アンチエイジングの秘訣は成長ホルモンと良い睡眠にあり

何だか近頃“寝不足のような氣がする”

と思っていませんか⁉

 

睡眠は健康に大きく作用しています。

 

私たちの身体を作っている細胞は、

日々傷ついたり死んだりする一方、

細胞を修復したり、

新しい細胞も生まれています。

 

そのサイクルを促すのが成長ホルモンです。

 

しかし成長ホルモンは加齢とともに減少してきます。

 

その成長ホルモンで、

細胞を修復するのが睡眠と大きく関係しているのです。

 

ここではこの関係を検証してまいります。

 

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目次

【大人と子供の成長ホルモンの違い】

例えば、子供の傷の治りが大人より早いのは、

成長ホルモンが大人より沢山分泌され、

ダメージを修復してくれるからです。

 

成長ホルモンは下垂体から排出されるホルモンで

代表的には、子供から大人へと成長する過程で、

身長や体型を変化させるということで知られています。

 

実は大人になってからの成長ホルモンは、

アンチエイジングやダイエットに抜群の作用があるのです。

 

年齢を重ねると睡眠が浅くなります。

 

これは成長ホルモンが不足するということなので、

アンチエイジングと深く関わってきます。

 

そんな大切な成長ホルモンについての情報をまとめてみました。

 

 

【成長ホルモンの基礎知識】

主要な成長ホルモンは191個のアミノ酸からなり、ヒト成長ホルモン遺伝子は17番染色体に位置する。 標的器官に直接働く場合と間接的に働く場合がある。間接的に働く場合、成長ホルモンが肝臓などにはたらきかけ、IGF-1(インスリン様成長因子-1、別名ソマトメジンC)を分泌させ、それらが標的器官に働きかける。           ウィキペディアフリー百科事典

 

◆成長ホルモンの効能

➀身長を伸ばす
②骨や筋肉をつくる
③諸器官の代謝作用
④アンチエイジング(老化防止) など

 

成長ホルモンは子供から大人へ成長する時だけではなく、

大人になってからも体のさまざまな諸器官代謝調節に関わります。

 

つまり一生を通じて人の身体には不可欠なホルモンといえるのです。

 

特に効能のひとつである代謝作用は大人の場合、

成人病や老化を予防し、

若々しい身体を保つために重要な働きをします。

 

 

◆成長ホルモンの代謝作用

・筋肉量を増やすことで基礎代謝をアップさせ太りにくい身体を作る。

・体脂肪やコレステロールを減らす脂肪分解作用で

ダイエット効果がアップする。

・骨量を増やすことで骨粗鬆症を予防する。

・糖を分解して身体のエネルギーを作ることで免疫力がアップする。

 

このような代謝作用により、

若々しく健やかな身体が作られ、

身体全体の機能アップにつながっていくのです。

 

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【成長ホルモンとお肌の関係】

お肌というのは、たっぷりの水分とそして

弾力のあるみずみずしい状態ですよね。

 

そんな肌を作り上げるのは、

保湿力のヒアルロン酸、

そして繊維細胞のコラーゲンなど美肌成分であることは

あなたもご存知ですよね!

 

しかし紫外線やストレス、

また加齢など様々な要因により

この美肌成分は日々ダメージを受け壊されてしまいます。

 

成長ホルモンは、

そんなダメージを受けたお肌をしっかりと修復して

肌機能を整え、

美肌成分の分泌を促す大切な働きをしてくれるのです。

 

つまり成長ホルモンの分泌は、

そのまま美肌につながるといっても過言ではないということですね。

 

 

【成長ホルモンの促進方法】

成長ホルモンの分泌量は、

年齢に伴って減少していきます。

 

しかしちょっとした知識と工夫で、

その減少を食い止め分泌を増やすことができます。

 

分泌のタイミングや、

促進する食べ物などをご紹介しましょう。

 

 

◆成長ホルモンが分泌されるタイミング

・睡眠に入って30分程度の頃、成長ホルモン分泌量は最大となります。

・運動後…運動後、体を休息状態にして3時間以内が分泌時間となります。

・成長ホルモンはずっと分泌し続けているわけではなく、

分泌されるタイミングがあり、それは運動後と睡眠中です。

 

睡眠は眠りの浅いレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠の2種類に大別されます。このレム睡眠とノンレム睡眠を1サイクルとして考えると1サイクルは約90分間とされ、このサイクルを一晩に4〜6回繰り返します。
朝方に向かうほどノンレム睡眠の時間が短くなり、レム睡眠が増えます。
そして少しずつノンレムとレムの睡眠サイクルが短くなり、通常自然と目を覚まします。これらの合計の睡眠時間は約7時間が標準となります。
7時間ほどで人は自然と目が覚めるような仕組みになっているのです。

 

私がこの頃、

よく約1時間半毎に目が覚めるのはこのためだったのですね^^

 

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【良い睡眠】

東洋医学:氣功では、

午後10時には就寝は寝ましょうと言われていますが、

昨今の半事情では、夜勤従事者や受験勉強、

生活習慣の乱れで、深夜睡眠者が増えています。

 

良い睡眠とは「ノンレム睡眠」のことです。

 

成長ホルモンは「ノンレム睡眠」といわれる

深い睡眠時に沢山分泌されるのです。

 

成長ホルモンは睡眠最初の3時間内が勝負と言われています。

その時間帯が午後10時から午前2時

「睡眠のゴールデンタイム」と言われている由縁です。

 

東洋医学では、

この時間帯に胆経、肝経が活発に働くと言われています。

 

成長ホルモンは、一日の中排出されていますが、

肝機能が活発になる夜12時頃が分泌のピークとなります。

 

加えて、眠りに入って1時間後に分泌が最も盛んになるので、

したがって、夜11時前には寝ることが理想なのです。

 

ところで東洋医学:氣功では、

「胆や肝の養生が大切」といわれています。

 

つまり、氣が胆や肝をめぐる時間帯に睡眠をとることが望ましいのです。

 

この氣は十二刻に従って体を運行していますが、

胆や肝をめぐるのが、

それぞれ子の刻と丑の刻で、

これは夜の11時から3時までに当たるのです。

 

興味深いのは、これがまさに西洋医学でいう

「成長ホルモンの分泌のピーク」と重なるのです。

 

成長期のお子さんをお持ちのあなたは、

この時間帯の睡眠で身長の伸びが促進されます。

 

睡眠のほかに食生活や運動も重要ですが、

よく眠ることのほか、十分な栄養を摂り、

活発に運動することです。

 

これこそが成長ホルモンの分泌を促すのです。

 

また、この時間帯にお肌の修復も促進されます。

 

それは成長ホルモンがどれだけ体内に排出されるかできまるからです。

 

「よく眠る子はよく育ち」「美人は寝ている間に作られる」のです。

 

 

◆適度な運動でよい睡眠を!

筋トレなどにより筋肉が壊れると、

それを修復しようと成長ホルモンが分泌されます。

 

激しい運動でなくて15~20分程度の養生氣功

「スワイショウ」でも効果は十分にありますよ。

 

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【成長ホルモンを促す食べ物】

・大豆食品、納豆、豆腐、豆乳
・魚介類(エビ)
・肉類(特に鶏肉)
・ナッツ類(カシューナッツ、くるみ)
・ゴマ   など

アミノ酸は細胞を作るのに不可欠な栄養素であり、

特にその中のアルギニンが成長ホルモンの分泌を活発にする

働きがあるといわれています。

 

上記の食べ物にはそのアルギニンが豊富に含まれています。

 

その他、牛乳、玄米、卵なども挙げられます。

 

ただ、成長ホルモンを促す食べ物は、

カロリーも高かったりしますから、

食べすぎには要注意ですよ^^

 

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【健康長寿と睡眠時間】

健康や長寿に関係する最適な睡眠時間は

7時間だといわれているのは

もうご存知ですよ㋧。

 

アメリカで行われた寿命と睡眠時間の関係を調べた大規模な調査では、

睡眠時間が7時間の人が最も死亡率が低く長寿だったそうです。

 

もちろん個人差はありますが、

睡眠時間がそれよりも短くても長くても、

寿命が短くなるとされています。

 

心臓病の発生率と睡眠時間の関係を調べた研究では、

7〜8時間睡眠の人が最も心臓病になりにくいという結果が出ています。

成長ホルモンは、1日の分泌量の約7割が睡眠中に分泌され、そのうち約7割が眠り始めの2、3時間に分泌されます。その後全身に行きわたり、6時間ほど掛けて働きます。このように成長ホルモンは7時間の睡眠時間で十分な機能を発揮することが分かっているので、アンチエイジングのためには7時間の睡眠時間を確保することが重要と言えるのです

 

まとめ】

いかがでしたか?

成長ホルモンを促進するには、

特別なことはいりません。

 

規則正しい生活をこころがけて、

よい睡眠をとり、

バランスのとれた和食生活、

適度な運動を取り入れた日々を送っていれば、

成長ホルモンはきっちり分泌されます。

 

そしてそんな生活が、

あなたを自然にアンチエイジングに導き、

心身共に若々しい健やかな健康長寿にしてくれることでしょう!

 

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あなた様の健やかな日々に、お役に立てれば幸いです。

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