おじいクボマ~ル@青空保育園 since 2023

定年前に大学教授から保育園長に転身した「おじい」のブログです。誰にでも開放していますので、ご投稿も歓迎です!

その校則に「待った!」 by マッツU

2019-12-10 05:50:24 | 自由投稿
※ 「校則」が真に「校内生活上のルール」であるならば、そこで生活する児童生徒・教員・保護者の全員で話し合われ、決められるべきだと僕は思う。それが学校側からの一方的な強制や強要になってしまうのは、明治期以来のわが国の学校文化の名残だろう。僕たちには再度、国連の「児童の権利条約(1989)」に関する見直しと考え直しが必要だね。

 新聞の一面に『校則誰が決める?立ち上がる中高生』という記事が出ていた。内容は、学校から部活動への強制入部を強いられた一人の中学生が、ネットで賛同を集め、校則改訂に立ち上がったというものだ。
 確かに、部活動は自主的な参加によって行われるものであるから、嫌々する必要はない。このように、学校には首をかしげたくなる『ブラック校則』たるものがいくつもある。
 ブラック校則に反対する団体には、髪型の規則を破ると坊主にされる、女子の下着の色に指定があるなど、中高生からのリアルな声が多く届いているそうだ。
 私自身、中高の教師から髪の長さやスカート丈に関して、よく叱られた記憶がある。当時は納得し難い理由で、口酸っぱく注意をする教師にむくれていたが、今になるとルールならば仕方がないか、と翻弄されてしまう。このように、「ルールは変えられない」という考えは非常に危ない。未来の子どもたちの学校生活を、より窮屈にさせてしまう可能性がある。
 ブラック校則をなくすためには、子どもが自分たちを縛るルールに、疑問を持つ必要がある。教員を含め、その時代背景に合った校則を制定することが、これからの学校教育の基盤になると考える。


ブラック校則が子どもを委縮させる 推敲ed by くぼま~る
 「校則誰が決める?立ち上がる中高生」という新聞記事を読んだ。学校から部活動への参加を強制された中学生が、校則の改訂を求め、ネットでの賛同を集めているという内容だ。 部活動は自主的参加が原則であり、強要されるものではないから、当然のことだろう。
 ところが、「ブラック校則」とでも呼ぶべき理不尽な校則は、実際には少なくない。男子生徒の髪型、女子生徒の下着の色を学校側が一方的に指定するケース等である。
 私自身、何度も髪の長さやスカート丈について叱られてきた。当時は教員のしつこさに腹を立てていたが、今となると、「ルールなら仕方ないか」と心が揺れる。しかし、「ルールは変わらない・変えられない」との思い込みは、子どもたちを委縮させてしまう。自分たちの将来に、明るさや広がりが見出せなくなるからだ。
 子どもたちを不当に縛る「ブラック校則」に、教員やオトナたちは疑問を持ってほしい。時代や社会に合わせた校則に変えていく勇気が必要だろう。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 子ども目線から見えるもの b... | トップ | 疲れてイラつきガサガサして... »