先日、マンションのエレベーターの向かいに、あの黒光る昆虫がいました。
ひっくり返ってしまっており、手足とお尻をしきりに動かし、もがいておりました。
すっかり大きく育っていました。
もしかしたら他にも居るかもしれない…嫌だわと思っていましたら、さも当たり前という動きでオットが殺虫剤を浴びせかけました。
翌日の朝にはお亡くなりに。
黒い亡骸を、オットがホウキで掃き棄てていました。
あの虫が毒薬を浴びている最中、私は家でケビンと遊んでおりました。
うちの可愛いケビンは、玉を転がして遊んでおりました。
(書きながらあぁケビン可愛いぃぃと思っています)
私は生命の不平等を思いながら、愛する猫と遊んでおりました。
ゴキブリには生まれ変わりたくないわね。
遠藤周作の「海と毒薬」を読み終わりました。
ちょっと、再読しないと作者のメッセージが掴めないので、もう一度チャレンジします。
漠然としたものしか掴めない自分の「本を読む能力」の低さを感じます。
あとは同じ作者の「留学」と「沈黙」も読みたいな。
常からどう捉えたらいいのか持て余してる考えがあるのです。
日本人にとっての宗教とは?神とは?
母はキリスト教です(カトリック)
あ、家自体は仏教です。母が個人的に日曜学校に行ったり聖書を読んだり、洗礼を受けたりと、キリスト教の教えに傾倒しています。
しかしこの母からは、褒められたことも少なからずありますが、それを打ち消すには充分なほどの罵倒をされました。殴られもしました。
今は歳をとってそれは無くなり、逆に丸くなって「良い母」の顔をしています。
私も今更、せっかくの関係を壊すことはしません。
軽い毒親だった過去がある、くらいに捉えています。
子供の頃にはこんな言葉は浸透していなかったけれど、私はたぶん軽い発達の症状がありましたから、理解者もいないし、ノイローゼ気味だったのだと思います。
大人になった私に、そんな母が毛嫌いしている宗教に入信している親友が出来ました。
母も良い子だと認めざるを得ない性格です。
めちゃくちゃ辛い時期に、めちゃくちゃ支えになってくれました。
宗教の勧誘はありません。
キリスト教を素晴らしいと思ってる母からの罵倒と、母が嫌いな宗教信者からの心の支え。
発達気味の子供を育てるのは、それはそれは地獄だっただろう状況で、母が救いを求めたのが、キリスト教的な意味の「神」。
知り合った当時18歳で、どれほどの経験があるか分からない若い親友は、私にとっての救いの存在。
宗教って、なんだろう?
確定された答えなんて、無いんだろうけれど。
ケビンとオットが幸せなら、それで万事OKです❤
盆踊りの練習に余念がありません(笑)
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