用すると場合は油脂を塗って使用するといいでしょう。

フッ素樹脂加工・テフロン加工

フッ素樹脂加工やテフロン加工は熱回りが良く、焦げにくい特徴を持っています。
空焼きも必要なく、お手入れも簡単。

一部の商品では高温で使用できないものもあるので、購入の際には確認が必要です。
また、型が熱いうちに冷たい水をかけると、加工がはがれやすくなります。

※テフロンはアメリカ・デュポン社の登録商標です。

パン作り用の型の下処理方法とは

オススメのパン用型のほとんどは空焼きなどの下処理の必要がありません。
唯一、使用する前に空焼きをしなければいけない素材は

アルタイト(アルスター)

です。

ここでは、アルタイト素材の型の空焼き方法を紹介いたします。

アルタイト型の空焼き方法

1.何も塗らずに空焼きをする

本体とフタをスポンジで洗って、しっかりと水気を拭き取ります。
オーブンを170℃に予熱して、本体とフタは別々にして40分焼きます。

フタは生地に面する部分を上に向けて焼きましょう。

2.熱いうちに油脂を塗る

型が熱いうちにキッチンペーパーなどで生地が触れる部分の油や汚れを拭き取ります。
ショートニングやスプレーオイルを内側に薄く塗ります。

型が熱いのでやけどしないように軍手などをはめて作業するようにしましょう。

3.高温で焼きます

オーブンを240℃に予熱して15分焼きます。
これで空焼きの完成です。

いろんな型を使ってパン焼きを楽しみましょう♪

アルタイト型は空焼きしたばかりのあとは、しばらくパン生地がくっつきやすい状態が続きます。
最初のうちは、生地がくっつかないようにオイルを薄く塗って使用すると型離れがよくなります。

また、使えば使うほど油が馴染み型離れしやすくなりますので、油脂を塗らなくてもよくなります。

ステンレスは薄く油脂を塗って使用すると型にくっつくことはありません。
アルミニウムはクッキングペーパーなどを使用するといいですね。

ぜひ、いろんな種類の型を使用して、パン作りを楽しんでください!

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*大変申し訳ありませんが、ご自身で作られた酵母エキスの見極め等のご相談は一切お受けしておりません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

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